【住宅省エネ2024キャンペーン】「先進的窓リノベ2024」とは? 所沢市
こんにちは!
屋根塗装・外壁塗装などの外装リフォーム専門会社、
ガイソー所沢店です。
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
今回のテーマは、
「先進的窓リノベ事業」についてです。
昨年行われた「先進的窓リノベ2023」の後継事業となるキャンペーンで、
断熱性の高い窓やドアに改修する工事に対して、
補助金がもらえる制度です。
今回も、基本的な方向性に変更はありませんが、
少々前年と異なる点もあります。
その点も併せて解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください♪

★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~申請の流れと補助額の上限 所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】ちょっとブレイク~カーボンニュートラルって何?所沢市
「先進的窓リノベ2024」事業の目的は?
この事業の目的は、
「断熱窓への改修を促進し、既存住宅の省エネ化を促すことで、 エネルギー費用負担の軽減、
健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、 断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させること」
出典:先進的窓リノベ2024事業 事業概要
というものです。

実は、窓というのは、
熱の出入りがとても多い場所。
冬は、室内の熱の約6割が窓から逃げていき、
夏は、室外から入ってくる熱の、約7割が窓から侵入してくる、
と言われています。
つまり、窓の断熱性が、
お家の快適性に大きく関わっている、ということです。
効果的な断熱性能をもった窓なら、
必要以上に冷暖房をつかう必要はないため、
家計にもやさしく、
また、環境にもやさしい、
住み心地のよい暮らしを実現することができます。

全体の予算の約6割を占める1350億円もの大きな予算が組まれている、
「先進的窓リノベ2024事業」。
それだけ、窓の断熱性による省エネ効果に、
大きな期待が寄せられている、ということですね!
補助対象となる工事は?

補助の対象は、「開口部(窓)の断熱改修」で、
対象工事は、下記の4種類です。
①ガラス交換
②内窓設置
③外窓交換
・カバー工法
・はつり工法
★④ドア交換
・カバー工法
・はつり工法
2024年事業では、
★④のドア交換が、新しく対象に加わりました!
ただし、断熱性能の高い対象製品を用いたリフォームで、
かつ、補助額が5万円以上の工事であることが条件となります。
利用条件は、しっかり把握・確認しておきましょう。
それでは、次の記事では、
「先進的窓リノベ2024~対象となるのは?」についてです。
次回もお楽しみに!

【住宅省エネ2024キャンペーン】ちょっとブレイク~カーボンニュートラルって何?所沢市
こんにちは!
屋根塗装・外壁塗装などの外装リフォーム専門会社、
ガイソー所沢店です。
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
これまで「子育てエコホーム支援事業」について、
解説してまいりましたが、
ちょっと一休みしましょう♪
今回のテーマは
「カーボンニュートラルとは?」
キャンペーンの最大の目的にもなっている、
カーボンニュートラルの実現。
正しく理解している方、実は少ないのではないでしょうか?
「聞いたことはあるけど、具体的にどんなこと?」
この記事で、
わかりやすくお伝えできたら、と思っております!
★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~申請の流れと補助額の上限 所沢市
カーボンニュートラルの定義
「カーボンニュートラル」という言葉を構成している、
「カーボン」と「ニュートラル」という単語、
■カーボン=炭素
■ニュートラル=中立
を、意味しています。
その言葉の通り、
「カーボンニュートラル」は、「炭素中立」とも呼ばれ、
環境省では、
「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること」と、
定義しています。

温室効果ガスとは?
「温室効果ガス」とは、
二酸化炭素をはじめ、メタン、一酸化二窒素、フロンなど、
大気圏に存在し、地表から放射された赤外線の一部を吸収することで、
温室効果をもたらす気体のこと。
温室効果がないと、
地球の表面温度は-19℃となるとも言われており、
温室効果ガスによって、地球の平均温度はおよそ14℃に保たれています。
ですが、その濃度が増えすぎてしまうと、
効果が過剰に高まり、地球温暖化につながっていきます。
今後さらに、温室効果ガスの増加が続くと、
今世紀末には、世界平均地上気温は0.3~1.7℃の上昇、
最悪の場合、最大4.8℃にもなると予想されています。

それだけでなく、
極端な地球温暖化は、
大型台風や、集中豪雨などの異常気象を引き起こし、
南極や北極、高い山にある氷が溶けて、海面が上昇。
陸地が減ることによって、住む場所が失われるといったことも、
起こり得ます。
つまり、温室効果ガスの削減は、
今までどおり地球で暮らしていくために、
世界中の一人一人が、
意識的に取り組んでいかなくてはいけない課題なのです。

