狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
こんにちは!
前回に引き続き、狭山市・M様邸のリフォームの様子、
今回は、屋根カバー工法です。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
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コケが大量に発生し、屋根材の劣化が著しい、M様邸。
今回は、屋根カバー工法でリフォームをします。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上から、
新しい屋根材を被せていくリフォーム方法です。
既存の屋根を取り外す手間がなく、
また、その際に出る大量のごみを処理する必要もないので、
時間も、そしてお金もセーブできる、
人気の高い工法です。
特に、2006年以前に建てられた建物の場合、
屋根にアスベストを含んでいる恐れがあります。
その場合、アスベストによる汚染を防ぐため、
その解体や処分に、余分にお金がかかりますので、
屋根カバーが採用される場合が多い、という実情もあります。
2006年以前...というと、17年以上前。
ちょうど多くの方がリフォームをされる時期にも当たりますね。
話は戻りまして、M様邸です。
まず、屋根カバー工法の際不要となる、
棟板金を撤去します。
BEFORE
AFTER
とてもすっきりしました!
その後、屋根の防水対策に欠かせない、
ルーフィングシートを張ります。
使用致しますのは、
カッパ23という、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
アスファルト、という言葉にあるとおり、
アスファルトを染み込ませた紙(アスファルト含浸紙)を
「改質アスファルト層」で挟み、
そして、その上に、
「鉱物質粉粒」と「特殊合成樹脂」を塗布し、
下からも「合成繊維不織布」で、コーティングされている...という、
多層構造で成り立っています。
カッパ23を製造されている日新工業株式会社さんが、
わかりやすく画像にして下さっていますので、
転載させていただきますね♪
引用元:日新工業株式会社
改質ゴムの名の通り、
優れた弾力性がありますので、
このように複雑に入り組んだ部分も、お手のものです!
屋根防水のかなめともいえる、
下葺き材、改質ゴムアスファルトルーフィング。
普段は屋根の下に隠れ、
その存在を意識しづらい部材ですが、
屋根カバー工法の際、
非常に広く使用されております。
ぜひこの機会に覚えておいて下さいね♪
次の記事では、
屋根カバー工法についてご紹介します。