狭山市 台風などの強風に負けない!デグラセネターで屋根カバー工事♪
こんにちは!
今回は屋根カバー工法についてご紹介します。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
→狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
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前回、屋根の下葺き材として、
ルーフィングシートを張りました。
その上から、新規の屋根材を被せていきます。
「既存の屋根にかぶせるって、大丈夫?」
「飛ばされたりしないの?」
と、心配があるかもしれませんが、
ご安心下さい!
今回使用致します、
人気の屋根材・デグラセネターは、
独自のインターロック工法を採用。
屋根材一枚一枚を、
垂直・水平方向に、それぞれビスで留めてしっかり固定し、
屋根本体と一体化させます。
(引用元:デグラ屋根システム)
耐強風性が大いに期待でき、
風速70m/sの風圧実験も、クリアするほど。
※ちなみに「猛烈な」と表現される台風の風速は、54m/s。
風速70メートルは、新幹線の速度に匹敵する風速です。
また、横からの風だけでなく、
下から吹き上げる風にも強いので、台風にも非常に強く、
心強い屋根材です。
そのセネターの画像はこちらです。
M様邸では、温かみのあるオレンジ系の色、
ティークが採用されました。
派手すぎない色と、シンプルなデザインが素敵ですね!
屋根をカバー致しましたら、
棟板金の下地材・貫板を設置します。
貫板の材質として、木材が使用されることも多いのですが、
セネターは非常に高品質。
30年の材料品質保証がついているほど、耐候性に優れた屋根材ですので、
貫板が木材だと、こちらが先に劣化してしまいます。
ですので、セネターに関しては、
木材ではなく、樹脂などの劣化しにくい材質の貫板を使用します。
写真の、白い部分が貫板です。
そこに棟板金を被せますと、
このような仕上がりになります♪
そして今回、
棟板金に同化していてわかりにくいですが、
新しく換気棟も設置いたしました。
オレンジ色で〇をつけた部分が、換気棟です。
換気棟は、屋根裏の換気を促すための装置。
屋根裏にこもりがちな、もわっとした空気を排出し、
快適な空間を作り出します。
気密性の高い最近の住宅には、
ぜひ、設置をおすすめしたい部材です。
次回は外壁塗装です。
かなり思い切ったリフォームになりそうですよ!
どうぞお楽しみに♪
狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
こんにちは!
前回に引き続き、狭山市・M様邸のリフォームの様子、
今回は、屋根カバー工法です。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
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コケが大量に発生し、屋根材の劣化が著しい、M様邸。
今回は、屋根カバー工法でリフォームをします。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上から、
新しい屋根材を被せていくリフォーム方法です。
既存の屋根を取り外す手間がなく、
また、その際に出る大量のごみを処理する必要もないので、
時間も、そしてお金もセーブできる、
人気の高い工法です。
特に、2006年以前に建てられた建物の場合、
屋根にアスベストを含んでいる恐れがあります。
その場合、アスベストによる汚染を防ぐため、
その解体や処分に、余分にお金がかかりますので、
屋根カバーが採用される場合が多い、という実情もあります。
2006年以前...というと、17年以上前。
ちょうど多くの方がリフォームをされる時期にも当たりますね。
話は戻りまして、M様邸です。
まず、屋根カバー工法の際不要となる、
棟板金を撤去します。
BEFORE
AFTER
とてもすっきりしました!
その後、屋根の防水対策に欠かせない、
ルーフィングシートを張ります。
使用致しますのは、
カッパ23という、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
アスファルト、という言葉にあるとおり、
アスファルトを染み込ませた紙(アスファルト含浸紙)を
「改質アスファルト層」で挟み、
そして、その上に、
「鉱物質粉粒」と「特殊合成樹脂」を塗布し、
下からも「合成繊維不織布」で、コーティングされている...という、
多層構造で成り立っています。
カッパ23を製造されている日新工業株式会社さんが、
わかりやすく画像にして下さっていますので、
転載させていただきますね♪
引用元:日新工業株式会社
改質ゴムの名の通り、
優れた弾力性がありますので、
このように複雑に入り組んだ部分も、お手のものです!
屋根防水のかなめともいえる、
下葺き材、改質ゴムアスファルトルーフィング。
普段は屋根の下に隠れ、
その存在を意識しづらい部材ですが、
屋根カバー工法の際、
非常に広く使用されております。
ぜひこの機会に覚えておいて下さいね♪
次の記事では、
屋根カバー工法についてご紹介します。
【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
こんにちは!
今回は、狭山市・M様邸のリフォームについて、ご紹介致します。
まずは、現地調査の様子です。
まずは、屋根です。
高所カメラを使用した、上空からの写真です。
遠く離れた場所からでも、
緑色のコケに覆われている様子が、確認できます。
さらに近づいてみると...
屋根材の色褪せや欠け、
そして、先ほどとは違う場所の屋根には、
異なる種類のコケが生えているのが、
わかります。
欠けはもちろんですが、
コケの発生も、屋根の劣化の症状です。
屋根が劣化し、防水効果が失われることで、
雨水などの水分を含みやすい状態になります。
じめじめした場所を好むのが、
コケやカビ、そして藻です。
それらの発生は、美観を損ねるだけでなく、
屋根の劣化を、ますます促進させていきますので、
早めの対処が望まれます。
次に、外壁です。
レンガ調の外壁が素敵ですが、
全体的に白っぽく粉化し、
コーキングの傷みが気になります。
白っぽくみえるのは、
顔料が分離し、粉状になって表面化した、
チョーキング現象によるもの。
劣化の代表的な症状です。
また、コーキングは、
かなり劣化が進行しているようです。
傷んだコーキングのすき間から、
雨水が入り込むと、雨漏りの原因となります。
さらにその雨水が、建物の基礎部分に深く侵入すると、
建物内部の腐食や、
場合によっては、シロアリの発生にも繋がります。
コーキングは、お家に占める面積は大きくありませんが、
お家の維持に、大きく貢献している部分。
こちらも、早急に対処したいところです。
最後に、バルコニーです。
まだらに汚れがこびりつき、
塗膜の剝げも見られます。
バルコニーは、外に面していますので、
常に日差しを浴び、雨風にさらされる、
劣化が進みやすい場所。
屋根や外壁のリフォームの際は、
ぜひ一緒にメンテナンスをしていただきたい場所の1つです。
現状の問題点を確認したところで、
次回の記事からは、具体的なリフォーム工事について、
ご紹介していきますね!
どうぞ、お楽しみに♪