ちょっと気になる屋根裏のしくみ
ちょっと気になる屋根裏のしくみ
こんにちは。
今日はちょっと気になる事を深く調べて
ご紹介していこうと思います♪
これから春、夏と暖かくなっていくにつれ
家の中に熱気が籠ったり、梅雨はジメジメと
湿気が籠ったり、冬は結露の問題もあります。
それらは屋根裏と関係しているのです。
屋根裏とはどんな風になっているのか・・・?
どんな役割をしているのか?
見ていきましょう!
よく屋根裏や天井裏などという言葉を聞くと思いますが
これは実は全部同じ空間の事を指しています。
お家の天井と屋根の下(野地板)の間にある空間のことを
屋根裏、天井裏、小屋裏などといいます。
屋根裏はどんな役割をしているの?
実は屋根裏は暑さや寒さにとても重要な
意味をもっていて夏に部屋に熱気が籠りやすいのも
冬に結露が多く発生するのも、この屋根裏の空気に
問題があります。
夏に二階の部屋がとくに暑いのは?
屋根が受けた太陽の熱が屋根裏の空気を
暖めていきます。この熱気が室内に伝わり
お部屋の温度を上昇させていきます。
では逆に冬に結露が発生するのは・・・?
野地板、防水紙、屋根の本体基材と密着した作りに
屋根はなっています。
屋根材の外側と屋根裏の温度差が多いと内部に結露
が発生することがあります。
お家の暑さや結露などの問題はこの屋根裏の換気が
十分にされていないから起きる事がほとんどです。
お家の中の不快を改善していくにはまずは屋根裏の
換気をしっかりする事を行えば改善されるかもしれません。
屋根裏の換気はどうやって行うの・・・?
よく軒天部分(軒裏天井)の部分が
穴の空いた板(有孔板)が使われてい
いるのを見た事ないですか?
実はその部分で屋根裏の空気を対流させて
熱気や蒸気を逃がしているのです。
もしくはコロニアル屋根や金属屋根の場合は
棟板金に換気装置の付いた、この写真のような
換気棟というものもあります。
このような基材をつけることで有孔板などより
高さが違うので空気の対流がよくなり、より換気の
状態がよくなります。
暑さや湿気の対策で建物の持ちをよくする事に
つながるので、換気の対策もとても重要です。
屋根裏の広さは屋根の勾配によって
変わりますが・・・。
屋根勾配がきついお家は屋根裏が広くなり、
屋根勾配がゆるやかなお家は屋根裏が狭く
なります。
近年ではこの屋根裏スペースを収納スペース
として利用しているお家もあったりロフトとして
お部屋にしてしまっているお家の方も見られますね。
屋根裏一つで役割や使用用途は様々で面白いですね!
今日は屋根裏の事について詳しく書いてみましたが
お家の屋根裏、どのようになっていますか?
お家の暑さや寒さ、結露の事でお悩みの方は
ガイソー所沢店へお気軽にご相談下さい♪