所沢市 じめじめの梅雨を迎えるその前に!快適なお家のための3つのチェック☆
こんにちは!
スーパーの店頭に、青々とした梅の実が売り出されるようになり、
天気の様子がだんだん不安定になってくると...
そう、梅雨の季節ですね。
沖縄・奄美地方では、梅雨入りが早いのですが
関東甲信越ですと、だいたい6月7日ごろが平年並み、
昨年は6月6日だったそう。
「六月六日に 雨ザアザア降ってきて♪」という絵かき歌がありますが、
やはり、ちょうどその頃が梅雨の時期にあたるようです。
きちんきちんと巡ってくる季節の誠実さに、
なまけ者なわたしは、ただただ感心してしまうのですが、
しかし!梅雨はお家にとって、ダメージの多い季節。
来るべき、梅雨の時期に備えて、
お家のチェック及びメンテナンスについてご紹介します!
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梅雨の特徴といえば、やはり「雨」。
降水量が多く、また、数日間雨が降り続きます。
最近では、南国のスコール並みの大雨が降りますから、
水分が大敵な木造住宅は、要注意です。
水の侵入は雨漏りの原因となり、
建物の基礎を腐らせ、お家の寿命を縮めます。
また、雨が続くことによる湿気も問題。
湿気により外壁が傷み、屋根にコケやカビが生え、
外壁や屋根の負担が増え続けます。
通気性の悪いお家ですと、カビの発生により、
アレルギー症状を引き起こすことも...
しかも、このジメジメ、
1か月半ほど続くのですから、
居住空間においても、快適からほど遠いですよね。
お家にも人体にも、影響をおよぼす梅雨、
お家を工夫することにより、なるべく心地よく過ごしたいものです。
そこで、3つのチェック!
皆さまのお家には、このような症状が出ていませんか?
症状が出ていたら、要注意!
ぜひ確認してみて下さいね。
①チョーキング現象
築10年ほど経ち、外壁を触ると、
このように白い粉が付着することがあります。
これは、チョーキング現象といい、
塗料が劣化することにより、現れる症状です。
塗料の防水効果が発揮されず、外壁に水を含むようになると、
外壁材の傷みにつながります。
それが進行すると、雨漏りするようになり、
建物の基礎に水分が侵入。
木材が腐り、シロアリが発生する...なんてことも。
塗料は、美的な観点のみでなく、
防水効果含め、お家を守る耐候性という性能を持っています。
塗膜が劣化すると、それに伴い、耐候性も低下します。
チョーキング現象が確認されましたら、
ぜひ外壁の塗り替えをご検討下さい。
②屋根のカビ・苔
この茶色く見える部分、何だかわかりますか?
これ、苔なんです!
苔というと緑色の印象がありますが、緑色の苔が乾燥して、
茶色く見えている状態です。
苔が生える、ということは、
つまり、屋根がジメジメしているんですね。
どうしてジメジメしてるのか、というと、
屋根の防水効果が薄れているから。
このような状態で梅雨を迎えますと、
苔の増殖が抑えられず、屋根に負担をかけ続けます。
美観を損ねる症状でもありますので、
塗装や屋根カバーなどの施工で、防水効果を高めることが大切です。
③換気棟がついていない
この赤丸部分が、換気棟です。
下から見上げると、屋根のその部分がポコンと上がってみえるので、
そこで確認できる場合もあります。
この換気棟、湿気対策に大きな力を発揮します。
熱い空気は上へあがっていくのは、皆さんご存知だと思います。
その法則のとおり、
熱をもった湿った空気は、お家の一番上、
屋根裏に集まってきます。
したがって、屋根裏は、
もわっとした、嫌な空気がこもりがち。
あまり頻繁に換気をしないところですので、
行き場のない空気は屋根裏で結露し、建材を劣化させます。
さらに、熱を帯びた空気は、
屋根裏を介して、2階や3階部分に熱を伝え、
暑さがなかなか抜けません。
そこで、換気棟です!
熱い空気は上へあがっていくという性質を利用し、
屋根の頂上から、不快な空気を逃し、
外の空気を引き入れることで、屋根裏空間を快適にします。
換気棟は、気密性の高い最近の住宅では、
必須!といっても過言ではないパーツ。
設置されていることで、住環境がぐっと快適になりますよ。
このチェック項目3点のうち、
どれか1つでも当てはまったなら、お家を見直すサイン。
ぜひ、リフォームをご検討くださいね。
お家を快適に整えることが出来たなら、
梅雨のたっぷりとした雨も、また良いものです。
窓の外を眺めながら、雨音に耳を傾ける...
皆さまに、そんな優雅な梅雨の一日が訪れますように♪