瓦屋根から地震対策にもなる超軽量屋根に葺き替えリフォーム 所沢市
T様のご要望 | 屋根が傷んできているようなので、葺き替え工事の見積もりを出してほしい(T様より) |
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施工事例データ
施工箇所 | 屋根、雨樋、付帯部 |
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施工内容 | 屋根・葺き替え工事 雨樋・交換工事 付帯部・塗装工事 |
費用 | 約147万円 ※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
工期 | 約2週間 |
築年数 | 約20年 |
使用商材 | 屋根葺き替え・セネター 雨樋・パナソニックPC50 |
ご提案内容 | 屋根は瓦屋根で色褪せや漆喰の劣化がありましたので、大屋根は軽量のガルバリウム鋼板屋根、下屋根は新しい瓦棒葺き屋根に葺き替えをご提案しました。 |
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施工前はこちら
今回、所沢市のこちらのお宅の方から、瓦屋根が劣化し傷んできているため、
葺き替えを検討しており見積りして欲しいとのご依頼がありました。
そのため、高所カメラにてまずは屋根調査を行っていきます。
既存の屋根は大屋根部分は写真のような瓦屋根、
下屋根は瓦棒葺きの屋根材でした。
瓦屋根を近くで見た写真になります。
瓦表面がかなり劣化しており色褪せが進んでいるようです。
屋根の色褪せは表面の塗料が剥がれてきているので、
防水性や耐久性が低下してきているサインになります。
割れやヒビが入っていないので平気と思われやすいですが、
色褪せも早めにメンテナンスを行うことが重要になります。
軒先部分と雨樋部分の様子になります。
下屋根は瓦棒葺きの屋根ですが、こちらは大きな割れや破損はありませんでした。
しかしながら、写真の様に軒先部分にコケの付着が見られ、
雨樋にも同様にコケが付着しているようでした。
そのため、今回こちらのお宅は大屋根、下屋根ともに葺き替え工事を行い、
雨樋は新しいものに交換、そして付帯部は塗装を行うことになりました。
施工中の様子
屋根葺き替え工事
葺き替え工事はまず既存の屋根材の撤去から開始していきます。現地調査で確認した傷んだ瓦屋根を全て剥がし、出てきたゴミやその他廃材を屋根から降ろしていきます。そしてキレイに掃除をすると、写真の様に既存の屋根の下地材、野地板が見えてきました。 | 下屋根も同じく瓦棒の屋根を外して出てきたゴミを回収、掃除をしていきます。こちらは下地がバラ板と呼ばれる木板でした。 |
現状の下地の状態ですと新しい屋根材が施工できない状態でしたので、新品の構造用合板を増し張りにより新しく施工していきます。構造用合板は耐震性や耐久性が高く、今では一般住宅の多くで使用されている野地板になります。 | 野地板を施工しましたら続いて防水紙を施工していきます。今回使用しているのはカッパ21という日進工業社の商材になります。従来のルーフィングシートよりも耐久性や防水性も向上した改質ゴムアスファルトルーフィングという種類の防水シートになります。 |
防水紙を軒先から施工していきましたら、続いては屋根材を施工していきます。今回施工するのは超軽量の屋根材、デグラ社の「セネター」という屋根材です。軽量というだけでなく耐久性や耐震性にも優れた商材で、さらに独自のインターロック工法というビス止めでの施工により、強風時でも捲られにくいという利点があります。 | 換気棟も設置して屋根内部の湿度調整もしっかりとできるようになったら完成です!セネターは汚れにも強く、色褪せなども発生しにくい優れた屋根材になります。長くお手入れも簡単に、建物の耐用年数を維持したい方にはおススメですので、ぜひ屋根リフォームの際には候補にしてみて下さい。 |
下屋根も同様に防水紙を施工した後に新しい瓦棒の屋根材を施工していきます。防水紙は外壁の部分にも敷き詰めることで、より雨水が溜まりやすい雨仕舞部分の防水性を高めていきます。 | 剥がした外壁部分を左官工事によりモルタルを施工、そしてその上から塗装をすることで美観を整えると共に耐久性をしっかりと上げていきます。まずは写真の様に下塗りをします。 |
密着効果を上げる下塗りをしましたら中塗り、上塗りと塗装を重ねて行い、膜厚を厚くしていきます。 | 下屋根も無事、新しい瓦棒屋根材の施工が完了しました!ガイソー所沢店ではこうした葺き替え工事を所沢市周辺で行っておりますので、お困りの際にはお気軽にお問い合わせください。 |
雨樋交換
屋根葺き替えが終わりましたので続けて雨樋の交換作業へと入ります。現状は先ほどの屋根調査時のようなコケの付着、そして上の写真のような塗膜剥がれが見られる状態でした。こちらは全て取り外していきます。 | 軒樋もすべて外しましたら、続けて新しく雨樋を支える金具、軒樋金具(のきどいかなぐ)を等間隔で施工していきます。軒樋金具はこの後取り付ける雨樋でしっかりと雨水が流れるように、傾斜も考慮して適切な位置に取り付けていきます。 |
軒樋を取り付けていきます。縦方向の雨樋(縦樋と言います)とも結合させなければいけませんので、集水器もしっかりと取り付けていきます。 | 縦樋も施工しましたら雨樋交換工事の完了です!雨樋は近年多い大雨で雨漏りが起きないためにも、念入りにチェックや点検し不具合がないか確認しておきたい部材になります。傷みや破損を確認しましたら、ぜひ交換をご検討してみて下さい。 |
付帯部塗装
続けて最後の行程として付帯部塗装へ進みます。写真は庇部分の塗装の様子です。庇も紫外線や雨、汚れなどにより経年劣化が進行してくる箇所になります。 | しっかりとケレン作業を行い、汚れを落としてサビ止めを施工、重ね塗りで新しい塗料を施工しましたら完成です。 |
同様にして木部も塗装によるメンテナンスを行います。写真は戸袋部分になります。こちらもケレンで磨いた後、サビ止めを塗布していきます。 | その後、塗料を施工し十分に乾燥させましたら完成です。屋根や外壁と一緒にキレイにしましたので、全体的な美観もよくなり耐久性も向上しました! |
施工が完了しました
施工後の屋根の写真です。
色褪せて古びた瓦屋根から軽量で頑丈、耐震性もある屋根に生まれ変わりました。
メンテナンスコストも掛かりませんので経済的な負担もありません。
下屋根も新しい瓦棒屋根に葺き替えましたので、雨が降っても安心です。
雨樋も交換しましたので適切に排水できます。
こうした部分も定期的に確認しておけば、大雨など降った時も
雨樋が破損してしまい雨漏りになる可能性を防ぐことができますので、
劣化を確認したら早めにメンテナンスを行いましょう。
今回は屋根葺き替え工事、雨樋交換、付帯部塗装などの工事を行い、
総工費でおよそ147万円の施工費となりました!
※施工当時のお値段です。材料の価格高騰などによりお値段が変動する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
ガイソー所沢店ではこうした屋根葺き替え工事のリフォームなどを
所沢市周辺エリアで見積、点検無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい♫
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