雨漏りを起こしやすいベランダ、笠木、軒天などの現地調査 飯能市
こんにちは!
本日は飯能市での現地調査の様子を見ていきたいと思います。
こちらのお宅は屋根調査でスレート屋根の汚れ、軒先に傷みを確認し、
外壁はサイディングの割れや目地コーキング部分の劣化を確認しました。
今回は続けて軒天部分、そしてベランダ部分などの外壁や屋根以外の
建物箇所も確認していきます。
こちらは破風、そして軒天部分の写真になります。
軒天は屋根の裏側部分ですが、かなり汚れてしまっていますね。
軒天は傷んでくると色褪せや塗膜剥がれ、そしてさらに傷みが
進行してきますと穴が空いたりもします。
そのため、塗装やカバー、張り替えなどの工事を行うことも
必要になってきます。
続いてベランダ内部の様子です。
床部分に汚れが拡がり、コケなども繁殖しているようでした。
コケは屋根や外壁にも繁殖しますが、放置しますとさらに水を吸って拡大、
また広範囲に広がり建材を傷め雨漏りを引き起こす原因になります。
日当たりが悪く湿気が多い、植物などが多い箇所に繁殖しやすいので、
ぜひご自宅でそういった箇所がないか確認してみてください。
さらに、ベランダでは写真のような手すり部分(笠木といいます)
もチェックしておきたい箇所になります。
意匠性を高めるために設置される笠木ですが、
見た目以外にもベランダ外壁内部に雨水が浸入しないよう、
防いでいる役割も実はある部材になります。
こちらも傷んできますと雨漏りなどを引き起こす原因になりますので、
ぜひ劣化していないかチェックしてみてください!