狭山市の方へ!アスファルトシングル施工の注意点を知りましょう!
- 投稿日:2020年 10月20日
- テーマ:アスファルトシングル / オークリッジ / コラム / 屋根
こんにちは!
本日は再びアスファルトシングルに関してで、
その中でも今回は施工時の注意点をご紹介したいと思います。
専門的な部分ですが、知っておいて損はないと思いますので、
施工を考えている方は目を通してみて下さい!
アスファルトシングルの具体的な施工の際の注意点!
まず一つ目は、屋根材の段差、つまり厚みが6mm以上
の場合は受け残を段差に入れ、合板の施工後に施工する、
もしくは既存の屋根材を先に撤去してから施工するようにします。
2つ目は、既存の屋根材から雨漏りなどしている場合には、
その原因を突き止め、しっかりと対策を施してからカバー工法を行います。
また既存屋根の下地である合板が部分的、もしくは全面に渡り
腐食してしまっている時には、既存の屋根を撤去後、
新規合板を施工するようにしていきます。
3つ目は、屋根の表面にコケ、またはカビ、ほこり等が目立つ場合は
施工する前に高圧洗浄を行うことで汚れを除去することが必要です。
最後に、できればですが施工する際に使用する下地の防水シートは、
改質ゴムアスファルトのタイプのもので、片面粘着式が良いでしょう。
アスファルトシングルは下地処理もしっかり行い、適切なメンテナンスを!
やはり下地となる合板やカバーする場合には下地屋根材に
不具合や傷みが多いとダメなんですね。
しっかりと下地処理をしてからの施工が必要であると分かりました。
ちなみに、工法別に言うと葺き替えの場合には
下地を剥がす処理が必要となり、撤去費用が掛かる、
また工期も長くなるというデメリットがありますので覚えておきましょう。
逆にカバー工法の場合には工期やコストの面ではメリットがありますが、
既存の屋根が残る分、屋根の重量が増えるというデメリットがあります。
また、塗装によるメンテナンスは溶剤系の塗料ですと、
アスファルトの成分が溶解してしまう恐れがありますので、
できれば水性の塗料による塗装メンテナンスが良いでしょう。
ぜひ、ご自宅のリフォーム時の予算や将来設計に応じて、
工法も施工時の注意点を考慮しながら決めてみて下さい♫