【現地調査】狭山市 平らな屋根「陸屋根」などの経年劣化を確認!
こんにちは!
めっきり寒くなり、いよいよ冬到来!ですね。
クリスマスのディスプレイが街を彩り、
いつもと違う華やかな雰囲気を楽しめる季節でもあります。
さて、今回リフォームの様子をご紹介するお家は、
狭山市・K様邸です。
K様邸の特徴は、なんといっても「陸屋根」。
「ろくやね」もしくは「りくやね」と呼ばれる屋根ですが、
水平だったり、勾配がほとんどない屋根のことを指します。
一般住宅では、珍しい部類に入る屋根、
どのような工程でリフォームされるのか、楽しみです♪
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それではまず、現地調査からです。
こちらが、K様邸の全体写真です。
屋根が平らだと、
モダンな雰囲気になりますね!
少しピンクがかったベージュの外壁も素敵です。
ですが、ところどころ、
劣化が進んでいる予感...
屋根を上から見てみます。
高所カメラで撮影した画像です。
おお!
上から見ると、まったくの平らではなく、
緩やかな勾配が作られていました。
雨水などを誘導するための工夫ですね。
(このように、雨の通り道を作っておいたりして、
お家の中へ水が入らないようにする仕組みを「雨仕舞」といいます♪)
良く見ると、
土砂が溜まっていたり、
材質が劣化している様子が確認できます。
水が溜まりやすく、劣化しやすい排水溝です。
屋根の角の部分です。
塗膜につやがなく、
剥離や褪色があったら、それは劣化のサインです。
塗装は、美観のためだけでなく、
「耐候性」といって、
紫外線や風雨などの外的刺激から、
建材を守ってくれる役割も、兼ね備えています。
よって、塗膜が劣化していると、
お家の劣化が、どんどん進んでしまうということに。。
K様邸でも、
お部屋の天井に雨漏りがあったようです。
天井の木材に色ムラがありますね。
これは早急な対処が望まれます。
K様邸では、
根本的な解決のため、屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
また、下屋根と呼ばれる、
大きな屋根の下に設置される、
外壁から突き出した屋根にも劣化が見られます。
その他、外壁にはクラック(ひび)が多数入り、
付帯部にも経年劣化が。
このような点を鑑みまして、
この度、全面的にリフォームを行うこととなりました。
次の記事では、
高圧洗浄の様子をご紹介します。
入間市 美観と耐候性の両立♪高耐候無機塗料によるアパートの屋根塗装
- 投稿日:2023年 10月30日
- テーマ:アパート施工 / ガイソーウォールルーフシーラー / ガイソールーフガード無機 / スレート屋根 / 屋根 / 屋根塗装
こんにちは!
入間市・S様オーナーのアパートのリフォームですが、
今回は、屋根塗装です。
前回の記事は、こちらです♪
→【現地調査】入間市 お任せ下さい!経年劣化したアパート、リフォームします♪
入間市 スッキリさっぱり気持ちいい♪バイオ高圧洗浄で塗装面を丸洗い!
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前回の記事でもご紹介しましたが、
屋根塗装の場合は、しっかりと洗浄をおこなってから、
塗装します。
(ちなみに、
屋根カバー工法の場合は、
屋根に厚くコケが生えている等の特殊な場合を除き、
そのままカバーすることが多いです♪)
クリーンに整えた屋根に、
まずは下塗りをしていきます。
ルーフシーラーという下塗り剤を使用して、
建材に塗料が染み込んでいく「吸い込み」を防ぎます。
せっかく何度も重ね塗りをしても、
建材に塗料が、どんどん吸い込まれてしまったら、
せっかくの塗料が台無しです。
使用する塗料の量も増えてしまいます。
特にアパートは、屋根も大きいですので、
大きな損失ですよね。
また、下塗りは、
塗料の密着性を高める役割も果たします。
次に、中塗りです。
つやが全く違いますね!
