塗装における適切な乾燥時間や季節、気温などについて 所沢市
こんにちは!
今回は塗料の乾燥時間についてのコラムです。
素人目線だと塗料を塗れば塗装は完了!と思いがちですが、
実は塗装リフォームにおいては重ね塗りが基本であるため、
次の塗装の工程に移るには乾燥の時間というのも必要なんですね。
では、どの程度乾燥させるのが良いのでしょうか?
塗装の乾燥に関する基礎知識
外壁塗装や屋根塗装、その他塗装リフォーム時における乾燥時間は、
下塗りやその次の中塗り、さらにその次の上塗りというそれぞれの塗装の間の
塗料を乾燥させるために必要な時間を指します。
では、乾燥の目安としてどうゆう状態だと良いのでしょうか?
厳密には決まってはおりませんが、指で触ってみてしわやめくれなどが起きない状態です。
塗料はそれ自体が完成品ではなく、塗装をしてから乾燥、そしてしっかりと密着することで
ようやく製品として成り立つ材料になってきます。接着剤と同様ですね。
そのため、塗料の効果を最大限活かすためには適切な施工方法で正しく行う必要があります。
しかしながら、中には乾燥時間を守らず中途半端な施工を行う業者がいることから、
後々になって塗膜の剥がれや塗料の膨れなどの不具合が起きてしまう事態も多いんですね。
乾燥に掛かる時間や注意点とは?
それでは塗料の乾燥までにかかる時間はどのくらいなのでしょうか?
これもケースバイケースですが、乾燥時間が左右される要素としては
以下の様な点があります。
① 塗料による乾燥時間の違い
一般的に塗料によってその乾燥時間は違ってきます。
メーカーにもよりますが、外壁用下塗り材ですと大体3~4時間程度の乾燥時間、
上塗り材ですと4時間以上というものが多いです。
また、屋根用塗料でも下塗り材と上塗り材があり、それぞれでまた
乾燥に必要な時間が違いますのでしっかりと確認する必要があります。
② 気象や気温による乾燥時間の違い
そしてもう一つの乾燥時間を左右する要素としては季節、気象や気温の要因です。
一般的には高温で乾燥している方が乾燥は早いですので、
夏の季節や気温が高い時期に塗装は行う方が乾燥も早いためよいです。
逆に冬ですと気温も低く湿度が高い状態になりますので乾きにくく、
施工しても乾燥までに比較的時間が掛かってきてしまいます。
塗装リフォームは時期を考慮し、適切な施工方法で行うのがベスト!
以上、塗料に関する乾燥についてのコラムでした。
なかなか素人には難しい部分になりますが、適切に施工しているか
判断するためにはこうした内容も知っておくことが大切になります。
ぜひ、塗装リフォーム前にはご自身の住宅に使う塗料について、
その施工方法や乾燥時間、季節なども気にかけて、業者などに確認し
最適なリフォームを目指してみて下さい!