所沢市でコケだらけの外壁を洗浄、高耐久フッ素樹脂塗料でリフォーム
T様のご要望 | 外壁の苔が酷く劣化が気になるので、見て頂いて必要であればリフォームをお願いしたい。(T様より) |
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施工事例データ
施工箇所 | 屋根、外壁、付帯部、目地コーキング |
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施工内容 | 屋根・棟板金塗装 外壁・塗装工事 附帯部・塗装工事 |
費用 | 約115万円 ※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
工期 | 約2週間 |
築年数 | 約10年 |
使用商材 | 屋根塗装・ 外壁塗装・ガイソーカチオンシーラーNEO、 ガイソーウォールフッ素4FⅡ |
ご提案内容 | 外壁のコケ部分に関しては洗浄作業にてしっかりとそぎ落とした後、高耐久のフッ素樹脂塗料による塗装をご提案。屋根部分に関しては棟板金の塗装のみ行うことになりました。 |
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施工前はこちら
今回お伺いしたのはこちらのお宅になります。
外壁のコケや劣化が気になるので見てほしいとのことでしたが、
まずは屋根も含めて確認していきますので、
高所カメラを使用して屋根から確認していきます。
既存の屋根はアスファルトシングルの屋根材でした。
アスファルトシングルは表面に砂粒が施工・コーティングしてあり、
100年以上前から米国やカナダなどで普及、今では日本でも一般的になってきています。
外見は意匠性が高くオシャレで、機能性でも防水性・加工性も良い商材です。
また、ひび割れやクラックなどといった不具合も少ないのが特徴です。
近くまで寄って撮影してみますと・・・
防水性の高いアスファルトシングルですが、コケが発生してしまっています。
屋根材にはこうした防水性の高い屋根も、現在では多く出てきておりますが、
やはり時間の経過に伴ってその機能が落ちてきたリ、また日照時間の少ない
屋根の部分などにはコケが生えてしまう場合がどうしてもあります。
そのため、こちらは洗浄作業を行いしっかりとコケを落としていくことになりました。
また、屋根の棟板金部分は塗装によるメンテナンスを行います。
外壁部分も緑色のコケがかなり繁殖してしまっているようでした。
写真で見てもかなり広範囲に広がっているのが分かりますね。
こうしたコケは放置しますとコケがさらにまた水分を吸って繁殖し、
建材を腐食させ劣化させる要因となりますので要注意です。
発見したらなるべく早く洗浄などを行い対応するのが良いでしょう。
今回こちらは洗浄を行い、その後耐久性の高いフッ素樹脂塗料による
外壁塗装リフォームを行うことになりました。
施工中の様子
棟板金塗装
まずは屋根を洗浄した後、棟板金部分の色褪せがありましたので、今回はその部分を塗装していきます。棟板金は劣化してくると写真の様に褪色してきますので、定期的に塗装などのメンテナンスを行うことが望ましいです。 | 棟板金などの金属の塗装ではまずケレンなどを行いサビを落とします。そして表面をざらつかせることにより塗料の密着を良くしていきます。サビ止めが終わりましたら写真のように下塗り塗料を塗布し乾燥させます。金属も他の外壁や屋根材の塗装と同様に中塗りと上塗り塗料をしっかりと接着させるための下塗りは必要になります。 |
下塗りが乾燥しましたら中塗りを行っていきます。以前は塗装の工法としては吹き付けによる塗装もありましたが、現在ではローラーによる塗装が仕上がりも良いため主流となっています。 | さらに中塗り後は乾燥させ上塗りをしていけば完成になります!棟板金は特に雨や紫外線の影響により劣化、釘なども緩み剥がれやすく、 屋根頂部にあることから風の影響も受け、ボロボロに傷んでいると強風時に飛ばされ破片が飛散してしまうトラブルなども起きます。 飛散した棟板金は凶器になりますので、できれば定期的にメンテナンスを行い、耐久性も美観も維持していきましょう! |
コーキング打ち替え
こちらは現地調査で確認したコーキングの様子です。剥離が起きてしまっていますのでこのままだと雨漏りする危険もあるため、打ち替えによって新しいコーキングを充填していきます。 | まずは剥離していたコーキングを完全に剥がしてしまいます。既存のコーキングの上から新しいコーキングを充填する「増し打ち」という施工方法もありますが、今回の場合ですと、あまりにも既存コーキングが傷んでいましたので、 またすぐに剥がれてきてしまう事態になってしまいます。そのため、今回は全て剥がしてしまいます。 |