あらためて、カーボンニュートラルとは?
しかし、温室効果ガスは、
経済活動や日常生活に伴い、どうしても発生してしまう、
0にすることは、不可能なもの。
これを限りなく0に近づけていくため、
温室効果ガスの発生を、可能な限り抑えつつ、
排出せざるを得ないものに関しては、
同じ量を、吸収・除去することで、全体として0にしていく試みを、
世界全体で行っています。
吸収・除去する具体的な方法としては、
植林をしてCO2の回収量を増やしたり、
CCU(貯留したCO2を資源として活用する技術)、
CCS(大気中のCO2を回収し地中に埋める技術)
といった、新しい技術を活用することなどが挙げられます。
こういった取り組みを通じ、
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにしていくことを、
「カーボンニュートラル」といいます。
資源エネルギー庁のブログから、
こちらの図を引用させていただきますね。

出典:資源エネルギー庁『「カーボンニュートラル」って何ですか?(前編)
~いつ、誰が実現するの?(2021-02-16)
「カーボンニュートラル」についての理解、
深まりましたでしょうか?
「地球」や「温暖化」など、大きな話になってくると、
つい「私には関係ないこと」と、一括りにしてしまいがち。
ですが、私たちにもできることは、たくさんあります。
例えば、
この「住宅省エネ2024キャンペーン」を利用して、
住宅の省エネ化を進めるのも、できることの1つ。
お得に工事ができ、
リフォーム後の省エネ性能の高い設備によって、
光熱費も永続的に節約できるという、
家計に嬉しいキャンペーンですが、
金銭的な「お得」に加え、
「地球のために役に立っているんだ!」と、
胸を張ってリフォーム工事を進めていただければ、
幸いです♪

【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~申請の流れと補助額の上限 所沢市
こんにちは!
屋根塗装・外壁塗装などの外装リフォーム専門会社、
ガイソー所沢店です。
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
今回のテーマは、
「子育てエコホーム事業~申請の流れと補助額の上限」です。
どのような流れで補助金の申請を行い、交付されるのか?
どれくらい補助金が還元されるのか?
...といったところを、
解説していきたいと思います!
★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市

どのような流れで申請・還元されるの?
実は、一般消費者の方々は、
このキャンペーンの申請者にはなれません。
事前に登録を済ませた「登録事業者」が、
工事完了・引き渡し後に、代理で交付申請を行います。
そして後日、登録事業者へ交付された補助金が、
施主様へ還元されることになります。
つまり、
リフォーム会社→事務局、の流れで、
申請をおこない、
事務局→リフォーム業者→住宅取得者、の流れで、
補助金が交付・還元されていく、ということです。
還元方法は、
「現金で全額お支払いする」(一旦全額お支払いいただいた後に還元)
「あらかじめ工事代金に充当する」(還元を見越して補助額分あらかじめ値引き)
のいずれかとなり、
どの方法がとられるかは事業者によりますので、
事前に確認しておきましょう。
(ちなみに弊社では、
前者の方法で対応させていただいております)

補助金の上限額について
まず、注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入について、
見ていきましょう。
■長期優良住宅:1住戸につき100万円
■ZEH住宅:1住戸につき80万円
ただし、
①市街化調整区域②土砂災害警戒区域又は浸水想定区域に関しては、
金額が異なってきます。
リフォームに関しては、
原則、1戸あたり20万円が補助上限です。
ですが、
前回の記事でも触れましたが、
世帯属性によって上限の引き上げがあり、
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限30万/戸
(既存住宅の購入が伴う場合は、上限60万/戸)
となります。
また、リフォームすることにより、
その物件が、長期優良住宅の認定を受ける場合は、
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限45万/戸
・その他の世帯:上限30万/戸
と、さらに上限額がアップ!します。

しかし、実はこの額、
昨年2023年「こどもエコすまい支援事業」に比べ、
残念ながら、ダウン!しているんです。
ちなみに、
「こどもエコすまい支援事業」では、
リフォーム額の上限は、30万円でした。
つまり10万円も下がってしまっています。
子育て世帯・若者夫婦世帯においても、
上限45万/戸と、こちらは15万円の引き下げに。
(既存住宅の購入が伴う場合は、上限60万/戸は変動なし)
少々残念なことではありますが、
前回のキャンペーンが交付申請期限の12月31日より、
約3ヶ月も早い、
9月28日に予算上限に達したことに起因するよう。
上限額は低くなりましたが、予算自体はアップしていますので、
なるべく多くの人に補助金が行きわたるよう、
配慮されてのことと思われます。
...とはいえ、安心はできません!
この補助金の認知度が上がったこと、
昨年度は様子見のため、リフォームを控えていた方がいること、
などなど、
今年の補助金の申請を待ち構えている方が、
多くいると予想されています。
しっかりと知識を身につけ、
来るべきキャンペーンの申請に備えましょう!
ガイソー所沢店では、
皆さまの満足のいくリフォームを全力で応援しています!

