狭山市の皆様~あなたの「軒天」お元気ですか?
- 投稿日:2020年 7月 2日
- テーマ:軒天
こんにちは。
今回は「軒天」についてご紹介します。
お住まいの経年劣化を気にされる方、リフォームにご興味のある方のなかでも、
軒天を意識されている方は少ないのではないでしょうか?
そもそも「軒天」とは...?
軒天とは
屋根の端、建物より張り出した部分のことを軒、軒先と言います。
軒の下の空間が「軒下」ですね。
そして軒下で見上げる軒の裏側、天井部分が「軒天」で、「軒裏天井」「軒裏」とも呼ばれます。
軒天の役割とは
軒自体のわかりやすい機能はまず、①日よけや雨よけ ②美観の維持。
雨が直接外壁にかかるのを避けることで、換気口や雨戸などからの雨漏りを防止します。
また、雨水が外壁に染み込んで傷みや黒ずみが生じるのを防いで、きれいな外観を保つことにもつながります。
そして、これだけではありません!
じつは軒、特に軒天には、他にも重要な役割があるのです。
③ 屋根裏の換気
屋根裏には熱気や湿気がたまりやすく、長い期間滞留しつづけると、
住居内部のカビや腐食につながりかねません。
それを防ぐために、軒天部分から換気させる仕組みになっています。
④ 火災時の屋根裏への延焼防止
近年、軒天には不燃性の素材を使うことが増えています。
こうしておくことで、万が一近隣で火災があったときに、自分の家まで燃え移るのを防ぐことができるのです。
これらの機能がいつも充分に働くために、軒天の状態チェック、そしてメンテナンスはとても大切です。
軒天の健康チェックをしましょう
さて、お住まいの軒天は大丈夫でしょうか?
以下のような症状があったら要注意です。よく観察してみましょう。
1. 色褪せや汚れ、シミがある
→塗装の劣化が始まっているサインです。ここでお手入れできれば吉!
2.雨染みがある
→屋根から雨漏りしていたり、雨樋に不具合があって
軒天まで濡れてしまっている可能性があり、見過ごせない状態です。
3.カビや黒ずみがある
→湿気がたまっています。より通気性の良い素材に張り替えたり、
通気口を取り付けるなどの対処が必要です。
4.外壁との境にすき間がある
→これは気が付きにくいかもしれませんが、
放置するとそこから雨や湿気が入り込み、内部を傷めてしまいます。
5.剥がれている
→劣化が進んで、軒の内部に水分が溜まってしまっています。
6.穴があいて中が見えている
→早急に修理しましょう!屋根の中に小動物が入ってしまうこともあります。
こんな風に...なっていないでしょうか?
もし気になる点があったら、
軽微なものでも早めのメンテナンスを検討しましょう。
外壁や屋根と同じように、軒天の塗装もだいたい10年~15年ごとのお手入れが必要です。
壁の傷みやトラブルには気が付きやすいですが、軒天はそんなにまじまじ見ることがないですよね。
ですが日頃から様子を見て、そして症状の軽いうちにメンテナンスしておくことで、
費用も施工期間も最小限に抑えることができます。
まだまだおうち時間が長くなりそうなこの機会に、
ぜひお住まいの軒天も健康チェックをしてあげてくださいね!
ガイソー所沢店では無料でお見積りや現場調査なども行っております。
狭山市の皆様、近隣地域住民の皆様お気軽にご連絡下さい!