所沢市で外壁タイルの剥落防止工事と屋根の部分補修リフォーム
M様のご要望 | タイルが剥がれたり割れたりしているため点検してほしい、また補修も行ってほしい。(M様より) |
---|
施工事例データ
施工箇所 | 屋根、外壁、付帯部 |
---|---|
施工内容 | 屋根・部分補修 外壁・タイル張り替え、塗装工事 |
費用 | 約490万円 ※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
工期 | 3週間 |
築年数 | 約10年 |
使用商材 | 屋根・ 外壁タイル・LIXILクレイテッセラⅡ 外壁塗装・ガイソーウォールフッ素 |
ご提案内容 | 屋根は一部破損が見られたため補修工事を行うことをご提案しました。 また、外壁タイルに関しては浮きがある部分を打音検査にて調査し、剥落防止工事を行い張り替えを行うことをご提案しリフォームを行うことになりました。その他、タイル部分以外の外壁はフッ素塗料による塗装リフォームを行いました。 |
---|
施工前はこちら
お伺いしたのはこちらのお宅です。
お問い合わせで外壁のタイルが剥がれたり割れたりしているため、
点検・補修をお願いできないか?とのことでした。
そのため、実際に現地にお伺いして建物の状況を
1つずつ確認してまいります。
まずは屋根の状態も確認していきます。既存の瓦は瓦屋根のようでした。
瓦屋根の中でもフラットな形状の洋風瓦である平板瓦です。
撮影させて頂くと・・・屋根の一部に破損が見られました。
軒先部分の瓦屋根部材が破損、その下の下地も見えてしまっています。
このような状態を放置してしまいますと、雨が降った際には下地まで
雨水が浸透してしまい雨漏りに繋がる恐れがあります。
そのため、屋根はこの部分を一部補修という形でメンテナンスを行うことになりました。
また、外壁のタイルの状態が割れたり剥がれたりしているとのことでした。
確認してみると、やはり写真のようなひび割れ(クラック)がありました。
そのため、このようなひび割れ部分に関しては張り替えにより補修作業を行っていきます。
タイル以外の外壁部分も手でこすってみると、写真の様に白い粉が付着し、
チョーキング現象(白亜化)が起きていることが分かりました。
このチョーキング現象は太陽の紫外線などの影響により外壁表面の塗膜が
劣化してきた場合に起こる劣化のサインです。
防水性の低下を示しておりますので、早めに塗装などのメンテナンスを行う方が良いでしょう。
今回は塗装によるメンテナンスも行っていきます。
施工中の様子
打音検査
現地調査で瓦屋根の破損、外壁の汚れを確認しましたので、続いてどのタイルが剥離していて張り替えるかをチェックしていきます。検査する時には「打診棒」と呼ばれる道具を使用していきます。 | 一枚ずつ横にこすったり、もしくは叩いたりしながら確認します。このような検査を打音検査と呼び、剥離したタイルを叩いたりこすったりしたときには明らかに音が変わります。 その音で張り替えるべき劣化したタイルを見極め、チェックしていきます。一見すると剥がれ落ちそうなところは分かりませんが、正常そうでも実は劣化してきていて落ちそうな危険なタイルもあるんですね。 |
剥がれ落ちそうなタイルは写真の様にテープで目印をつけておきます。こうすることで後々の張り替え作業を行うときにスムーズになります。 外からは分かりにくい下地の傷みや劣化は、こうした点検やチェックで分かりますので、ぜひご自宅の外壁の状態が気になりましたら、一度業者などに頼んでチェックしてみてもらってください! |
こちらのお宅は現地調査で剥がれ落ちた箇所以外にも、かなりの部分が剥がれ落ちそうになっているようでした。そのため、次にテープで目印をつけた剥がれそうなタイルを工事道具で剥がし、そして新しいタイルを張り付け施工します。 |
外壁タイル剥落防止・張り替え工事
打診検査で剥がれ落ちそうなタイルを確認しましたので、その部分を剥がしていく作業をおこないます。このような外壁やコンクリートを剥がしたり、壊したり、穴を開けたり削ったりしていく作業のことを「斫り(はつり)作業」と言います。作業は写真の様にノミや金づちを使用したり・・・ | また上の写真のような電動のはつりハンマー(電動ハツリ機とも)を使用します。電動だと楽そうな作業に思いますが、意外に振動を抑え込んだり、正確に剥がしたい箇所にあてたりするににかなり力がいる肉体作業です。 |
その他にも写真のような「ディスクグラインダー」と呼ばれる切断機も使います。こちらはDIYなどをしている方ならご存知かもしれませんが、先端のディスク部分を換えることで、切断以外にも研磨したり削ったりもできます。 そのため、用途によって様々な素材でできたディスクを使用し工事作業を行っていきます。 |
剥がれ落ちそうになっていたタイルの斫り作業が終わりました!意外に沢山ありましたのでかなりの手間・時間がかかりました。しかしながら、剥がれ落ちたタイルはその下にあるモノや通行人に被害を与える恐れがありますので、こうした点検や斫り、補修作業は重要です。 |
タイルは一枚一枚モルタルによって張り付けていきます。そのため、次にむき出しになったコンクリート部分の左官工事を行います。こうしたタイルの剥がれを防止し補修する工事のことを「剥落防止工事」と言います。鏝(こて)を使用してムラなくモルタルを均していきます。 | さらに下地の漏水を防ぐためのコーキング補修(捨てコーキング)も行い補修をしていき防水性を高めていきます。こちらもコーキングはヘラも使いながら均していきます。 |
