飯能市 劣化著しいスレート屋根をカバー工事、くすんだ外壁が生まれ変わります
M様のご要望 | 築23年経過し全体的に古びた印象になってきたので、リフォームをお願いします。 既存のイメージを踏襲しなくてもかまわないので、きれいなお家に見えるよう、ご提案をお願いします。 |
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施工事例データ
施工箇所 | 屋根、下屋根、外壁、付帯部、ベランダ |
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施工内容 | 屋根:カバー工法、棟換気 下屋根:塗装 外壁:塗装 付帯部:塗装 ベランダ:防水塗装 |
費用 | 約320万円 ※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
工期 | 約3週間 |
築年数 | 約23年 |
使用商材 | 屋根:デグラセネター 下屋根:ガイソールーフガードネオ 外壁:カブールサーフEPO、ガイソーウォールタフネスシリコンⅡ ベランダ:オートンウレアックス |
ご提案内容 | 現地調査を致しましたところ、屋根の劣化が非常に進んでおりました。屋根が一部剥がれ、ポロポロと欠けている状態です。屋根内部が表出しているため雨水が浸透し劣化がさらに進行、雨漏りもしやすい状態です。また外壁にもチョーキング現象がはっきりと現れており、塗装が必要な時期であるといえます。屋根はカバー工法にて施工、外壁塗装については、今までと違うカラーを使用し、イメージチェンジすることをご提案しました。 |
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施工前はこちら
塗装が劣化しており、ぽろぽろと剥がれ落ちています。塗膜は色をつけるだけでなく、屋根を守ってくれる大切な役割があります。 既存の状態だと耐候性が失われており、紫外線や雨水の影響を直接受けてしまいます。 |
残念ながら、表面もボロボロの状態です。 今回高所カメラを使用して撮影させていただきましたが、屋根を見る機会はなかなかないため、劣化に気づきにくい場所。 屋根の点検は定期的にされることをおすすめします。 |
下屋根です。 上記の大屋根ほどではないですが、こちらも塗装が色褪せ、劣化が進みつつあるようです。 |
よく水が通る場所は、このように筋状に色褪せています。 今回下屋根に関しては、塗装でリフォーム致します。 |
外壁の様子です。 一見きれいな様子、モルタルの凸凹部分に若干汚れが入り込んでいるかな?といったところで、際立った劣化は確認できないようですが... |
壁に触れてみると、チョーキング現象が確認できました。 塗膜が劣化してくると出現する、この現象。 見た目以上に劣化は進んでいるようです。 こちらも対応が必要です。 |
軒天です。 全体的に汚れが蓄積し、隅には小さな亀裂が生じています。今は小さなひびが、劣化が進むにつれてだんだん大きくなっていきます。 何も症状がないうちに、処置をするのが得策です。 |
こちらの画像でも、劣化が確認できます。 せっかくのリフォームですから、屋根・外壁以外付帯部も一緒に施工されることをおすすめします。 |
施工中の様子
バイオ高圧洗浄の様子
まずは、塗装する部分すべて洗浄します。 ほこりや排気ガスなどの汚れだけでなく、カビや苔などの微生物をバイオの力で除去、根っこからきれいにします。 |
今回は下屋根も塗装しますので、こちらも洗浄します。劣化した屋根は、洗浄液の水圧で破損してしまう可能性があるので、状況をみて加減しながら洗浄していきます。 |
雨戸も洗浄します。 波打った形状をしており、すき間に汚れが入りやすいので、丁寧に洗浄します。 洗浄だけで、かなりきれいになる場所です。 |
ベランダです。 ご存知のとおり、ベランダは外に設置されていますので、汚れやすく劣化しやすい場所です。 環境によって左右されますが、劣化が進みやすいことには変わりありません。 |
屋根カバー工事の様子
屋根をカバーするにあたり、棟板金・貫板を取り除きます。今回設置する屋根は、デグラセネターという高耐候性・最高品質の屋根ですので、貫板においても劣化しにくい素材を使用します。 |
屋根の下葺き材として、カッパ23というルーフィングシートを張ります。 屋根防水の要ともなる部材、改質ゴムアスファルトルーフィングといい、複雑な形状の屋根をしっかりと覆い、雨水の浸入を防ぎます。 |
きれいに張れました♪ 複雑な形状の部分もしっかりと覆われ、雨水が入り込むすき間を作りません。 屋根はお家の頂上に位置し、雨風の影響を一番に受ける場所です。普段目に見えるところではありませんが、大切な役割を果たすパーツです。 |