こちらは「ガイソールーフガードMUKI」という塗料を使用しています。
無機と有機のハイブリッド塗料で、
それぞれの良さを存分に生かし、強靭な塗膜を形成します。
期待耐候年数15年、
しかも施工保証が3年ついた、安心の塗料です。
しかも、セルフクリーニング効果があり、
雨が降るたびに、汚れを洗い流してくれます。
屋根は普段、こまめに掃除することは、
まず出来ませんので、
自然にきれいな状態がキープできるのは、嬉しいですよね♪
最後に、同じ塗料で上塗りをします。
さらに、つやおよび塗膜の厚みが増しました。
塗料の性能を生かすには、
その膜に一定以上の厚みが必要です。
職人の手によるローラー工法は、
原液に近い形で、塗料を塗布できますので、
塗膜の厚みをしっかりと形成。
美しさと強さを両立することができます。
下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが完成です!
神々しいほどの、美しさ...!
むらなく、塗料の厚みを感じさせる仕上がりです。
ですが、ここで終わりではありません。
屋根塗装の「縁切り」をします。
屋根の重なりに、
塗料が入り込んで塞がってしまった部分を、
文字通り「切って」、隙間を確保していく作業です。
この隙間は、水の通り道です。
ここが塞がっていると、
屋根に降り注いだ雨水が屋根の内部に溜まり、
その水が浸入すると、雨漏りの原因になってしまいます。
ひとつひとつ、手作業で切っていく、
手間のかかる作業、
しかもこのような広い屋根、さらに大変ではありますが、
快適にお住まいいただくには、必要な作業。
完ぺきに施工致します。
満を持して、完成です!
さて、次の記事では、
コーキング・外壁塗装工事についてご紹介します。
次もどうぞお楽しみに♪
【現地調査】入間市 お任せ下さい!経年劣化したアパート、リフォームします♪
- 投稿日:2023年 10月27日
- テーマ:アパート施工 / スレート屋根 / チョーキング現象 / モルタル / 劣化症状 / 外壁 / 屋根 / 庇 / 換気フード / 波板 / 点検 / 現地調査 / 色褪せ / 雨樋 / 高所カメラ
こんにちは♪
この度、数回にわたってご紹介しますのは、
入間市・S様がオーナーの、アパートのリフォームです。
アパートももちろん、老朽化します。
入居者の方に喜んでいただくためにも、
新しく入居者を迎えるためにも、
きれいかつ安全性の高い建物であるのに、越したことはありません。
今まで、個人宅のリフォームを主にご紹介してきました、
このブログ。
集合住宅であるアパートは、どのような工事になるのでしょうか?
わたしも楽しみです♪
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アパートのリフォームも、
まずは、現地調査です。
全体写真から、ご覧下さい。
アットホームな印象のアパートです♪
場所ごとに、細かく見ていきます。
こちらは、屋根です。
まだらに色褪せし、劣化の様子が見受けられます。
色褪せは、
塗膜の耐候性が低下しているサインです。
太陽光の紫外線や雨風などの、様々な外的要因から、
部材を守る性能を「耐候性」と呼びます。
屋根は真っ先に、外的影響を受ける場所ですので、
耐候性の低下は致命的。
リフォームにより、性能を高める必要があります。
雨樋やコーキングも心配です。。
(汚れが溜まっています)
(コーキングが劣化し、剥離・断裂が見られます)
次に、外壁の様子です。
排気口から、油を含んだ空気が排気された影響で、
ベトベトした汚れが付着し、
下へ伝っております。
こちらは、壁に何か衝撃があったのでしょうか。
壁に穴が開き、
塗膜が剥離しています。
このような場所から水が浸入すると、
雨漏りの原因になったり、
建物の基礎部分が腐食したりする原因になります。
また、塗膜そのものの劣化も進んでおり、
触れると白い粉がつく、チョーキング現象も確認できました。
その他に、
自転車置き場の屋根である、波板の劣化が確認できましたので、
こちらも交換することになりました。
たくさんの人が住むアパートは、
場合によっては、個人宅よりも劣化の進行が早く、
その度合いも激しいもの。
せっかくの機会、
しっかりとメンテナンスを行いましょう。
次からは、具体的なリフォームの工程が始まります。
どうぞ、お楽しみに♪