【現地調査】飯能市 うっすら色褪せた外壁と痩せたコーキングを確認!


こんにちは!

寒暖差の大きな毎日ですが、
皆さん体調を崩されていませんか?

弊社は、みんな元気です!と言いたいところですが、
あちこちで、ズルズルや「くしゅん!」でして...
この時期は、体調管理がむずかしいですね。

水分が大敵であるお家にとっても、梅雨の時期は大変やっかいな季節
この時期を上手にやり過ごすのが、
お家を長持ちさせるための秘訣でもあります。


お家が経って、10年ほど経過していたら
そろそろお家の防水性を含め、耐候性が低下しはじめる時期
すなわち、リフォームを考え始める時期です。


ぜひ他のお家のリフォームの様子をご覧いただいて、
同じような症状はないか?
どのようなリフォームがなされるのか?」などなど、
知っていただけましたら、幸いです。



さて今回は、飯能市・K様邸のリフォームにつきまして、
ご紹介致します。

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まずは、全体の様子を見ていきましょう。

IMG_6009.JPG

レンガ調の外壁が素敵な、K様邸。

一見すると、特に問題がなさそうなK様邸ですが、
細かく、しっかりとチェックしていきましょう!


まずは、屋根の様子です。

IMG_5929.JPG

全体的に色が褪せ、
うっすらと変色しているのがわかります。

塗料の色褪せは、劣化の症状のひとつ
こういった状態ですと、
塗料本来の耐候性が低下しているため、
防水性などの効果が見込めません。


また、茶色く変色しているのは、
コケの繁殖によるものです。

コケは、ご存知のとおり、
水分が多くじめじめしているところを好みます

つまり、コケが繁殖しているということは、
屋根が水分を多く含んでいるということ
つまり、屋根の防水性が低下している証拠です。

そろそろリフォームの時期であると言えそうです。


次に、外壁です。

IMG_5971.JPG

全体的にツヤが失われ、少し白っぽくなっています。
そろそろ劣化が始まっているのかな...というところですね。


では、壁に触れてみましょう。

IMG_5977.JPG

塗膜が劣化すると、
塗料の顔料が分離し、白い粉となって手に付着する、
チョーキング現象があらわれるのですが、
それはそれほど見られないようです。

本格的な劣化が始まる前に
リフォームを始めるのが理想ですから、
とても良いタイミングだと言えそうです。


すこーし気になるのは、コーキングの状態

IMG_5985.JPG

コーキングとは、
サイディングボードのつなぎ目に充填する目地材のことです。

この部分が凹んで、
痩せてしまっているのが、確認できます。

コーキングは、
例えば、地震などで家が大きく揺れた時に、
サイディングボードの間で柔軟に伸縮し
建物の揺れを抑える、といった働きがあります。

この「柔軟に伸縮」というのが大切な部分。
コーキングが劣化していると、伸縮性が低下してしまいます。
このまま劣化が進むと、
コーキングのひび割れや剥離などが見られるようになり、
建物の強度を低下させたり、
雨もりの原因になったりします。

コーキングの痩せは、劣化の初期症状ですから、
ぜひメンテナンスを行いたい状態です。


あとは、ちょっと細かいですが、
このような部分も、汚れや劣化が確認できました。

軒天です。

IMG_5983.JPG


建物の基礎の部分、ですね。

IMG_5987.JPG


せっかくの機会ですので、
細かい部分まで目を光らせて、お家の問題点を探ります。

適切な時期に、きちんと手をかけて
リフォームをしていくことが
お家の健康寿命を延ばすことにつながっていくのです。
人間も一緒、かもしれませんね!


次の記事では、バイオ高圧洗浄の様子をご紹介します。


こういった現地調査および、お見積りは、
無料でおこなっておりますので、
リフォームをお考えの方は、ぜひ下記までご相談くださいね♪





日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します


こんにちは!

