入間市 無機リッチトーン工法で意匠性の高い外壁塗装と屋根カバー工事

T様のご要望 経年劣化により、外壁がところどころ剥げてきており、見栄えが悪い。
屋根も色褪せている様子があるので、この機会にリフォームをしたい。
完工1変更.jpg

施工事例データ

施工箇所 屋根、外壁、コーキング、付帯部、ベランダ
施工内容 屋根:カバー工法
外壁:塗装(無機リッチトーン工法)
コーキング工事
付帯部:塗装
ベランダ:防水塗装
費用 約200万円
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
工期 約3週間
築年数 約20年
使用商材 屋根:デグラセネター
外壁:ガイソーウォール無機Z
コーキング:SRシールNB50
ベランダ:オートンウレアックスHG
ご提案内容 現地調査を致しましたところ、外壁に劣化の症状であるチョーキング現象が確認され、塗装の剝げや欠損が存在しました。また、コーキングの痩せ・亀裂が顕著で、メンテナンスが必要な状態です。
また屋根の劣化がかなり進んでおり、全体的に色褪せおよび苔の生育が見られました。築年数も重ねているため、屋根カバー・外壁塗装のリフォームを軸に、コーキング、付帯部、ベランダについても見直しを提案致しました。

施工前はこちら
IMG_9726.jpg IMG_1951.jpg
壁に触れると白い粉がつきます。
チョーキング現象という、塗装劣化の症状です。顔料が分離し、白い粉として表出します。塗膜は外壁を雨や紫外線から守る耐候性を持っており、その劣化はお家の寿命を縮める引き金にもなります。

コーキングが痩せて黒ずみ、縦に亀裂が走っています。コーキングは本来柔軟性を備えており、例えば地震などの際、建物が揺れサイディングが動きますが、その動きに合わせて伸びたり縮んだりしなくてはなりません。現状では伸縮性が低下し、お家の耐久性に影響が。
メンテンナンスが必要です。

IMG_1897.jpg IMG_1978.jpg
屋根の色が褪せ、全体的にうっすらと苔が覆っています。美観も損なわれており、塗膜による耐候性も失われている残念な状態です。 ケラバ板金周辺に、別の種類の苔が生えています。白く丸いシミのように見えるのは、藻です。この辺りは、雨水が溜まりやすいところ苔や藻が生えるということは、防水性が低下している証拠です。要メンテナンス、ですね。

IMG_9799.jpg 2022_12_09_20_16_53_403_6.jpg
玄関の天井が、黒ずんで汚れています。
排気ガスや塵(ちり)、黒カビなどが原因です。壁面の凸凹の隙間に入り込み、汚れが堆積しています。
来客時に目にも留まる場所ですので、見た目が気になりますね。
ベランダです。
隅に汚れが溜まっています。床もまだらに退色しています。
外に面しているベランダは、防水が大変重要です。塗膜による防水効果を期待したいところですが、その効果は低下していると推測されます。
施工中の様子

バイオ高圧洗浄の様子

2022_12_09_20_16_53_385_0.jpg 2022_11_23_11_59_32_002_0.jpg
まずは洗浄です。
ガイソー独自で開発した外壁・屋根用の特殊下地洗浄剤です。今まで落とすことが難しかったカビや苔を、根っこから洗い落とすことにより、きれいな状態が長続きします。

このように、大きなバケツに入れて希釈します。汚れに応じて濃度を調整しています。
効果の高い洗浄液につき、植物に影響があることがあります。大切な植栽などがある場合は、ご相談下さい。
2022_12_09_20_16_53_398_4.jpg 2022_12_09_20_16_53_396_3.jpg
玄関上の部分です。
汚れがみるみる落ちているのがわかりますね!普段のそうじがなかなか行き届かない場所ですので、玄関がぱっと明るくなるのが実感できます。
玄関入口です。
強力な勢いで洗浄液が放出されています。
玄関の主な汚れの原因は、人の出入りによる土やほこり。洗浄だけでも非常に綺麗になります。

2022_12_09_20_16_53_416_10.jpg 2022_12_09_20_16_53_406_7.jpg
こちらも、壁の色が違って見えるほどの洗浄力です。
サイディングの模様の凸凹に入り込んだ汚れを落とすほか、0.01mmにも満たない壁表面のクラックに入り込み、カビや藻、古い塗料を徹底的に掻き出します。

ベランダです。
ベランダは外に面しており、汚れやすいところですが、まめに掃除する場所じゃないですよね。細かく入り組んでおり汚れも溜まりやすいですが、バイオ高圧洗浄ですっきり洗浄し、その後の塗料の密着性を高めます。

屋根カバー工事の様子

2022_11_23_11_59_32_011_2.jpg 2022_11_25_20_00_10_779_3(トリミング).jpg
屋根を軽く洗浄します。
通常では屋根カバー工法の場合、洗浄はせず、そのまま部材を被せるのですが、T様邸の場合は厚みのある苔が広範囲に生えていたため、その後に張る下葺き材がしっかり密着しない可能性がありました
お客様とのお話合いの上、洗浄を行うこととなりました。

