日高市 傷んだスレート屋根のカバー工事と塗装の剥げた外壁をイメージ一新!

K様のご要望 築年数20年が経過。屋根も外壁も傷みが激しく、見た目も気になるのでイメージを一新したいです(K様より)

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施工事例データ

施工箇所 屋根、外壁、付帯部
施工内容 屋根:カバー工法、下屋根壁際処理、棟換気設置
外壁:塗装
付帯部:塗装
費用 約147万円
工期 約3週間
築年数 約20年
使用商材 屋根:セネター
外壁:GWカブールサーフEPO、ガイソーウォールマイティシリコン
ご提案内容 現地調査をさせていただきましたところ、屋根は広い範囲で塗装の剝げ、欠損を確認致しました。外壁は大きめのひびが入り、色むらや欠損など塗膜劣化の症状が見られ、屋根・外壁ともに、劣化がかなり進んでいる様子でした。
イメージを一新したいとのご要望にお応えし、カラーチェンジをご提案。
屋根は、既存の屋根に新しい基材を被せる「カバー工法」を用い、オレンジからグレーの屋根へ、外壁はグリーンからシックな黒へ塗り替えをすることになりました。
施工前はこちら
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全体的に塗装の剝げを確認しました。
実はこの症状、劣化の段階としてはレッドカード級。屋根材そのものが屋外の刺激にさらされ、ますます劣化が進んでいく状態です。
早急な対応が必要です。

庇(ひさし)です。
こちらは塗膜がすっかり剝げています。
雨を避けるための庇、本来防水効果があるべき部材ですが、塗膜の劣化により効果は低下。
壁との接合部分からの雨漏りも心配です。
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チョーキング現象が確認できました。
塗膜の劣化により引き起こされる症状で、外壁に触れると白い粉が付着します。
塗装の剥げが、ところどころに見られます。
本来守られているべき外壁の内部が露出し、紫外線や風雨の影響を直接受けてしまいます。
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色むらが筋となって確認できます。
濃い色で塗装された外壁は、劣化した際の色むらが顕著。
風通しが悪い裏庭に面し、常に湿気を含んだ空気にさらされて劣化が進んでいると推測されます。
大きな亀裂が生じています。
裂けめから雨水が侵入し、外壁が水を含みやすい状態です。雨漏りにつながる可能性が大。
さらに建物内部の腐食の原因となることもあります。
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雨樋も、塗膜が白い粉に覆われています。
こちらも前述した、塗膜の劣化によるものです。
雨樋は、雨水の通り道。
塗装による防水が必要です。
オレンジ色の丸印、ベランダの笠木(かさぎ)の塗装も剥げています。ベランダは常に日差しを浴び、紫外線の影響を最も受ける場所のひとつ。
こちらも要リフォームです。
施工中の様子

バイオ高圧洗浄の様子

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バイオ高圧洗浄の洗浄液を調合しています。
弊社自慢のガイソーパワークリーナーを使用し、水だけでは落としきれない苔やカビの根を、文字通り根こそぎ一蹴する洗浄液です。

高圧をかけながら、洗浄可能な部分をまるごと洗浄します。汚れの度合いにより、洗浄液の濃度を少しずつ調整。
塗装面の土台を整えることが、塗装の美しさを長持ちさせる秘訣です。

屋根カバー工法の様子

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屋根の棟を撤去します。
基礎の木材が劣化している様子が確認できます。腐蝕した木材から雨水が侵入する恐れもあるので、定期的なメンテナンスが必要です。

屋根全体を、ルーフィングシートで覆います。
ルーフィングシートの防水性は、屋根はもちろん建物全体の防水に関わる大切な要素です。

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セネターを張っていきます。
セネターは従来のガルバニウム鋼板に天然石ストーンチップを施した、新しいタイプの屋根材です。
自然な風合いが美しく、また天然石による凹凸が音を吸収・拡散するので、雨の日でも静かに過ごせるといったメリットがあります。
換気棟を設置します。
こもりがちな屋根裏の空気を自然に換気し、空気の入れ替えが難しい屋根裏空間を快適に保ちます。
真夏には80℃にも上昇する屋根に、一番近い場所にある屋根裏。
高気密の最近の住宅には、必須ともいえる部材です。

