日高市 軒天 ボールによる穴の補修
今日は、日高市のお宅の、軒天の補修の様子をお伝えします。
ところで、皆さんは軒天がどの部分だか、ご存じでしょうか?
「軒」という字から、だいたい想像がつくと思いますが、軒天は、建物の外壁から外側に伸びている屋根の裏側にあたる部分のことを指します。
施工の様子に移る前に、軒天について、少し説明していきます!
軒天の役割
・美観性の向上...屋根の構造部分を隠し、見た目をすっきりさせます。
・雨、紫外線による外壁の劣化防止
・延焼防止...軒天があることで、火が屋根裏にまわりにくくしています。
軒天は、直接雨が当たるわけではありませんが、湿気がこもりやすく、劣化が進むことがあります。穴をそのままにしておくと、蜂が巣を作ったり、鳥や小動物の住処となったりと、トラブルが起きる可能性があります。
また、湿気や水分が溜まったままになっていると、屋根の構造自体にまで被害が及び、建物自体に影響を与える恐れがあるので、外壁と共にメンテナンスすることをおすすめします。
こちらが既存の軒天です。穴が開いてしまっています。
ボールが当たってしまったとのことですが、台風の風の影響で、すでに傷んでいた軒天が外れてしまう事例などもあるので、注意が必要です。
まずは、穴が開いている箇所のボードを取り外します。
新しいものを取り付けていきます。
塗装を行います。外壁や屋根は塗装の前に高圧洗浄を行いますが、軒天は通期部分から内部に水が侵入してしまうので、サンドペーパーなどで汚れや既存塗膜を取り除き、塗装をしていきます。
しっかりと塗装し、もとの姿がよみがえりましたね!!
その他の施工の様子は、またご紹介していきたいと思います!