狭山市 【スレート屋根】カビや苔が発生の屋根を現地調査!オレンジ色の瀟洒な邸宅
こんにちは!
今回は、狭山市・S様邸のリフォームの様子をご覧いただきます。
オレンジ色の外壁が印象的な、意匠性の高いS様邸。
「瀟洒な」という言葉がぴったりのおしゃれな邸宅ですが、
すでに築20年とのこと。
経年劣化が否めず、この度リフォームのご依頼がありました。
さて、どのようなリフォームをされるのでしょうか?
まずは、既存の状態です。
入口横のオリーブの木も相まって、
おしゃれな一軒家カフェのような素敵な佇まいですが、
よくよく見てみますと...
まずは、屋根です。
広域に渡り、色褪せやカビ・苔の付着が見受けられます。
これはすでに、屋根の防水性が劣化してしまっている証拠。
屋根材が水を含んでおり、
このままの状態が続けば、屋根の劣化がますます進み、
雨漏りの原因となる可能性があります。
また、さらに目を凝らしてみると...
赤い丸印の中をご覧ください。
ビス、と呼ばれる、屋根を留め付けるための部材が、
飛び出てしまっています。
ビスが浮く、という言い方をしますが、
これは、板金の内側にある貫板が原因です。
...んん?何のことやら?という言い回しですが、
もう少し詳しく説明させていただきますね。
屋根を縁取るように設置されている金属の部分を
「水切り板金」と言いますが、
この下に「貫板」(ぬきいた)と呼ばれる下地が仕込まれています。
この貫板が木材である為、気候の寒暖差によって収縮を繰り返し、
ビスを押し出してしまうのです。
また、貫板が長年の湿気などで傷んでいると、ビスが上手く刺さらないという事態も発生します。
この状態を放置しておくと、
貫板の腐食がますます進み、
ビスで留まっていない板金が、強風にあおられ、飛ばされてしまう...なんてことも起こり得ます。
危険も伴う現状ですので、お早めの対処が必要です。
☆ちょっと豆知識~「ビス」と釘って何が違うの?☆
■釘
軸に凹凸がなく、金槌などで上から打ち付けて固定するので、
まっすぐに上から引き抜くなどの上下方向の力には弱く、逆に横方向の力には強いのが特徴。
■ビス
軸に凹凸があり、ねじり込んで留め付けるので、上から引き抜くのは至難の業。
なかなか引き抜けない代わりに、横方向の力がかかると簡単に折れてしまうことも。
飯能市 現地調査からわかる、住宅の劣化症状あれこれ リフォーム時期
こんにちは♪
冬到来!の寒さが続きますが、
皆さま、お風邪などひいてないでしょうか?
本日ご紹介致しますのは、飯能市・M様邸。
どのような様子なのか、確認していきましょう!
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日当たりが良く、穏やかな光が差し込むM様邸。
しかし!
日当たりが良い、という事はつまり、
屋根にも、存分に強い日差しが降り注いでいるわけで。。
長年の紫外線や、風雨などによる経年劣化のため、
色褪せ、欠けなどが目立ちます。
このような状態ですと、
屋根の防水効果が、格段に落ちてしまい、
屋根が雨水などの水分を吸収。
ますます劣化が進み、雨漏りなどの心配が出てきます。
また、逆に日当たりが悪い箇所の屋根は、
うっすらと緑色に染まっているのが、おわかりいただけますでしょうか?
カビや苔の繁殖が見られる状態です。
これは、屋根の防水効果が落ちている証拠。
屋根の防水効果が低く、
つねに水分を含んでいる状態であるため、カビや苔が繁殖してしまう...という訳ですね。
そのような屋根は、
ひびが入ったり、腐蝕が急激に進んでいくことがあるので、
甘く見てはいけない症状のひとつです。
次に、外壁です。
ところどころに、ひび割れが生じており、外壁の傷みが見受けられます。
ひび割れの始まりは「ヘアークラック」と言い、
髪の毛のような、細い割れから発生します。
そのまま放置しておくと、だんだんと割れが太くなっていき、
家屋の内部に水が侵入してくるようになります。
特に窓のまわりや、建物の隅っこは要注意です。
そしてお馴染みの、チョーキング現象!
