狭山市 【モルタル外壁】チョーキング現象あり、現地調査!
こんにちは!
オレンジ色のおしゃれな邸宅、狭山市・S様邸。
現地調査、続きです。
これまでの記事は、こちらです☆
→狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅
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次に、外壁です。
意匠性の高い、オレンジ色のモルタル壁です。
S様邸は、
モルタル壁の塗装の仕上げに、
スタッコと呼ばれる、石灰や砂を混ぜた塗料を吹き付けた、
スタッコ吹き付けという方法で塗装されております。
独特の凹凸模様が作り上げる、
ユニークかつ重厚な印象が魅力的ですよね!
表面を、触らせていただくと...
うっすらと、チョーキング現象が確認できました。
外壁の塗膜が劣化し、
防水などの耐候性が失われつつある状況です。
メンテナンス時期到来!のサインですね。
また、このような現象も...
窓枠サッシの下の汚れ、おわかりいただけますか?
窓枠のサッシについた汚れが、雨などで流れ、
筋状に汚れが付着してしまっています。
こんなところも、黒ずみが...
モルタル外壁は、表面に凸凹があるため、
汚れが溝に落ち込んでしまい、思った以上になかなか汚れが取れません。
高圧洗浄でしっかり汚れを落とした後、
耐候性の高い塗料で、塗り直しすることをおすすめします。
さらに、よくよく見てみると、
窓枠に沿うような形で、
サッシ周りに亀裂が存在しています。
こういった隙間から雨水が屋内に侵入したり、
外壁から水分が浸透し、建物の基礎部分が腐食することもありますので、
メンテナンスが必要です。
見た目には問題のなさそうな外壁ですが、
そこはやはり、築20年。
積もり積もった汚れや傷みが、少しずつ進行しているようです。
安心して長く住み続けるためにも、
定期的なチェック、適切なリフォームが大切ですね♪
次の記事から、リフォーム工事に入ります。
どうぞご期待ください!
狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅
こんにちは!
今回は、狭山市・S様邸のリフォームの様子をご覧いただきます。
オレンジ色の外壁が印象的な、意匠性の高いS様邸。
「瀟洒な」という言葉がぴったりのおしゃれな邸宅ですが、
すでに築20年とのこと。
経年劣化が否めず、この度リフォームのご依頼がありました。
さて、どのようなリフォームをされるのでしょうか?
まずは、既存の状態です。
入口横のオリーブの木も相まって、
おしゃれな一軒家カフェのような素敵な佇まいですが、
よくよく見てみますと...
まずは、屋根です。
広域に渡り、色褪せやカビ・苔の付着が見受けられます。
これはすでに、屋根の防水性が劣化してしまっている証拠。
屋根材が水を含んでおり、
このままの状態が続けば、屋根の劣化がますます進み、
雨漏りの原因となる可能性があります。
また、さらに目を凝らしてみると...
赤い丸印の中をご覧ください。
ビス、と呼ばれる、屋根を留め付けるための部材が、
飛び出てしまっています。
ビスが浮く、という言い方をしますが、
これは、板金の内側にある貫板が原因です。
...んん?何のことやら?という言い回しですが、
もう少し詳しく説明させていただきますね。
屋根を縁取るように設置されている金属の部分を
「水切り板金」と言いますが、
この下に「貫板」(ぬきいた)と呼ばれる下地が仕込まれています。
この貫板が木材である為、気候の寒暖差によって収縮を繰り返し、
ビスを押し出してしまうのです。
また、貫板が長年の湿気などで傷んでいると、ビスが上手く刺さらないという事態も発生します。
この状態を放置しておくと、
貫板の腐食がますます進み、
ビスで留まっていない板金が、強風にあおられ、飛ばされてしまう...なんてことも起こり得ます。
危険も伴う現状ですので、お早めの対処が必要です。
☆ちょっと豆知識~「ビス」と釘って何が違うの?☆
■釘
軸に凹凸がなく、金槌などで上から打ち付けて固定するので、
まっすぐに上から引き抜くなどの上下方向の力には弱く、逆に横方向の力には強いのが特徴。
■ビス
軸に凹凸があり、ねじり込んで留め付けるので、上から引き抜くのは至難の業。
なかなか引き抜けない代わりに、横方向の力がかかると簡単に折れてしまうことも。
飯能市 現地調査からわかる、住宅の劣化症状あれこれ リフォーム時期
こんにちは♪
冬到来!の寒さが続きますが、
皆さま、お風邪などひいてないでしょうか?
本日ご紹介致しますのは、飯能市・M様邸。
どのような様子なのか、確認していきましょう!
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日当たりが良く、穏やかな光が差し込むM様邸。
しかし!
日当たりが良い、という事はつまり、
屋根にも、存分に強い日差しが降り注いでいるわけで。。
長年の紫外線や、風雨などによる経年劣化のため、
色褪せ、欠けなどが目立ちます。
このような状態ですと、
屋根の防水効果が、格段に落ちてしまい、
屋根が雨水などの水分を吸収。
ますます劣化が進み、雨漏りなどの心配が出てきます。
また、逆に日当たりが悪い箇所の屋根は、
うっすらと緑色に染まっているのが、おわかりいただけますでしょうか?
カビや苔の繁殖が見られる状態です。
これは、屋根の防水効果が落ちている証拠。
屋根の防水効果が低く、
つねに水分を含んでいる状態であるため、カビや苔が繁殖してしまう...という訳ですね。
そのような屋根は、
ひびが入ったり、腐蝕が急激に進んでいくことがあるので、
甘く見てはいけない症状のひとつです。
次に、外壁です。
ところどころに、ひび割れが生じており、外壁の傷みが見受けられます。
ひび割れの始まりは「ヘアークラック」と言い、
髪の毛のような、細い割れから発生します。
そのまま放置しておくと、だんだんと割れが太くなっていき、
家屋の内部に水が侵入してくるようになります。
特に窓のまわりや、建物の隅っこは要注意です。
そしてお馴染みの、チョーキング現象!
壁に触ると白い粉が手についてしまう、劣化の症状ですね。
外壁の塗装が劣化し、成分が分離。
粉状になって、表面に現れてきます。
こちらの症状が見られましたら、メンテナンスの時期だと思って良いでしょう。
そしてこちらは、雨樋です。
汚れや、経年劣化が見られます。
修理の跡も確認できますので、やはりそろそろ寿命なのでしょう。
この機会に交換してしまうのが得策ですね。
最後に、ベランダです。
全体的に、汚れや色むらが見られます。
ベランダ床の色むらは、要注意!
塗料の防水効果が薄れ、水漏れの原因となります。
ベランダも、10~12年ほどでメンテナンスが必要ですので、
外壁や屋根などのリフォーム時、一緒に施工することをおすすめ致します。
紫外線を浴び続け、風雨にさらされるベランダは、
劣化が進みやすい場所と、心得ましょう。
さて、これらの問題点を踏まえて、
次の記事から、実際のリフォーム工事に移ります。
次の記事も、ご期待くださいね!
お家の劣化症状や状態が気になっている方、調査、診断、お見積りは無料で行っておりますので
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