今回は、前回に引き続き、
日高市・O様邸の屋根工事について、ご紹介します。

前回は、ルーフィングシートを張り、
セネターにより屋根カバーを施工致しました。
今回は、換気棟の設置をします。


今までの記事は、こちらから♪
日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー

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換気棟とは、
屋根裏に集まった、熱や湿り気を帯びた空気を排出し
外の新鮮な空気と交換する装置です

屋根裏は、太陽からの熱を受けた屋根から伝わる熱や、
お風呂や台所、人間の呼気から発生する熱が上昇し、
集まってきます。

この熱や湿り気を帯びた空気により、
夏は猛烈に熱くなりますし
冬は気温差による結露が、大きな問題となります

熱や湿気を帯びた空気が滞留することにより、
木造住宅の基礎部分を腐らせてしまったり、
屋根裏の熱が居住空間にも伝わり、室温も上昇。
建物にも、人にも負荷がかかり続けます。


このような、住空間に悪影響のある空気を、
屋根の頂点から排出し、
軒先や換気棟から、涼しい空気を取り入れる部材が、
換気棟です


2023_03_15_06_00_42_117_20.jpg

換気棟の部材が取り付けられました。

その後、さらに上に、カバーとなる部材が設置されるのですが、
屋根のてっぺんに穴が開いていますよね。
ここから、屋根裏の空気が排出されます。


ちょっと違う角度から見てみましょう。

2023_03_15_06_00_42_157_28.jpg


換気棟の部材、厚みがあるのがわかりますか?
換気棟の部分を拡大してみますね!

dsBuffer.bmp(赤丸).png


少しわかりづらいかもしれませんが、
換気棟の厚みの部分に、細かな穴が開いているんです
ここから屋内の空気が排出されます



この仕組み、わかりやすく解説された画像が、
ケイミュー株式会社様のHPに掲載されておりましたので、
画像をお借りしました。(ケイミュー株式会社様、ありがとうございます!)

画像は上から、夏・冬バージョン。
右側が、換気棟ありの場合です。

kanki_nathu.png(夏).png


kanki_fuyu.png(冬).png

(引用元:ケイミュー株式会社


換気の流れがよくわかりますね!

頂上の穴から雨水は入ってこないの?」という質問がたまにありますが、
雨水が入ってしまった場合でも
きちんと屋外へ排出される仕組みとなっているので、ご安心を。
本当によく考えられた構造です。

屋根のリフォームをお考えの際は、
ぜひ換気棟の設置をご検討ください♪


それでは、次も興味深いリフォームです。
煙突のリフォームについてご紹介致します!






日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー


こんにちは!

今回は日高市・O様邸の屋根カバー工法によるリフォームをご紹介します。

今までの記事は、こちらから♪
日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
日高市・O様邸 数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄

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まずは、屋根の棟板金を撤去します。

棟板金とは
屋根の頭頂部に設置された板金のことです。

2023_03_15_06_00_42_037_3.jpg


その際、細かなゴミが出ますので、
丁寧に掃除をします。

2023_03_15_06_00_42_066_9.jpg



その後、屋根の下葺き材として、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。

2023_03_15_06_00_42_071_10.jpg


使用致します商材は、カッパ23
釘穴シール性寸法安定性に優れたルーフィングシートです。


釘穴シール性
シートを固定するために釘を打つのですが、
釘穴シール性により、シートが釘をぎゅっと締め付け、
釘と穴の間のすき間を出来にくくします。
それにより、水が屋根に侵入するのを防ぎます。

寸法安定性
温度や湿度などの影響による、寸法および形状の安定性のこと。
これが優れているということは、
外的環境により伸縮する度合いが少ない、ということです。


ルーフィングシートは、屋根の防水において重要な部材です。

これから設置するセネターの防水効果も素晴らしいものですが、
それに頼ってばかりですと、屋根に大きな負担がかかります。

よって、屋根材だけでなく、
ルーフィングシートによる防水も併せ、
屋根全体の防水効果を上げていきます。



次に、屋根材のセネターを設置します。

2023_03_15_06_00_42_122_21.jpg

一気に屋根がグレードアップしますね!

デグラ・セネターは、
GAISO所沢店において、いち押しの屋根材です。

見た通りの美しさもさることながら
耐久性もピカいち

2019年の千葉県南部を襲った台風15号、
観測史上最強クラスの、まだまだ記憶に新しい台風ですが、
多数の屋根被害があった中、
セネターの屋根被害は、全くなかったそう

それもそのはず、
セネターは、風速70m/sの風圧実験をクリアした商材
その品質の高さが実証されたというわけです。
(ちなみに、この千葉の台風15号は、最大瞬間風速48.8m/sでした)


しかも、材料品質保証が30年ついております。
品質の高さが長く保証されるのですから、安心も倍増!ですね。



...すみません、この後換気棟が設置されるのですが、
長くなってしまったので、一旦小休止。

続きは、次の記事でご紹介しますね!





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