東大和市で屋根葺き替え工事ROOGAと外壁塗装を行いました
D様のご要望 | 経年劣化による汚れが目立つので綺麗にしたい。 屋根が重い瓦なのも耐震性が気になる。(D様より) |
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施工事例データ
施工箇所 | 屋根・外壁・付帯部 |
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施工内容 | 屋根・葺き替え工事 外壁・塗装 付帯部・塗装 雨樋・付け替え 雨戸・化粧版貼り付け |
費用 | 約204万円 |
工期 | 約3週間 |
築年数 | 約35年 |
使用商材 | 屋根・ケイミューROOGA 外壁・ガイソーウォール無機F 雨樋・パナソニックPC50 |
ご提案内容 | 築35年という事もあり、経年劣化による外壁の汚れや黒ずみが目立っているようでした。ですが、外壁にはとくに大きな破損もなく塗装での メンテナンスで綺麗に仕上げる事ができるので塗装を明るめの印象で ご提案させていただきました。 屋根の方が重さを耐震性の事で気にされているようでしたので 今の和瓦風の印象を壊さず、なおかつとても軽量な優れた屋根材の ROOGAへの葺き替え工事をご提案させていただきました。 |
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施工前はこちら
既存のお家全体の様子です。 全体的に汚れが目立ってくすんでいる 経年劣化の状態ですね。 |
屋根は既存は瓦屋根です。 瓦はとても耐久性が高いので割れなどがない場合は メンテナンスも半永久的に行わなくて大丈夫な場合も ありますが、漆喰部分は剥がれなどが目立ちます。 漆喰は長く雨風や温度変化にさらされていますし、 台風などの強風や地震などによって建物や屋根、瓦が 揺れ動く事で漆喰が劣化したり剥がれたり割れたり します。漆喰部分は定期的にメンテナンスが必要に なります。 |
既存の外壁を近くでみてみると、経年劣化によるカビや苔の発生 が見られますね。 これは外壁の塗装の防水機能が劣化して塗膜がなくなっている 状態です。防水機能が失われると水捌けが悪くなりそこから カビや苔が発生する原因となったりします。 |
既存の雨戸です。 雨戸本体には大きな傷みは見られませんが、雨戸を収納する戸袋は木製なので 雨などに長年さらされている事もあり、少し木部の腐食や傷みが あるようですね。 |
施工中の様子
高圧洗浄の様子
まずは塗装の前にお家全体を高圧洗浄でしっかり汚れを落としていきます。 塗装の際は、古い塗膜や汚れなどをしっかり 落とし下準備を行う事で新たな塗装の仕上がりや持ちに影響します。 |
高圧洗浄の威力はとても強く、角度や向きを 考えてあてていかないと、返って既存の外壁や 屋根を傷めてしまう事もあるので、慎重に気を付けながら行っていきます。 |
屋根葺き替えの様子
セメント瓦を全て撤去していきます。セメント瓦はとても重量があるので耐震性には優れておりません。 ですので最近では瓦屋根から軽量の屋根へ葺き替える方も多くみられます。 一枚、一枚瓦を外していきます。 |
瓦を外すと木下地が出てきましたね。 古い胴緑も全部撤去します。 |
全て撤去して屋根の上にたまっていた砂埃や ゴミなどを撤去したら、新たに野地板を張ります。野地板は屋根の基板となる板なのでとても 重要です。普段は屋根基材やルーフィングシートなどで覆われてしまっていて、見えない部分になるので、屋根基材を撤去した時にしか メンテナンスは行えません。 |
野地板張りが終わったらルーフィングシートを 敷きます。 ルーフィングシートは防水シートの役割をします。このシートをしっかり施工する事により 屋根本体基材から流れ込んでくる雨水を屋根の 内部へ浸入させないようにしています。 |
