超軽量屋根材でのカバー工事、外壁塗装、ベランダ防水工事 入間市
N様のご要望 | 屋根が古くなってきてしまっているので、葺き替えかカバー工事を検討している。(N様より) |
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施工事例データ
施工箇所 | 屋根、外壁、付帯部、ベランダ |
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施工内容 | 屋根・カバー工事 外壁・塗装工事、目地コーキング補修 附帯部・塗装工事 ベランダ・防水工事 |
費用 | 約180万円 ※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
工期 | 約3週間 |
築年数 | 築20年 |
使用商材 | 屋根・セネター 外壁塗装・ガイソーウォール無機F 外壁目地・SRシールNB50 ベランダ・オートンウレアックスHG |
ご提案内容 | 屋根は傷んではいましたが、下地としては利用できそうでしたので軽量の屋根材を使用してのカバー工事をご提案しました。また、外壁はコケの汚れがかなりありましたので、洗浄を行った後、耐久性の高いハイグレードなフッ素塗料での塗装をご提案しました。 |
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施工前はこちら
今回は入間市にあるこちらのお宅に現地調査でお伺いしました。
築20年で屋根に大分傷みが出ているようなので見てほしいとのことでした。
高所カメラを使用して普段は見れない屋根の状態からまずは確認していきます。
既存のスレート屋根は写真のようにかなりボロボロの状態でした。
このままですと破損したスレート屋根材が自宅、さらに近所にも飛散してしまう恐れもあります。
より近くで撮影した写真になります。
既にかなりスレートが剥がれて浮き上がってしまっている箇所がかなりありますね。
雨樋は汚れてはいますが大きな破損などはありませんでした。
続いて外壁の様子を確認していきます。
既存の外壁はモルタル部分と窯業系のサイディングボードの部分がありました。
見ていくと緑色のコケが付着している箇所が多くありました。
さらに外壁を手でこすってみると写真のようなチョーキング現象も確認されました。
この現象は外壁の塗膜が防水性を失ってきているサインになりますので、
こちらも早めにメンテナンスを行った方が良いでしょう。
そのため、現地調査を行った結果こちらのお宅は
屋根は下地を利用してのカバー工事、外壁は目地コーキングの補修を行い
耐久性の高いハイグレードな塗料を使用して外壁塗装を行うことになりました。
また、ベランダ部分も一緒に防水工事を行います。
施工中の様子
高圧洗浄
まずは写真のように汚れた外壁や屋根を洗浄していく作業から開始します。洗浄には専用の高圧で水を噴出できる洗浄機を用います。 | 水圧は強すぎず、弱すぎず調整を行い洗浄を行います。DIYなどでもされる方が多いと思いますが、強すぎる水圧は逆に外壁面を傷めてしまうこともありますので注意が必要です。適切な水圧でコケなどの根深い汚れを落としていきます。 |
屋根も同様に洗浄していきます。屋根も日が当たらない箇所を中心にコケや藻が発生することがあります。カバー工事ですが、下地となる部分ですので最低限の下地処理は行っていきます。 | 角度もあり、かつ水で濡れている屋根は滑りやすいですが、慎重に丁寧に洗浄の作業は行っていきます。屋根塗装や外壁塗装を行う際には、こうした下地処理が塗装の仕上がりに左右しますので念入りに行います。 |
屋根カバー工事
洗浄が終わりましたら屋根カバー工事から行っていきます。まずは下地のスレート屋根に防水紙を施工していく下葺きを行っていきます。使用するのは日進工業の「カッパ21」です。 | 軒先から隙間なく並べて覆いかぶせていきます。この防水紙は改質ゴムアスファルトルーフィングという耐熱性、耐寒性も高く、また防水性も非常に高いシートになります。 |
防水紙の下葺きが終わりましたら新しい屋根材をカバーにより施工します。今回使用するのはデグラ社の超軽量屋根材「セネター」です。こちらも軒先から順番に一枚ずつ固定させていきます。 |
セネターはインターロック工法と呼ばれる独自の施工方法で屋根材を留めるタイプの屋根材です。まずは下地となる屋根や野地板にビスで固定、そしてさらに屋根材タイル同士もビスで緊結することで、強風でもめくれない耐風性を確保しています。 |
さらに、表面の天然石チップの効果により、急こう配の屋根でも落雪を予防してくれるという性質もあります。そのため、雪止めなどを施工する必要がない、優れた屋根材になります。 |
一枚一枚、丁寧にビスで固定させ全面にカバーできましたら完成です!さらにセネターは特筆すべき点としてその軽量さがあります。粘土瓦の9分の1という軽量さですので、カバーによる重みの負担を最小限にすることができます。地震対策や免震対策にも優れていますので、屋根リフォームの際にはぜひご検討ください |
コーキング打ち替え
