入間市 外壁のコーキング工事で、美観・耐候性のバージョンUP♪


こんにちは!

夏もそろそろ終わりに近づき、
袖のある服が恋しくなってきました。

季節の変わり目、
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?


さて、前回に引き続き、入間市・K様邸のリフォームをご紹介します。
今回は、コーキング工事です。

前回の記事は、こちらから♪
入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
入間市 汚れをまずはすっきりと♪バイオ高圧洗浄でリフォームの下準備を

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コーキング、
またの名を「シーリング」ともいいますが、
どういった部分か、ご存知ですか?

コーキングは、こちらの赤い丸印の部分です。

IMG_3199(赤丸).jpg

サイディングボードをつなぐ、
ゴム状の部分ですね。

写真でも、黒く汚れて凹んでいる様子が確認できますが、
コーキングも劣化するんです。

外壁の塗り替え時期が10年目安だとすると、
コーキングの耐候年数は、
もう少し短くて、
置かれている環境や素材にもよりますが、7~10年くらい

年月を経ると、柔軟性がなくなって硬くなり、
このように凹んで、
コーキングが痩せる、という言い方をします)
亀裂が入ったり、剥がれてきたりします。



今回は、
コーキングを「打ち替え」という方法でリフォームします。

打ち替え、とは、
既存のコーキングを取り除き、新規に充填し直す方法です。
場所にもよるのですが、
外壁のコーキングは、基本的には打ち替えにより工事します。

新しいものにすることで、
耐候性や柔軟性が向上し、ひいては建物の耐久性もUP。
せっかく工事するのですから、
手間と時間はかかりますが、打ち替えがおすすめです。


(ちなみに、もうひとつの方法は「増し打ち」といい、
既存のコーキングに、新しいものを塗り重ねていく方法です。
繊細なサッシ廻りなどは、こちらの方法が推奨されます♪)




さて、実際の工程を見ていきましょう!

まずは、既存のコーキングを取り除きます。

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コーキングの側面に、カッターで切れ目をいれて、
1本1本剥がしていきます。


地道な、大変な作業です。
取り除いたコーキングは、ほら、このとおり!

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なんだか、もりそばのような...!


取り除いた場所に、新しいコーキングを充填しますが、
外壁が汚れないようテープで養生します。

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その後、プライマーという、
コーキングの密着性を高める下塗り剤を塗布します。

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数々の下準備を経て、
コーキングを充填し、このようにヘラでならします。

2023_07_14_18_04_59_098_10.jpg

その後、時間を置いてから、
テープをはがして完成です♪



サイディングボードをつなぎ合わせ、
雨水の浸入を防いだり
地震などで建物が揺れる場合、
その優れた柔軟性で
揺れによる衝撃を抑えてくれる、コーキング。

大切な役割を果たす場所ですので、
外壁工事の際、ぜひ一緒にリフォームして下さいね!


次の工程は、外壁塗装工事です。
どうぞお楽しみに♪





狭山市 劣化したサイディングボードのコーキングを打ち直します!


こんにちは!

前回に引き続き、狭山市・A様邸のリフォーム、
本日は、縁の下の力持ち・コーキング工事をご紹介したいと思います!


今までの記事は、こちらから♪
狭山市 キノコが生えたコーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
狭山市 リフォームの事始め~ガイソーパワークリーナーでバイオ高圧洗浄♪
狭山市 抜群の性能・シルキーG2を使った屋根カバー、換気棟を設置

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現地調査の際、
コーキングにいくつかの問題点が確認されました、A様邸。

例えば、ひびが入ったコーキング、

IMG_4831.jpg

今にも剥がれそうなコーキング、

IMG_4823.jpg

そして、極めつけは、
キノコが生えてしまったコーキングです。

IMG_4847.jpg


壁自体は、そこまで劣化していないようなのに、
なぜコーキングが...?と思いますが、

じつはコーキング、外壁よりも寿命が短いんです

環境にもよりますが、
5~10年ほど、とも言われています。

外壁は、だいたい10年を目安にリフォームの時期となるのですが、
それより少し短いですよね。


コーキングのみのリフォーム工事は、なかなか考えにくいと思いますので、
コーキングの劣化が気になり始めたら、
外壁や屋根も一緒に、リフォームを検討しましょう♪



それでは、既存のコーキングを取り除いていきます。

カッターで切り込みを入れて、1本1本剥がします。

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LINE_ALBUM_足立様邸_230519_15.jpg


剥がした後は、こんな感じです。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_14.jpg

溝の奥の方が、
青っぽくなっているの、わかりますか?