いよいよ本体基材の施工です。 今回はケイミュー社のROOGA「雅」を使用します。 ROOGAは伝統的な和瓦みたいな見た目でとても 意匠性が高く、陶器瓦の半分以下の重さでとても軽量でもあり、耐震性にも優れています。 本体に四ヵ所、ビスで固定する穴があります。 一枚、一枚しっかり固定して設置していきます。 |
本体と同じ素材の棟がROOGAはあるので 最後に棟をしっかり取り付け、屋根の接合部分に雨水を侵入させないように固定します。 |
外壁塗装の様子
高圧洗浄を行い、下準備が整ったらまずは 下塗りをします。 下塗りをしっかり行う事で塗膜の剥がれを 防ぐ役割をし、現在の外壁の状態をしっかり 整えます。 |
続いて中塗りです。 今回はガイソーウォール無機Fという塗料を 使用しています。 期待耐候年数は20年あり、塗膜保証も10年の 無機成分とフッ素樹脂を融合させた、最上級の 無機・有機ハイブリット塗料です。 |
最後に上塗りです。 塗装の際は下塗り→中塗り→上塗り。と3つの 工程で塗装を仕上げていきます。 3回に塗りわける事で厚くしっかりとした塗膜を作り上げる事ができ、紫外線や雨にも強い 塗膜になります。 |
一塗り、一塗り手塗りローラー工法で仕上げました。 時間や手間はかかりますが、手塗りで塗装を 仕上げる方が一番、持ちもいいです。 |
付帯部塗装の様子
お家の細かい付属の部分も綺麗に塗装をします。まずは軒です。 鉄の素材になるので、ケレン作業を行い錆や 古い塗膜などをしっかり落としていきます。 鉄部は塗料の付着が悪い部分なのでケレンが 不十分なまま新たに塗装をしても、綺麗に塗装がのらず持ちもよくありません。 こちらも塗装の前にはしっかりケレンを行い 下準備をする事が大切です。 |
ケレンのあとは下塗りから行います。 付帯部も3段階で塗装を進めていきます。 |
軒の中塗り、上塗りです。 |
破風も塗装を行います。 破風も雨、風の影響を直接受ける場所になるので定期的にメンテナンスが必要です。 木素材の破風だと、傷みが酷すぎる場合は塗装でのメンテナンスができない場合もありますが その場合は板金巻きなどで対応する事もあります。今回は木部の腐食などもなく、塗装で対応できる状態でしたのでしっかり塗装を行っていきます。 |
雨樋付け替えの様子
雨樋は既存のものを全て撤去して新しく付け替えます。雨樋は本体が歪むや外れるなどの場合は本体ごと新たに取り付け直す方法でメンテナンスをさせていただきます。 ピンクの糸を張り、勾配をしっかり測ります。 |
新たにパナソニック社製のPC50を 取り付けました。 雨樋は屋根の上の雨水を適切な場所を通り、地上へと排水していくためにとても重要な役割を しています。 |
雨戸です。 既存の雨戸の戸袋は木製でした、こちらは戸袋の木部は木が傷んでいて腐食してる部分も多いので新たに合板を使い、 戸袋を作りなおして補修を行います。 雨戸は鉄製ですので通常通り、ケレンを行い 塗装で塗り替え綺麗に仕上げます。 |
戸袋が新しく完成しました。 木部の戸袋は経年劣化で木材が腐食などすると 歪んでしまい、雨戸がしっかり収納しきれなく なったり、スムーズに動かしずらくなってしまう事もあります。 |
施工が完了しました。
完成しました。 全体的に暖色的な色でまとめて暖かみのある明るい印象の お家へ生まれ変わりました。 |
屋根はケイミューROOGA「雅」
ROOGAは伝統的な和瓦風なデザインや洋風のデザインも演出できる「鉄平」とあり
お色も豊富です。
外壁もクリーム色ベースでとても明るく爽やかですね。
お家全体がワントーン明るく見えますね。
軒や破風もとても綺麗になりました。
あまり目立たない付帯部の部分でもせっかく外壁の塗装を行うのであれば
一緒に綺麗にメンテナンスをしてあげた方が、より一層仕上がりの
印象が変わってきます。
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