続けて外壁部分のリフォームへと進みます。写真は現地調査時に撮影した外壁サイディング間の目地コーキング部分です。劣化して破断してしまっているのが分かりますね。 | こうした劣化を補修するためには傷んだコーキングを剥がしてしまい、新しくまたコーキングを充填し補修するのが一番です。サンライズ社の耐久性の高い、「SRシール NB50」を使用して補修を行っていきます。 |
古いコーキングはすべて剥がして、写真のように目地の部分に下塗り材を塗布していきます。下塗り材は専用のプライマーを使っていきます。 | コーキングを充填しましたらヘラなどで均して乾燥させていきます。養生も最後は剥がしたら打ち替え工事の完了となります。 |
外壁塗装
目地の打ち替え工事が完了しましたので外壁塗装を行っていきます。作業はまず塗料の飛散を抑えるために養生などのカバーを行い、その上で塗装を始めていきます。 | 塗装はローラーを使用して行っていきます。手塗りになりますので、時間も掛かってしまうデメリットはありますが、吹き付けなどですと塗料が飛散しやすくトラブルになる、また手塗りの方が仕上がりが良いため、今ではローラーが外壁塗装でも主流になっております。 |
モルタル部分も塗装していきます。塗装はまず下塗りから行い、メインとなる中塗りおよび上塗り塗料の密着性を高めてから重ね塗りを行っていきます。 | 下塗りが乾燥しましたら中塗りに入ります。今回使用する中塗り、上塗り塗料はガイソーウォール無機Fという、無機成分を配合した高耐久のフッ素塗料になります。 |
中塗り後もさらに時間をおいて乾きましたら、仕上げに上塗りも行ってさらに膜厚をつけていきます。ガイソーウォール無機Fは低汚染性で雨による汚れなどを防いでくれる効果もあるため、お手入れも少なくて済みますのでおススメです。 |
最初はコケ汚れやチョーキングのあった外壁でしたが、施工ですっかり綺麗になりました!さらに防カビ・防藻性もあるガイソーウォール無機Fの効果で、より長期にわたり美観も維持されるでしょう。外壁塗装の際にはぜひこちらの塗料もご検討ください♬ |
付帯部塗装
外壁塗装が完了しましたので、続いて付帯部の塗装作業へと入ります。写真は軒天の塗装作業の様子になります。軒天も雨風により塗膜の剥がれや軒天板の破損など起こりますので、こうしてメンテナンスをすることが重要です。 | 雨樋も塗装していきます。現地調査時に汚れは確認されましたが、ひび割れや破損はありませんでしたので今回は塗装のみのメンテナンスになります。 |
横方向の雨樋(軒樋)、そして写真のように縦方向の雨樋(縦樋)を塗装していきます。雨樋は破損やヒビがあれば交換などもできますので、そのような症状がありましたら早めに交換工事をご検討ください。 | 雨戸も塗装していきますのでケレンでまずは表面の汚れを落としていきます。この研磨作業により塗料が乗りやすくなり密着効果も増しますので、しっかりと行っていきます。 |
ケレンを行った後は他の屋根や外壁の塗装と同じ様に、下塗り・中塗り・上塗りと重ね塗りを行い塗装を施していきます。塗装リフォームの際には、屋根や外壁と併せてこうした付帯部も一緒に塗装した方が美観も良くなります。 | 雨戸も塗装後は十分に乾かして完成です!その他にも付帯部の塗装は破風、帯板、濡れ縁、換気口なども塗装できますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください♬ |
ベランダ防水工事
付帯部塗装が終わりましたら、最後の工程のベランダ防水工事を行っていきます。まずは塗装工事と同じように洗浄をしましたら下塗り材を塗布していきます。下塗りを行いましたら、写真のように中塗りと重ね塗りしていきます。 | 今回はウレタン防水塗料を使用して工事を行っていきます。ウレタン防水は形状が複雑なベランダやバルコニーであっても施工することができるメリットがあります。 |
さらに上塗りも終わりましたら乾燥させて硬化するまで待ちます。使用した防水塗料はオートンウレアックスHGという耐久性の高いウレタン防水塗料です。柔軟性もありますのでひび割れに強い性質ももっています。 | 乾燥させて無事ベランダ防水工事も完了しました!ガイソー所沢店ではこうしたベランダの防水工事以外にも、解体工事やデッキ材の交換工事なども行っております! |
施工が完了しました
カバー工事完了後の屋根の写真になります。
超軽量の屋根材セネターにより、カバーですが重量もそこまで増えずに、
建物をしっかりと守ってくれる屋根リフォームを行うことができました。
落雪対策にもなる屋根材ですので、大雪の日があっても安心です。
外壁も新しくハイグレードな無機+フッ素塗料である
ガイソーウォール無機Fにより、美観もアップし耐久性も向上しました。
鮮やかなブルーのカラーが爽やかでスタイリッシュな印象ですね!
雨樋や軒天、雨戸なども塗装しましたので、全体として見ても
綺麗になりスッキリした外観になりました!
今回は屋根カバー工事、外壁目地補修・塗装工事、付帯部塗装、ベランダ防水工事などの工事を行い、
総工費でおよそ180万円の施工費となりました!
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
ガイソー所沢店では屋根や外壁の塗装や葺き替え、カバー工事を中心に、
防水工事や付帯部塗装工事なども随時行っておりますので
ぜひお気軽にご相談ください♬
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