下屋根処理の様子

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ガイソーの真骨頂とも言える丁寧な施工に、下屋根処理があげられます。
屋根カバーと壁の接合部は、そのままカバーを被せると壁との間にすき間ができ、雨漏りの原因となります。
壁の一部を削り取ってから、屋根カバーを設置。さらにモルタルで屋根カバーを埋めるように左官補修を行います。
外壁を削り取りました。
この状態で、屋根カバーを被せます。
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屋根カバーを埋め込みながら、モルタルを塗っていきます。屋根は汚れないよう、養生します。
モルタルの厚みが出たのが、おわかりいただけますでしょうか?
ひび割れを防ぐため、既存の壁とモルタルの間にガラス繊維ネットを埋め込み、さらにモルタルで左官補修していきます。
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K様邸の壁はモルタルで、特有の凸凹模様があります。上から塗装をするにあたり、下地に凸凹がないと他の部分との違和が生じますので、既存の壁と同じく凸凹模様を施します。 塗装を終えた状態です。
元々の壁とまったく違和感なく馴染んでいます。
「ここまで丁寧な施工は他には出来ない」と、担当営業に言わしめる、素晴らしい仕上がりです。

外壁塗装の様子

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既存のグリーンの壁に、下地を塗ります。
思い切ったカラーチェンジを行う際は特に、既存の壁色が反映されないよう、しっかりとカバーする必要があります。
この、しっかりと壁色をカバーする性能を「隠蔽性が高い」という言い方をします。
グリーンの壁が透けることなく、完全に"隠蔽"されました。さらに次に塗る塗料の密着性を高める働きもあります。

使用致しました塗料は、
GWカブールサーフEPOです。
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中塗りをします。
ガイソーウォールマイティシリコン、
期待耐候年数7年、施工保証が3年ついているラジカル反応型酸化チタンを特殊配合した塗料です。
チョーキング現象の抑制に、高い効果を発揮します。
最後に、同じ塗料を上塗りします。
塗料を重ねることで塗膜に厚みを出し、耐候性を向上させます。
また、つや感や発色の良さがアップ。
長く美観を保ちます。

付帯部(雨樋)塗装の様子

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雨樋の汚れを落としながら、また塗料がのりやすいよう、サンドペーパーであえて表面に浅い凸凹をつけていくケレン作業を行います。

縦樋も同じく、ケレン作業を行っています。
ひとつひとつ触りながら状態を確認していき、塗装前に補修が必要な場所があれば、その都度対処します。

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下地を塗ります。
外壁と同じく重ね塗りをして、塗膜に厚みを出します。
ローラーを使い、手塗りで塗装します。
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つやのある、美しい樋の完成です。
黒い壁との相性もよく、シックな黒に爽やかな白が際立っています。
白い粉をふいていたとは思えない、まるで新しく設置したかのような縦樋です。
艶やかな壁との相乗効果で、邸宅全体の印象がグレードアップしました。

付帯部(庇・笠木)塗装の様子

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上記の付帯部と同じく、庇のケレン作業です。
作業をしにくい場所ですが、汚れやサビをしっかりと取り除きます。

ベランダの笠木のケレン作業です。
ベランダは、複雑な構造であることが多く、つなぎ目に隙間が出来やすいので、より丁寧な施工が求められます。

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下塗りを行います。
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真っ白な塗装が施されました。
黒い外壁とのコントラストも素敵ですね。
入り組んだ箇所も、美しく仕上がっています。

施工が完了しました

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うっとりするような仕上がりです!
整然としていながらも、天然石特有の凸凹に自然な風合いがありますね。

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屋根の棟の接合部も、組み上げた後にしっかりとタッチアップされています。

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設置された換気棟、屋根と同系色の部材を使用することにより統一感があります。

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下屋根の処理も完璧です!
モルタルカットした部分も既存の外壁とまったく違和感がありません。

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つやのある塗装をご覧ください。
均一に、そしてモルタルの凸凹模様もしっかりとあらわれていて、雰囲気がありますね♪

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真っ白な雨樋、ピカピカです!
あえて壁の色とコントラストをつけることで、建物のデザイン性向上に貢献しています。

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こちらは、戸袋です。
窓枠と合わせて、白でまとまっています。爽やかな印象です。

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こちらの樋は、壁と同系色を使用することで目立ちにくくなっています。

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今回は、屋根カバー下屋根壁際処理外壁塗装付帯部塗装の工事、
すべて合わせまして、およそ147
万円の施工費となりました。
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。
あらかじめご了承下さい。



ガイソー所沢店ではこうした屋根・外壁工事、内装リフォームや給湯器の交換などもおこなっております。
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