次に屋根カバー・セネターを設置していきます。見違えるようにきれいになりますね♪ しかも品質保証30年、美観保証10年ついており、品質についても太鼓判です! |
下屋根塗装の様子
屋根の重なり部分の隙間を確保します。 この部分は通気と水分排出のため、あえて隙間が作られています。ここが塞がっていると水蒸気が溜まり、雨水が上手く排出できないため雨漏りの原因になることが。 切り込みを入れて、必要な隙間を作ります。 |
バイオ洗浄の後、ルーフシーラーで下塗りをします。 下塗りをすることで、塗装面を整え塗料の密着しやすくします。 |
ローラー工法で塗装をしていきます。 使用致しました塗料は、ガイソールーフガードネオSi。屋根の塗り替えに良く使われるスタンダードなシリコン塗料で、高耐候2液タイプです。屋根の防水性・耐久性を高めてくれます。 |
上塗りをします。 黒のツヤが断然違いますね! それもそのはず、高い光沢性を持つ塗料なのです。重ねることで、塗料のもつ性能をしっかりと発揮することができます。 |
外壁塗装の様子
まずは下塗りです。 ガイソーウォールカブールサーフEPOを塗布します。白色と着色の2つの種類があり、今回は白色を使用します。 既存の壁色をしっかり隠蔽し、上塗り塗料を吸いこむことなく、美しく仕上げることが出来ます。 |
中塗りです。 がらっと印象が変わりますね! 使用した塗料は、ガイソーウォールタフネスシリコンⅡ。状態の良くない外壁でも幅広く使える、素地適応性が高い塗料です。ローラーで丁寧に手塗りをします。 |
上塗りをします。 落ち着いた色が素敵ですね! 期待耐候年数8~10年の高耐候性の塗料です。 防カビ・防藻性があり、紫外線にも強いので、長く美しさを保ってくれます。 |
付帯部塗装の様子
軒天も、このように洗浄します。 カビや藻が生えていることもありますので、微生物を根っこから除去します。 |
下塗りをします。 塗りにくい場所ですが、ローラーで丁寧に塗装します。 |
中塗りです。 重ねることで、塗膜に厚みを形成していきます。右側が重ね塗りが済んだ部分なのですが、白さが際立っていますね。発色も耐候性も向上しています。 |
最後に上塗りです。 ツヤ感もUPし、あたたかみのある白さが目を引きます。美しさとともに、この塗膜の厚さが、軒天をしっかりとコーティングし、お家の耐久性を向上させていきます。 |
ベランダ防水塗装の様子
ベランダの床に膨らみを発見! これは塗装と床がしっかり密着しておらず、隙間に空気が入り込んだため、発生する現象です。膨らみが破れると、ベランダの床が露出し、耐久性に影響が出てきます。 |
少量の水を流し、膨らみを可視化します。 膨らみがあるまま塗装をしても、塗装による様々な効果は得られませんので、この膨らみを、まずは破ってしまいます。 |
破った箇所をパテで埋め、補修をします。 |
補修後、プライマーを塗布し、塗装面を整えます。 |
中塗りです。 ベランダ防水塗装に最適な、オートンウレアックスHGを使用します。見るからになめらかなこの塗料、床全体を柔らかに覆い、複雑な場所であっても隙間を作りません。 |
上塗りをします。 雨水や紫外線の影響を受けやすいベランダ、しっかりと塗膜に厚さを出して、耐候性を高めていきます。 |
施工が完了しました。
リフォーム前と比べきりっとした印象に変わり、新しく建て替えたかのようです! 洒落たグレーが、耐候性・意匠性の高さを印象づけます。 おしゃれな窓の配置など、元々のデザイン性の高さがさらに引き立ち、とても素敵なお家に仕上がりました。 |
セネターによる屋根カバーです。 劣化著しかった屋根が跡形もなく、気品と風格を感じさせる屋根へと生まれ変わりました。 超高耐候性により、材料品質保証30年・美観保証10年の屋根材は、美しさと安心をもたらしてくれます。 また、遠くに見えるのは、換気棟。気密性の高い家屋に欠かせない、屋根裏換気のための装置です。不快な空気を外に排出し、心地よい居住空間を整えてくれます。 |
下屋根は塗装によりリフォームしました。 丁寧にメンテナンスし塗面を整えた上で、3度重ね塗りをしています。 塗装により、美観の向上だけでなく紫外線や雨水からも屋根を守ります。 |
軒天です。 外壁との対比で、清潔感のある白さが際立っていますね! 意外と目にする機会が多い、軒天。 ここがきれいだと、お家の美観がワンランクアップする魔法の場所です♪ |
before | after |
今回は、屋根カバー、外壁塗装、付帯部塗装、ベランダ防水塗装の工事、
すべて合わせまして、およそ320万円の施工費となりました。
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
ガイソー所沢店ではこうした屋根・外壁工事、内装リフォームや給湯器の交換などもおこなっております。
お家のことでお悩みがありましたらお気軽にご相談ください♪