- HOME
- スタッフ現場ブログ

日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します
こんにちは!
今回は、前回に引き続き、
日高市・O様邸の屋根工事について、ご紹介します。
前回は、ルーフィングシートを張り、
セネターにより屋根カバーを施工致しました。
今回は、換気棟の設置をします。
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
→日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
→日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー
*****************************
換気棟とは、
屋根裏に集まった、熱や湿り気を帯びた空気を排出し、
外の新鮮な空気と交換する装置です。
屋根裏は、太陽からの熱を受けた屋根から伝わる熱や、
お風呂や台所、人間の呼気から発生する熱が上昇し、
集まってきます。
この熱や湿り気を帯びた空気により、
夏は猛烈に熱くなりますし、
冬は気温差による結露が、大きな問題となります。
熱や湿気を帯びた空気が滞留することにより、
木造住宅の基礎部分を腐らせてしまったり、
屋根裏の熱が居住空間にも伝わり、室温も上昇。
建物にも、人にも負荷がかかり続けます。
このような、住空間に悪影響のある空気を、
屋根の頂点から排出し、
軒先や換気棟から、涼しい空気を取り入れる部材が、
換気棟です。

換気棟の部材が取り付けられました。
その後、さらに上に、カバーとなる部材が設置されるのですが、
屋根のてっぺんに穴が開いていますよね。
ここから、屋根裏の空気が排出されます。
ちょっと違う角度から見てみましょう。

換気棟の部材、厚みがあるのがわかりますか?
換気棟の部分を拡大してみますね!

少しわかりづらいかもしれませんが、
換気棟の厚みの部分に、細かな穴が開いているんです。
ここから屋内の空気が排出されます。
この仕組み、わかりやすく解説された画像が、
ケイミュー株式会社様のHPに掲載されておりましたので、
画像をお借りしました。(ケイミュー株式会社様、ありがとうございます!)
画像は上から、夏・冬バージョン。
右側が、換気棟ありの場合です。


(引用元:ケイミュー株式会社)
換気の流れがよくわかりますね!
「頂上の穴から雨水は入ってこないの?」という質問がたまにありますが、
雨水が入ってしまった場合でも、
きちんと屋外へ排出される仕組みとなっているので、ご安心を。
本当によく考えられた構造です。
屋根のリフォームをお考えの際は、
ぜひ換気棟の設置をご検討ください♪
それでは、次も興味深いリフォームです。
煙突のリフォームについてご紹介致します!

日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー
こんにちは!
今回は日高市・O様邸の屋根カバー工法によるリフォームをご紹介します。
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
→日高市・O様邸 数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
*****************************
まずは、屋根の棟板金を撤去します。
棟板金とは、
屋根の頭頂部に設置された板金のことです。

その際、細かなゴミが出ますので、
丁寧に掃除をします。

その後、屋根の下葺き材として、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。

使用致します商材は、カッパ23。
釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートです。
■釘穴シール性
シートを固定するために釘を打つのですが、
釘穴シール性により、シートが釘をぎゅっと締め付け、
釘と穴の間のすき間を出来にくくします。
それにより、水が屋根に侵入するのを防ぎます。
■寸法安定性
温度や湿度などの影響による、寸法および形状の安定性のこと。
これが優れているということは、
外的環境により伸縮する度合いが少ない、ということです。
ルーフィングシートは、屋根の防水において重要な部材です。
これから設置するセネターの防水効果も素晴らしいものですが、
それに頼ってばかりですと、屋根に大きな負担がかかります。
よって、屋根材だけでなく、
ルーフィングシートによる防水も併せ、
屋根全体の防水効果を上げていきます。
次に、屋根材のセネターを設置します。

一気に屋根がグレードアップしますね!
デグラ・セネターは、
GAISO所沢店において、いち押しの屋根材です。
見た通りの美しさもさることながら、
耐久性もピカいち。
2019年の千葉県南部を襲った台風15号、
観測史上最強クラスの、まだまだ記憶に新しい台風ですが、
多数の屋根被害があった中、
セネターの屋根被害は、全くなかったそう!
それもそのはず、
セネターは、風速70m/sの風圧実験をクリアした商材。
その品質の高さが実証されたというわけです。
(ちなみに、この千葉の台風15号は、最大瞬間風速48.8m/sでした)
しかも、材料品質保証が30年ついております。
品質の高さが長く保証されるのですから、安心も倍増!ですね。
...すみません、この後換気棟が設置されるのですが、
長くなってしまったので、一旦小休止。
続きは、次の記事でご紹介しますね!

日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
- 投稿日:2023年 5月14日
- テーマ:ガイソーパワークリーナー / バイオ高圧洗浄 / 外壁 / 高圧洗浄
こんにちは!
日高市のO様邸のリフォーム、
今回は、高圧洗浄の様子です。
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
*************************
まずは、ガイソー自慢の、
ガイソーパワークリーナーを準備致します。


高圧による洗浄、というだけでなく、
バイオの力を利用し、
外壁・屋根の特殊下地洗浄剤として、
独自開発された、ガイソーパワークリーナー。
今までの洗浄剤では落とし切れなかった、
カビや苔などの微生物による汚れを、根っこから取り除きます。
※お客様の大切な植栽に影響する場合もありますので、
心配な場合は、お声がけください。
汚れの度合いによって、
洗浄剤の希釈割合を変えていますので、
効率的に汚れを落とすことが出来る、自慢の洗浄剤です。
オリジナルの洗浄剤を使い、
これからリフォームする場所を、まんべんなく洗浄します。


洗浄の手順といたしましては、
①水養生
洗浄液をしっかりと塗装面に浸透させるため、たっぷりの清水で塗装面を濡らします。
②洗浄散布
高圧ホースにより、バイオ洗浄剤を散布します。
散布量が多くても効果に変わりはないので、均一に散布するのがポイントです。
③水洗い
洗剤を散布した後、5~10分ほど時間を置いて反応させた後、
清水で洗い流します。
洗い残しのないように、目を配りながら水洗いします。
この洗浄だけでも、かなり綺麗になりますよ!
バイオの力による殺菌・消毒効果で、
微生物の育成を抑えますので、美観が長く持続します。
外壁の下地処理が甘いと、
その後の塗装に大きく影響します。
場合によっては、1~2年で剥げてきてしまうというケースも...
せっかく良い塗料を使用していても、
すぐに剥がれてしまうのでは、勿体ないですよね。
洗浄は、数年後にその違いがわかる、大切な工程なのです。