この青い部分は、バックアップ剤といい、
コーキングが密着しないようになっています。

左右と奥の3つの面、すべてがコーキングと密着してしまうと、
例えば地震などで大きく壁が揺れた場合、
その衝撃を逃すことができず、外壁がひび割れてしまうことがあります。

ですので、あえて奥の面を密着させず
コーキングの柔軟性を生かして、建物の揺れに対応することで
外壁を守っているのです


この溝まわりをテープで養生して、
プライマーを塗布します。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_12.jpg

プライマーは、
コーキングをしっかりと密着させるために塗る、
下塗り剤です。



コーキング材を注入します。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_11.jpg


コーキングを、ヘラでならします。

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その後、養生テープを剥がし、
乾燥させたら完成です。

これをすべてのコーキング箇所でおこなうのですから、
大変な作業ですよね!



それでは次の工程は、外壁塗装です。
次もお楽しみに♪







狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!


こんにちは!

日差しもだんだん強さを増し、
夏らしくなってきました。
クーラーなしではいられない暑い日もありますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、狭山市・A様邸のリフォームをご紹介致します。

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まずは、現地調査からです。

IMG_4713.jpg

全体の様子です。
白を基調とした、シンプルなお家です。

この距離では、
劣化らしい劣化は確認できませんが、
壁に触れてみると...

IMG_4818.jpg

指先に、白い粉が付着しているのがおわかりでしょうか?

これはチョーキング現象という、
塗膜劣化のサインです。

塗料が劣化することにより、顔料が分離し、
白い粉となって表出します。
塗装してから10年ほど経過すると出現する、この現象。
そろそろ、塗り替えの時期ということですね。



こちらには、コケが...。

IMG_4845.jpg

日当たりが悪い壁は、
水はけが悪く、このようにコケが生えてしまいます。



この画像では、コーキングにご注目下さい。

IMG_4822.jpg

コーキングとは、
サイディングボードをつなぐ、ゴム状の部材です。

ボード同士をつなぎ、
地震や強風などの影響による建物の揺れに対して、
柔軟に伸縮することで、
衝撃を和らげ、建物を影響から守ります。


A様邸では、画像の通り、
コーキングが痩せてしまっています。
この「痩せ」も、経年劣化により起こります

痩せて硬くなり、
コーキングの伸縮性が失われると、
本来の働きを存分に発揮することができません。


そしてここには、思いがけないものが...!

IMG_4847.jpg

コーキングが痩せて凹み、
その部分に水が溜まっていたのでしょうか。
水と養分を得て、キノコが生えてしまいました

残念ながら、見た目も良いとは言えませんね。


こちらは、ひび割れています。

IMG_4831.jpg

このひびから水が侵入することで、
雨漏りや建物内部の腐食につながります。

コーキングの打ち替えが必要です。



次に、屋根をご覧ください。
こちらは、高所カメラで撮影しております。

IMG_4723.jpg

全体的に色褪せ、剝げが確認できます。
塗膜が劣化している状態ですね。

塗膜が劣化しているということは、
見た目ももちろんですが、
屋根を守る性能が低下しているということですから、
リフォームによって、
防水性や耐久性などの効果を向上させる必要があります。


ベランダの様子です。

IMG_4727.jpg


IMG_4730.jpg

全体的に黒っぽく変色しており、
水がたまりやすい端っこには、コケが生えています。

また、横方向に、
床がひび割れている様子も確認できますね。
このひびから、
雨漏りが発生することもありますので、要注意。
修理およびメンテナンスを、早急に行う必要があります。


どうしても、築年数を経ると、
いろいろなところにガタが出てくるもの
それは、人間も同じですよね。

こまめなチェックとメンテナンスが、
お家を長持ちさせるコツです。


次の記事では、バイオ高圧洗浄の工程を、
ご紹介します!



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