剥がした後はプライマーを施工しコーキングの密着を高めます。塗装でもそうですが、こうした下塗りなどでの下地処理がその後の耐久性や耐候性を決めるポイントとなりますので、手を抜かずに行っていきます。 | プライマーを施工したらその上から新しいコーキングを施工します。こうした既存のコーキングを剥がし新しいコーキングに替える工事を 「打ち替え」と言います。 こうしたサイディング間の目地以外にも窓サッシ周りのコーキングなども雨水などの影響で腐食し、ひび割れや剥離が起きてきますので、 外壁や屋根と一緒にチェックしメンテナンスなどを行いましょう! |
外壁塗装
棟部分の塗装、コーキングの打ち替え工事を終えた後は、外壁塗装工事へと入っていきます。 作業はまず下塗りから行っていきます。下塗りは後から塗るメインの中塗り、上塗り塗料の密着効果を高めるために重要な下地処理の一つになってきますので、念入りに施工していきます。 |
下塗りが終わりましたら中塗りを行っていきます。今回使用している塗料はガイソーウォールフッ素4FⅡです。こちらは従来のフッ素塗料からまたさらに耐久性や耐候性が向上した 新しいフッ素樹脂塗料になります。 |
さらに中塗りを乾燥させたら上塗りも行い仕上げていきます。ガイソーウォールフッ素4FⅡは親水性塗料になりますので、耐候性だけでなく汚れが雨水で洗い流されるセルフクリーニング効果もある優れた塗料になっています。 また、弾性塗料でもありますので、地震などで起きるひび割れも抑制する効果がありますので、普通のフッ素塗料に比べておススメになります。 |
上塗り後も十分に乾燥させたら完成になります。フッ素樹脂塗料や無機塗料などの高グレードな塗料は、最初のコストとしては高いというのが難点ですが、その後のメンテナンス費用を抑えられるという点では経済的な部分も重視される方にはよい塗料と言えます。 長く建物の美観や耐久性を維持したい方はぜひご検討してみて下さい♫ |
附帯部塗装
附帯部はまずは写真のような雨樋と呼ばれる部分から塗装していきます。雨樋にも種類はありますが、こちらは横方向の樋「軒樋」の部分です。屋根から流れてくる雨水を集める重要な部分になります。 | 軒先の水切り板金も塗装していきます。先ほどの軒樋もそうですが、軒先部分は雨水が流れてきますので、劣化しやすい部分となります。こちらも塗装でしっかりメンテナンスを行います。 |
雨樋は近年多くなっている豪雨などの被害を少しでも抑えるため、できれば定期的にメンテナンスや補修を行っておきたい箇所になります。 ひび割れや破損以外にも塗膜の剥がれや歪みなども起こってきましたら劣化が進行しているサインになりますので、ぜひ点検してみて下さい♫ |
軒天も写真の様にローラーを使用し手塗りで丁寧に塗装していきます。軒天部分も雨水などの影響により、塗膜剥がれや傷みが起きやすく、 酷い場合には穴が開いてしまったりすることもあります。 |
こちらも下塗り、中塗りと繰り返し重ね塗りを行います。こうした重ね塗りを行うことでより塗膜が厚くなりますので、耐久性も向上し、その分建物も長く守られることになります。軒天は補修の方法としてはこうした塗装によるリフォーム以外にも、さらに傷みが酷い場合にはカバー工事、また穴が開いてしまった場合には軒天板の交換工事なども行うことができます。 | 塗装後はしっかりと乾燥させていきます。こうした下塗り、中塗り、上塗りの後には乾燥時間もしっかりと設けておきませんと、十分な塗料の密着効果、耐久性が得られません。施工業者がこうした点にも配慮し塗装工事を行っているか、ぜひ一度ご確認をしてみてください! |
施工が完了しました
全行程の工事が完了しました!
屋根にこびりついていたコケは洗浄でキレイになりました!
棟板金も塗装して耐久性がアップし、強風時に剥がれる危険性も少なくなりました。
コケが広範囲にこびりついていた外壁部分も洗浄ですっかり見栄えが変わり、
フッ素樹脂塗料による塗装リフォームでカビやコケ、汚れに強い建物になりました!
目地コーキングの打ち替えもしっかり行いましたので、防水面も安心です。
軒天、雨樋などの付帯部も塗装により見栄えが良くなりました!
耐久性も良くなりましたので悪天候時も安心です。
附帯部塗装は他にも破風、雨戸、濡れ縁、庇などの部分も行っておりますので、
気になる建物部分の劣化がありましたら、ぜひお気軽にご相談下さい!
ベランダなどの防水工事も行っております。
今回は屋根の棟塗装工事、外壁塗装、付帯部塗装などの工事を行い、
総工費でおよそ115万円の施工費となりました!
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。
あらかじめご了承下さい。
ガイソー所沢店では幅広く住まいのリフォームやメンテナンスを行っておりますので、
ぜひお気軽にお見積り、ご相談下さい♫
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