洗浄後です。
高圧洗浄することにより、コケや汚れだけでなく、屋根の古い塗料を落とすことができるので、こんなにさっぱり!
年月を経た屋根材は劣化し脆くなっていることがありますので、屋根の様子を見て、力加減に気をつけながら丁寧に行いました
2022_11_25_20_00_10_793_6(トリミング).jpg 2022_11_30_18_01_46_232_(トリミング).jpg
屋根カバー材を被せる前に、下葺き材として防水紙を張ります。「カッパ23」という改質ゴムアスファルトルーフィング、高い防水性をもつ製品です。屋根の防水性の有無は、雨漏りに直結する重要事項ですので、しっかりと施工します。 いよいよ、デグラセネターで屋根カバーします。セネターは耐候性に優れ、メンテナンスフリーの優秀な屋根材30年の材質品質保証+10年の美観保証がついています。この先長く屋根の心配をしなくていいと思うと、気持ちが楽になりますね。

2022_12_02_18_24_44_636_9.jpg 2022_12_02_18_24_44_651_12(トリミング).jpg
T様邸、換気棟を設置することになりました。
屋根の頂上に穴をあけますが、ここから屋根裏のこもった空気が排出されます。
熱を持った空気が上へあがっていく性質を利用した、賢い仕組みです。
換気棟を設置する際の質問に「この穴から雨水が入り込むのでは?」というものがあります。雨水が入り込んでも、この穴の周りに配置された部材が雨水の道筋をつくり、雨水が外へ排出される仕組みになっていますので、ご安心下さいね。


2022_12_02_18_24_44_689_22(トリミング).jpg
換気棟、完成しました!
屋根の色によく馴染み、違和感がありませんね。下から屋根を見上げた時に、屋根の頂上にポコンと上がっている部分があれば、そこが換気棟居住空間を快適にする装置ですので、機会がありましたら、ぜひ設置をご検討下さい。

コーキング工事の様子

2022_12_09_20_17_54_018_0.jpg 2022_12_09_20_17_54_029_2(トリミング).jpg
既存の傷んだコーキングを取り除き、周辺をテープで養生してから作業をはじめます。
今はプライマーを小さな刷毛で塗っているところコーキングの密着性を高める働きをします。

コーキングを充填し、養生テープを取り外しました。この作業を、すべてのコーキング箇所において行います。
地道な作業ですが、お家の耐久性に関わる箇所なので手は抜けません


外壁塗装の様子

2022_12_20_16_31_05_086_5.jpg 2022_12_20_16_31_05_100_10.jpg
T様邸のリフォームのメインイベントです!
無機リッチトーン工法による、多彩色仕上げ。意匠性が高く、壁表面の凸凹により模様の印象が変わるので、そのお家独自の外壁を演出できる、大変人気の工法です。
下塗りを終え、今中塗りをしています。


しっかりと乾燥させてから、再度上から色を重ねます。上塗りです。
使用する塗料は、ガイソーウォール無機Z
最高品質の塗料で、超高耐候性・超低汚染性など、「超」がたくさんつく究極の塗料です。
塗膜保証10年つきの、安心もついています。

2022_12_20_16_31_05_104_12.jpg
本来ですと、上塗りの工程で終了なのですが、無機リッチトーン工法では、さらにここへ模様塗りをしていきます。先ほどとローラーの形が変わっているのにご注目ください。無機リッチトーン工法専用のローラーで、凸凹がついています。
壁と、ローラーの凸凹が織りなす、世界でひとつの模様が作りだされます

2022_12_12_21_00_13_519_5.jpg 2022_12_14_18_56_20_278_2.jpg
他の部分は、違った色で♪
こちらの工法は、色の組み合わせもお選びいただけます。相性がいいのは、同系色の組み合わせ。濃い色を一色目、薄い色を二色目にすると陰影をお楽しみいただける外壁に仕上がります。
無機リッチトーン工法が施工できる外壁には、下記の条件があります。
サイディングボードである
外壁の模様の凹凸が深い
この2つの条件をクリアしていましたら、リッチトーン工法をご検討ください!

付帯部塗装の様子

2022_12_14_18_56_20_322_20.jpg 2022_12_14_18_56_20_327_23.jpg
付帯部は様々ありますが、こちらは横樋
軒先に水平方向に設置された雨樋です。
こちらも、外壁と同じく重ね塗りをして仕上がます。今は中塗りの工程です。
塗膜を厚くすることで、塗膜本来の耐候性を発揮できるようにします。

上塗りをします。
ナチュラルなカラーの外壁ですので、付帯部にこのような黒を使用することで、お家全体の印象が引き締まって見えます。
付帯部、小さな部分ですが、お家全体の印象を左右する大切なパーツです。
2022_12_14_18_56_20_324_21.jpg 2022_12_14_18_56_20_325_22.jpg
横樋、完成です!
つやのある仕上がりが美しいです。
塗膜を重ねることで厚みが増し、耐候性もアップ致しました。
雨樋は、防水が大切。塗膜の効果で、雨水によるトラブルを防ぎます