壁に触ると白い粉が手についてしまう、劣化の症状ですね。
外壁の塗装が劣化し、成分が分離。
粉状になって、表面に現れてきます。
こちらの症状が見られましたら、メンテナンスの時期だと思って良いでしょう。
そしてこちらは、雨樋です。
汚れや、経年劣化が見られます。
修理の跡も確認できますので、やはりそろそろ寿命なのでしょう。
この機会に交換してしまうのが得策ですね。
最後に、ベランダです。
全体的に、汚れや色むらが見られます。
ベランダ床の色むらは、要注意!
塗料の防水効果が薄れ、水漏れの原因となります。
ベランダも、10~12年ほどでメンテナンスが必要ですので、
外壁や屋根などのリフォーム時、一緒に施工することをおすすめ致します。
紫外線を浴び続け、風雨にさらされるベランダは、
劣化が進みやすい場所と、心得ましょう。
さて、これらの問題点を踏まえて、
次の記事から、実際のリフォーム工事に移ります。
次の記事も、ご期待くださいね!
お家の劣化症状や状態が気になっている方、調査、診断、お見積りは無料で行っておりますので
お気軽にガイソー所沢店までお問合せ下さい♪
入間市 現地調査でひも解く「ここ、リフォーム必要です!」スレート屋根・ベランダの注意点
こんにちは!
入間市・Y様邸の現地調査、続きです。
前の記事は、こちらです
→入間市 現地調査でひも解く「ここ、リフォーム必要です!外壁コーキング」
こちらも、ぜひご覧下さい☆
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次に、屋根を見ていきましょう。
スレートと呼ばれる、
セメントに繊維素材を混ぜた、薄い板状の屋根なのですが、
こちらも一見、どこが問題なんだろう?と、
疑問に感じるような画像です。
が、近づいてみますと...
うーん、
塗装の色褪せや欠けが見えてきましたね。。
これも、劣化の代表的な症状です。
色褪せというのは、
つまり塗装の効果、防水性が落ちてしまっている状態です。
先ほど、セメントが素材であることに触れましたが、
このセメント、実は「水に弱い」という弱点があります。
塗装による防水性が低下した状態を、そのままにしてしまうと、
■雨が降る⇒セメントが直接水を吸って膨らむ
■日が出る⇒乾いて縮む
...という、伸び縮みを繰り返します。
この伸縮運動により、屋根に負担がかかり続け、
劣化が加速していくのです。
こちらも、なるべく早めの処置が望まれます。
どんどんいきましょう!
次は、ベランダです。
こちらは...そうですね、
床の塗装が剥がれ落ち、劣化している様子が顕著なようです。
見て、触って、状況を確かめます。
屋根の劣化と同じく、塗装が剥げてしまう事による、
防水効果の低下が想定され、
こちらも、水漏れの原因になりそうな症状です。
そんなベランダ、下から仰ぎ見ると、
ひび割れが生じております...!
危険性を感じる現状、ですね。
また、付帯部分と呼ばれる、雨樋にも注目です。
こちらにも、経年劣化が見られます。
やはり、要メンテナンスといったところでしょうか。
現在の状況から、いくつかの問題点が散見されました。
なかなか、じっくりとお家を見る機会もないですので、
現地調査は、貴重な気づきを得る機会でもあります。
次の記事からは、
これらの問題点を踏まえ、リフォーム工事に入っていきます!
入間市・Y様邸、どのような変貌を遂げるのでしょうか?
乞うご期待、です☆
ちなみに、現地調査・お見積りは無料ですよ!
お家の健康診断のつもりで、お気軽にご相談くださいね。