入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
こんにちは!
今回は、入間市・K様邸のリフォームについてご紹介致します。
レンガ調の外壁がおしゃれな邸宅、K様邸。
どのようなリフォームとなるのでしょうか?
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まずは現地調査、
K様邸は、このような外観です。

親しみやすさと品の良さが感じられる、
とても素敵な邸宅です。
では、じっくりと見ていきましょう。
外壁の様子です。

レンガが全体的に白く粉をふいたようになっており、
チョーキング現象を起こしています。
顔料が分離し、
白い粉となって表出するチョーキング現象は、
塗膜の劣化に伴い発生する現象です。
要メンテナンスのシグナルであるといえます。
また、帯板(おびいた)と呼ばれる、
1階と2階部分の境目にある仕切り板も、
黒っぽく汚れ、小さなひびが入っている様子。
美観向上のための化粧材でもある帯板。
きれいに保っておきたいところですね!
お次は、こちらです。


破風(はふ)と呼ばれる、
屋根の妻側の側面が、白く剥げているのが、おかわりですか?
塗膜の劣化が、かなり進んでいるようです。
ここは「風を破る」という名の通り、
風はもちろん、雨や紫外線の影響をじかに受けるパーツです。
それゆえ、劣化が進みやすい場所であるともいえます。
防火にも一役買っている破風の劣化は、
美観の低下にもつながります。
耐候性を常に保っておきたい場所です。
最後に見ていただきたいのは、コーキングです。


サイディングボードをつなぐ役割の、コーキング。
黒く汚れ、痩せてしまっている様子が確認できます。
コーキングは、ボードの間の隙間を埋めて、
雨水の浸入を防ぐのと同時に、
地震などで建物が大きく揺れる場合、
コーキングの柔軟性により、揺れの衝撃を和らげてくれます。
コーキングの劣化は、
建物全体の耐久性を損ねる恐れがありますので、
小さなパーツですが、
劣化に気づいたら、しっかりとメンテナンスすることが大切です。
次の記事では、
バイオ高圧洗浄の様子をご紹介します!

【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
こんにちは!
毎日毎日暑いですが、
ほんの少し、日差しに秋を感じるようになりました。
今年の夏も終わっていくのだな...と思うと、感慨深いです。
ああ、この夏もちゃんと乗り切れてよかった!
皆さまは、どんな夏をお過ごしになったでしょうか?
さて、これから数回にわたって、
飯能市・N様邸のリフォームについてご紹介してまいります。
今回は現地調査の様子です。
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最初に、建物全体の写真です。

そうですね、
やはり、経年劣化を感じさせる佇まいです。
リフォームに好適なお家だな、という印象です。
細かく様子を見ていきましょう!
まずは、既存の屋根です。

高所カメラで撮影した画像です。
遠目からではわからない劣化が確認できます。
塗装の色が褪せ、塗膜が剥げ、
屋根材がもろくなっている様子がわかります。
屋根はお家の雨傘。
雨漏りからお家を守り、耐久性を上げてくれている部材です。
また、強い日差しも防いでくれる、重要な役割を担っています。
早急にリフォームをしたい状態ですね。

雨樋にもゴミが溜まってしまっています。。
掃除もままならない場所ではありますが、
雨水の通り道となる雨樋に不具合が生じると、
雨もりが発生したり、
意外な部分に負荷がかかったりすることがあります。
そして、こんな部分も...

ベランダの屋根の波板(なみいた)が剥がれ、
めくれ上がっています。
波板とは、その名のとおり、
波のような形をしている建材のこと。
形状が波型であることで、強度が増し、
強くて丈夫な素材です。
ですが、軽さのため、風にあおられやすく、
このように、めくれてしまうことがあります。
こういった状態ですと、
風が吹くたび、バタバタと大きな音を立てるなど、
不具合が出てきますので、
こちらも早めに対処したいところです。
次に、外壁です。


各所に、ひびが入っています。
これは、塗膜劣化の代表的な症状です。
ひびが大きくなると、雨漏りの原因となり、
さらに、建物の基礎部分に水が浸入すると、
建物の強度に影響が出たり、
場合によっては、シロアリが発生したりすることもあります。
劣化を証明するかのように、

チョーキング現象、
塗膜が劣化して顔料が分離し、白い粉となって表出する現象ですが、
こちらもはっきりと出現しています。
外壁をリフォームすることで、
塗膜による耐候性を期待したいところです。
年月を重ねると、
どうしても、その劣化を止めることはできません。
劣化は「当然のこと」として、
小まめに気を配り、メンテナンスを心がけていくことが大切です。
それでは、次の記事では、
バイオ高圧洗浄の様子をお伝えします。
次もお楽しみに♪

狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
- 投稿日:2023年 7月14日
- テーマ:ひび割れ / カビ・苔・藻 / コーキング工事 / シーリング工事 / スレート屋根 / チョーキング現象 / 劣化症状 / 塗膜剥がれ / 屋根 / 現地調査 / 色褪せ / 高所カメラ
こんにちは!
日差しもだんだん強さを増し、
夏らしくなってきました。
クーラーなしではいられない暑い日もありますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、狭山市・A様邸のリフォームをご紹介致します。
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まずは、現地調査からです。

全体の様子です。
白を基調とした、シンプルなお家です。
この距離では、
劣化らしい劣化は確認できませんが、
壁に触れてみると...

指先に、白い粉が付着しているのがおわかりでしょうか?
これはチョーキング現象という、
塗膜劣化のサインです。
塗料が劣化することにより、顔料が分離し、
白い粉となって表出します。
塗装してから10年ほど経過すると出現する、この現象。
そろそろ、塗り替えの時期ということですね。
こちらには、コケが...。

日当たりが悪い壁は、
水はけが悪く、このようにコケが生えてしまいます。
この画像では、コーキングにご注目下さい。

コーキングとは、
サイディングボードをつなぐ、ゴム状の部材です。
ボード同士をつなぎ、
地震や強風などの影響による建物の揺れに対して、
柔軟に伸縮することで、
衝撃を和らげ、建物を影響から守ります。
A様邸では、画像の通り、
コーキングが痩せてしまっています。
この「痩せ」も、経年劣化により起こります。
痩せて硬くなり、
コーキングの伸縮性が失われると、
本来の働きを存分に発揮することができません。
そしてここには、思いがけないものが...!

コーキングが痩せて凹み、
その部分に水が溜まっていたのでしょうか。
水と養分を得て、キノコが生えてしまいました。
残念ながら、見た目も良いとは言えませんね。
こちらは、ひび割れています。

このひびから水が侵入することで、
雨漏りや建物内部の腐食につながります。
コーキングの打ち替えが必要です。
次に、屋根をご覧ください。
こちらは、高所カメラで撮影しております。

全体的に色褪せ、剝げが確認できます。
塗膜が劣化している状態ですね。
塗膜が劣化しているということは、
見た目ももちろんですが、
屋根を守る性能が低下しているということですから、
リフォームによって、
防水性や耐久性などの効果を向上させる必要があります。
ベランダの様子です。


全体的に黒っぽく変色しており、
水がたまりやすい端っこには、コケが生えています。
また、横方向に、
床がひび割れている様子も確認できますね。
このひびから、
雨漏りが発生することもありますので、要注意。
修理およびメンテナンスを、早急に行う必要があります。
どうしても、築年数を経ると、
いろいろなところにガタが出てくるもの。
それは、人間も同じですよね。
こまめなチェックとメンテナンスが、
お家を長持ちさせるコツです。
次の記事では、バイオ高圧洗浄の工程を、
ご紹介します!