こうした下地部分の処理も適切に行っておきませんと、新しくタイルを張り付けてもすぐにまたタイルが浮いてきてしまい、またタイルが剥落してきてしまう危険性が出てきてしまいます。 | 最後に新しいタイルを張り付けていけば完了です!施工したのはLIXILの「クレイテッセラⅡ」という土の素材感が柔らかな風合いを出してくれるタイルになります。 ガイソー所沢店ではこうした外壁タイルの補修や点検、剥落防止工事を行っておりますので、お気軽にご相談下さい! |
屋根補修工事
次に現地調査で確認した写真のような平型の瓦屋根の補修工事を行います。このような屋根瓦の破損は放置してしまいますと、破損した部分から雨水などが浸透してしまい雨漏りなどが起きてしまいます。 | まずは下地の状態を確認していきます。今回は問題ありませんでしたので、その上から新しい防水紙を施工します。屋根の構造はなかなか知る機会がないかと思いますが、基本的には下地となる野地板、そして写真のような防水紙、そしてその上から屋根材という3つの部材から成り立っています。 |
防水紙の上から新しい瓦屋根材を施工していきます。瓦屋根材にも実は色々な形があり、こちらは平らな形であることから平型、またフラットの意味合いで「F型」の瓦とも言われたりします。 | 無事、屋根の部分的な補修工事が終わりました! ガイソー所沢店では大掛かりな屋根の葺き替えやカバー工事以外にも、こうした部分的な補修・メンテナンスなども行っております。 |
高圧洗浄作業、養生作業
屋根補修工事を終えましたので、最後の外壁塗装前に高圧洗浄作業を行い塗装の工事を行っていきます。まずはエントランス前の屋根部分からです。この部分は塗装はしませんが洗浄で汚れなどを洗い落とします。 | 汚れていた瓦屋根、またタイルやそれ以外の外壁部分もしっかりと付着していた汚れ、カビを落とします。高圧洗浄であれば根深いカビや汚れを落とせますので、現場調査などで汚れが酷いことが確認された場合には、洗浄だけでもかなりキレイになるケースも比較的多いです。 |
そして、外壁塗装に入る前に必ず養生作業を行っていきます。養生の作業には写真のような養生用シートを使っていきます。ノンスリップマスカーと呼ばれる滑り止めがついたもので、転倒などの危険性を減らすために敷いていくものになります。 | 家全体も飛散防止ネットでしっかりと覆っていきます。こうしてご近所への塗料の飛散を抑える対策を取ることも重要です。さらに、お客様宅の車や植物、その他ご近所の方の車なども状況によっては専用のシートにてカバーし塗料飛散を防ぎますので、塗装業者がこのような養生を適切に行っているかも確認してみて下さい♫ |
外壁塗装
最後に外壁塗装の工事を行っていきます。 まずは上の写真の様にローラーを使用しての下塗り作業からです。外壁、そして破風などの附帯部部分もしっかり塗装していきます。この下塗りの作業は塗装の工程においては重要な下地処理になります。塗料の密着を高めるためには必ずこの下塗りを行わないと、後から塗布する塗料が耐久性を保てませんので丁寧に施工します。 |
続けて、中塗り、上塗りと重ね塗りを行うことで塗膜を厚くして塗装の耐久性を高めていきます。今回、使用しているのは「ガイソーウォールフッ素」というフッ素塗料です。 |
軒天や鼻隠し、破風などといった付帯部もしっかりと塗装を施していきます。 こうしたフッ素塗料は六本木ヒルズなどの大型な商業施設やビルなどで使用されている非常に耐久性の高い塗料になりますので、長く建物の美観や耐用年数を維持したいという方にはおススメになります。 |
中塗り、上塗り間でしっかりと乾燥させて塗膜を厚くし、上塗り後も完全に乾燥したら塗装工事も完了です! ガイソーウォールフッ素は親水性塗料ですので、汚れが付着しても雨水などで洗い流されるセルフクリーニング効果もあります。さらには建物のひび割れも抑制できる柔軟性の高い弾性塗料ですので、近年多い地震での建物の被害を低減させたい方にも良いでしょう。 グレードの高い塗料ですので費用は多少高くなりますが、比較的人気で施工される方も増えている塗料になります!気になる方はぜひ、ガイソーウォールフッ素もご検討してみて下さい♫ |
施工が完了しました。
こちらが施工完了後の外観になります。
外壁タイルで剥がれていた箇所、浮きがあった部分は全てキレイに張り替えました。
これで安全性も保たれ、建物自体の耐久性も向上しました!
タイル以外の外壁部分、付帯部などもグレードの高いフッ素塗料でメンテナンスをしましたので、
防水性、高耐候性となりより長く建物の美観を維持できるようになりました。
全体の外観になります。屋根も破損していた部分は補修し、汚れは高圧洗浄で
落としましたので色も少し明るくなった印象になりました。
今回は屋根補修、外壁塗装、外壁タイル剥落防止工事(張り替え)、付帯部塗装工事などの工事を行い、
総工費でおよそ490万円の施工費となりました!
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。
あらかじめご了承下さい。
ガイソー所沢店ではこうした屋根補修やカバーのリフォーム、
外壁タイルの補修や点検、付帯部塗装、防水工事など
幅広く住まいのリフォームやメンテナンスを行っておりますので、
ぜひお気軽にお見積り、ご相談下さい♫
BEFORE | AFTER |
- 所沢市事例一覧はこちら
- フッ素塗料事例一覧はこちら
- 地域で選ぶ事例一覧はこちら
- 埼玉県事例一覧はこちら
- 外壁タイル張り替え事例一覧はこちら
- 外壁・屋根リフォーム事例一覧はこちら
- 部分補修事例一覧はこちら
- 施工事例一覧はこちら