狭山市【屋根カバー工法】水平のフォルムが美しいガルバリウム鋼板屋根材シルキーG2


こんにちは!

狭山市・S様邸、次の工程は「屋根カバー工事」です♪

これまでの記事は、こちらです☆
狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅
 狭山市 【モルタル外壁】チョーキング現象あり、現地調査!
 狭山市 リフォームの初めの一歩♪知っておきたいバイオ高圧洗浄の手順


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S様の既存の屋根は、コロニアルNEOと推定され、
こちらは、ノンアスベスト初期の屋根材に分類されます。

アスベストの健康被害について、一時期大々的に報道されましたので、
記憶に新しい方も多いかと思いますが、
1970年代より、アスベストによる健康被害の報告が相次ぎ、
2006年には、アスベスト0.1%以上を含む商品の製造や使用が、完全禁止になりました。

こういった流れを受けて、2000年代よりノンアスベストの屋根材が次々と開発されましたが、
まだ過渡期であり、経年劣化の試験などが不十分であった為、
ノンアスベスト初期の商品については、不具合が多いことが指摘されています。



コロニアルNEOも、その中のひとつでした。

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不規則なひび割れや欠け、変色が多く、塗装に適していない屋根材なので、
屋根カバー工法をご提案致しました。


しっかりと足場を組み...

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まずは、ルーフィングシートと呼ばれる、
屋根の下葺き材を張っていきます。

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今回使用致しましたのは、カッパの改質ゴムアスファルトルーフィング
耐久性が高く、水が入り込みやすい釘まわりの止水性(水を止める性能)が高い材質です。

実は、屋根材というのは、
パーツの隙間から、ある程度水が入り込む構造になっています。
あえて水の侵入を許し、防水性の高いルーフィングシートの上を通らせ、
雨水を、上手に屋外へ排出する仕組みとなっています。

屋根の防水性だけに頼らず、
水の通り道を作ってあげることで、屋根の負担を減らし、
相乗効果で、屋内への雨漏りを防いでいるのですね。

そのため、ルーフィングシートの防水性というのは、
家を守るうえで、非常に大切な要素となります。



シートの重ね幅を充分に取り、
隙間からの雨水の侵入を防ぎます。
目につかない部分ですが、丁寧に行うべき工程です。

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シートの上から、屋根材を被せていきます。
今回使用させていただいた屋根材は、シルキーG2

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軽量で、地震の際も心強く、
豪雨や強風の際の水漏れ、
さらには、風にあおられてバタバタと音がする「バタつき」もない、
とても優秀な屋根材です。
プラス、水平のフォルムが美しい!です。


棟板金、換気棟を設置致しまして、完成です♪

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それでは次の工程は、外壁塗装です。
次もお楽しみに☆

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狭山市 【モルタル外壁】チョーキング現象あり、現地調査!


こんにちは!

オレンジ色のおしゃれな邸宅、狭山市・S様邸。
現地調査、続きです。


これまでの記事は、こちらです☆
狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅

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次に、外壁です。

意匠性の高い、オレンジ色のモルタル壁です。

S様邸は、
モルタル壁の塗装の仕上げに、
スタッコと呼ばれる、石灰や砂を混ぜた塗料を吹き付けた、
スタッコ吹き付けという方法で塗装されております。

独特の凹凸模様が作り上げる、
ユニークかつ重厚な印象が魅力的ですよね!


表面を、触らせていただくと...

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うっすらと、チョーキング現象が確認できました。

外壁の塗膜が劣化し、
防水などの耐候性が失われつつある状況です。
メンテナンス時期到来!のサインですね。



また、このような現象も...

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窓枠サッシの下の汚れ、おわかりいただけますか?

窓枠のサッシについた汚れが、雨などで流れ、
筋状に汚れが付着してしまっています。


こんなところも、黒ずみが...

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モルタル外壁は、表面に凸凹があるため、
汚れが溝に落ち込んでしまい、思った以上になかなか汚れが取れません。

高圧洗浄でしっかり汚れを落とした後、
耐候性の高い塗料で、塗り直しすることをおすすめします。


さらに、よくよく見てみると、

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窓枠に沿うような形で、
サッシ周りに亀裂が存在しています。

こういった隙間から雨水が屋内に侵入したり、
外壁から水分が浸透し、建物の基礎部分が腐食することもありますので、
メンテナンスが必要です。



見た目には問題のなさそうな外壁ですが、
そこはやはり、築20年。
積もり積もった汚れや傷みが、少しずつ進行しているようです。

安心して長く住み続けるためにも、
定期的なチェック、適切なリフォームが大切ですね♪



次の記事から、リフォーム工事に入ります。
どうぞご期待ください!


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狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅


こんにちは!

今回は、狭山市・S様邸のリフォームの様子をご覧いただきます。

オレンジ色の外壁が印象的な、意匠性の高いS様邸。
「瀟洒な」という言葉がぴったりのおしゃれな邸宅ですが、
すでに築20年とのこと。
経年劣化が否めず、この度リフォームのご依頼がありました。

さて、どのようなリフォームをされるのでしょうか?


まずは、既存の状態です。

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入口横のオリーブの木も相まって、
おしゃれな一軒家カフェのような素敵な佇まいですが、
よくよく見てみますと...


まずは、屋根です。

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広域に渡り、色褪せやカビ・苔の付着が見受けられます。

これはすでに、屋根の防水性が劣化してしまっている証拠。
屋根材が水を含んでおり、
このままの状態が続けば、屋根の劣化がますます進み、
雨漏りの原因となる可能性があります。


また、さらに目を凝らしてみると...


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赤い丸印の中をご覧ください。
ビス、と呼ばれる、屋根を留め付けるための部材が、
飛び出てしまっています。

ビスが浮く、という言い方をしますが、
これは板金の内側にある貫板が原因です。


...んん?何のことやら?という言い回しですが、
もう少し詳しく説明させていただきますね。


屋根を縁取るように設置されている金属の部分を
「水切り板金」と言いますが、
この下に「貫板」(ぬきいた)と呼ばれる下地が仕込まれています。

この貫板が木材である為、気候の寒暖差によって収縮を繰り返し、
ビスを押し出してしまうのです。
また、貫板が長年の湿気などで傷んでいると、ビスが上手く刺さらないという事態も発生します。

この状態を放置しておくと、
貫板の腐食がますます進み、
ビスで留まっていない板金が、強風にあおられ、飛ばされてしまう...なんてことも起こり得ます。
危険も伴う現状ですので、お早めの対処が必要です。



☆ちょっと豆知識~「ビス」と釘って何が違うの?☆
■釘
軸に凹凸がなく、金槌などで上から打ち付けて固定するので、
まっすぐに上から引き抜くなどの上下方向の力には弱く、逆に横方向の力には強いのが特徴。

■ビス
軸に凹凸があり、ねじり込んで留め付けるので、上から引き抜くのは至難の業。
なかなか引き抜けない代わりに、横方向の力がかかると簡単に折れてしまうことも。


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