縦樋も塗装しました。
外壁がリフォームされると、意外と気になるのが樋です。
外壁塗装の際、ぜひ一緒にメンテナンスをご検討くださいね。
2022_12_09_20_20_17_734_0.jpg 2022_12_09_20_20_17_738_1.jpg
(ひさし)です。
庇は直接紫外線を浴びる、劣化が進みやすい場所です。こちらは下塗りです。
上に重ねる塗料の密着性を高め、塗料がのりやすい下地を作ります。

下塗り、完成です!
既存の色がしっかり覆い隠され、塗料がきれいに発色しそうですね。
真っ白で、塗装を重ねるのがもったいないくらい!?ですが、丁寧な下地作りが仕上がりを左右します
2022_12_20_16_31_05_092_7.jpg 2022_12_20_16_31_05_094_8.jpg
ローラー工法で、中塗りをします。
黒がきれいに発色していますね。
ローラー工法は、その名のとおり、ローラーを使って職人の手作業により塗装する工法。少し時間はかかりますが、仕上がりが美しく、塗装の際に生じる騒音がないのが特長です

ツヤツヤ~な仕上がりです!
むらなく、均一に塗装されております。
見た目のきれいさもさることながら、見るからに厚みのある塗膜が、耐候性を物語っています。目にする機会があまりないのが残念なくらい、きれいに仕上がりました。

2022_12_09_20_20_17_756_6.jpg 2022_12_12_21_00_13_525_7.jpg
こちらは、破風(はふ)。
「風を破る」と書いて破風、風や雨などの影響を直にうける場所です。
こちらも塗装により、耐候性を高めます。
塗料は、外壁と似た色をチョイス。
似た色を選ぶことで、破風が外壁に溶けこみ、存在感が薄くなります
ちょっとしたことが、思いがけずお家の印象を大きく左右します。

2022_12_20_16_31_05_097_9.jpg
雨戸も塗装しました。
雨戸もその名の通り、雨水からお家を守る場所です。防水効果などの耐候性を高めると共に、他の付帯部と色を合わせて美観をUPさせます。

ベランダ防水工事の様子

2022_12_10_23_29_06_641_11.jpg 2022_12_10_23_29_06_647_13.jpg
まずはプライマーを塗布します。
プライマーは、塗装面に一番最初に塗る下塗り剤です。
塗料の密着性を高めて、下地を整えます。

下塗り、完了です!
塗料がつかないようにビニールで養生して、作業を行います。ベランダは、いろいろな部材が細かく入り組んでいる場所。丁寧な作業が必要です。

2022_12_10_23_29_06_649_14.jpg 2022_12_10_23_29_06_651_15.jpg
室外機も、すっぽり覆います。
シャワーキャップみたい!
いよいよ塗装です。
使用致しました商材は、オートンウレアックスHG。ベランダ塗装に最適な塗料です。
見てのとおりの厚い塗膜が、雨水や紫外線などの外的刺激から、ベランダの床を守ります

2022_12_10_23_29_06_658_18.jpg
しっかり乾かしてから、もう一度塗料を重ねる、上塗りをして完成です。うるうる、つやつやの仕上がり!
乾くことで、硬く軽くなるのが、オートンウレアックスの特長。細かく入り組んだベランダを継ぎ目なく覆い、雨漏りなどのトラブルを防ぎます。

施工が完了しました。
完工1変更.jpg
シックにまとめられた邸宅です。
無機リッチトーン工法で仕上げられた趣のある外壁が、シンプルな中にも意匠性の高さを演出します。日に当たりつややかに光る外壁が、耐候性の高さを感じさせますね。
使用しておりますガイソーウォール無機Zは、親水性セルフクリーニング効果があり、雨が降るたびに汚れを浮かし洗い流します。美しさが持続する、ありがたい性能です。

完工2.jpg
外壁のアップです。
サイディングの凸凹模様が上手く生かされ、味わいのある外壁です。
単に塗り替えるだけでなく、デザイン性をプラスすることで、仕上がりの満足度が変わります。
ガイソー一押しの工法です。

完工3カット変更.jpg
セネターによる屋根カバーです。
従来のガルバリウム鋼板に天然石チップを焼き付け、自然な風合いをプラスした人気の屋根材です。このストーンチップは美観だけでなく、その凸凹による雪止め効果が期待でき、積雪の多い地域でも多く使用されています。また、ストーンチップは雨音をも吸引。お部屋の中がとても静かなんです。様々な機能をもつセネターは、初期コストはかかりますが、長い目で見るとコストパフォーマンスの高い商材だと言えます。

IMG_1897.jpg 2022_12_23_13_23_15_246_1.jpg
before after


今回は、屋根カバー外壁塗装コーキング付帯部塗装ベランダ防水塗装の工事、
すべて合わせまして、およそ200
万円の施工費となりました。

※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。

ガイソー所沢店ではこうした屋根・外壁工事、内装リフォームや給湯器の交換などもおこなっております。
お家のことでお悩みがありましたらお気軽にご相談ください♪


外壁塗装、屋根リフォームのご相談は無料ご相談窓口へ
  • 所沢の外壁塗装専門店 ガイソー所沢店