【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!


こんにちは!
毎日毎日暑いですが、
ほんの少し、日差しに秋を感じるようになりました。
今年の夏も終わっていくのだな...と思うと、感慨深いです。
ああ、この夏もちゃんと乗り切れてよかった!

皆さまは、どんな夏をお過ごしになったでしょうか?


さて、これから数回にわたって、
飯能市・N様邸のリフォームについてご紹介してまいります。

今回は現地調査の様子です。

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最初に、建物全体の写真です。

IMG_7233.jpg

そうですね、
やはり、経年劣化を感じさせる佇まいです。
リフォームに好適なお家だな、という印象です。


細かく様子を見ていきましょう!
まずは、既存の屋根です。

IMG_7192.jpg

高所カメラで撮影した画像です。

遠目からではわからない劣化が確認できます。
塗装の色が褪せ、塗膜が剥げ
屋根材がもろくなっている様子がわかります。

屋根はお家の雨傘。
雨漏りからお家を守り、耐久性を上げてくれている部材です。
また、強い日差しも防いでくれる、重要な役割を担っています。

早急にリフォームをしたい状態ですね。


IMG_7191.jpg

雨樋にもゴミが溜まってしまっています。。

掃除もままならない場所ではありますが、
雨水の通り道となる雨樋に不具合が生じると、
雨もりが発生したり
意外な部分に負荷がかかったりすることがあります


そして、こんな部分も...

IMG_7229.jpg

ベランダの屋根の波板(なみいた)が剥がれ、
めくれ上がっています。

波板とは、その名のとおり、
波のような形をしている建材のこと。
形状が波型であることで、強度が増し、
強くて丈夫な素材です。

ですが、軽さのため、風にあおられやすく
このように、めくれてしまうことがあります。

こういった状態ですと、
風が吹くたび、バタバタと大きな音を立てるなど、
不具合が出てきますので、
こちらも早めに対処したいところです。


次に、外壁です。

IMG_7202.jpg

IMG_7253.jpg

各所に、ひびが入っています。
これは、塗膜劣化の代表的な症状です。

ひびが大きくなると、雨漏りの原因となり、
さらに、建物の基礎部分に水が浸入すると、
建物の強度に影響が出たり、
場合によっては、シロアリが発生したりすることもあります。


劣化を証明するかのように、

IMG_7249.jpg

チョーキング現象
塗膜が劣化して顔料が分離し、白い粉となって表出する現象ですが、
こちらもはっきりと出現しています。

外壁をリフォームすることで、
塗膜による耐候性を期待したいところです。



年月を重ねると、
どうしても、その劣化を止めることはできません。

劣化は「当然のこと」として、
小まめに気を配り、メンテナンスを心がけていくことが大切です

それでは、次の記事では、
バイオ高圧洗浄の様子をお伝えします。
次もお楽しみに♪






狭山市 劣化したサイディングボードのコーキングを打ち直します!


こんにちは!

前回に引き続き、狭山市・A様邸のリフォーム、
本日は、縁の下の力持ち・コーキング工事をご紹介したいと思います!


今までの記事は、こちらから♪
狭山市 キノコが生えたコーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
狭山市 リフォームの事始め~ガイソーパワークリーナーでバイオ高圧洗浄♪
狭山市 抜群の性能・シルキーG2を使った屋根カバー、換気棟を設置

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現地調査の際、
コーキングにいくつかの問題点が確認されました、A様邸。

例えば、ひびが入ったコーキング、

IMG_4831.jpg

今にも剥がれそうなコーキング、

IMG_4823.jpg

そして、極めつけは、
キノコが生えてしまったコーキングです。

IMG_4847.jpg


壁自体は、そこまで劣化していないようなのに、
なぜコーキングが...?と思いますが、

じつはコーキング、外壁よりも寿命が短いんです

環境にもよりますが、
5~10年ほど、とも言われています。

外壁は、だいたい10年を目安にリフォームの時期となるのですが、
それより少し短いですよね。


コーキングのみのリフォーム工事は、なかなか考えにくいと思いますので、
コーキングの劣化が気になり始めたら、
外壁や屋根も一緒に、リフォームを検討しましょう♪



それでは、既存のコーキングを取り除いていきます。

カッターで切り込みを入れて、1本1本剥がします。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_16.jpg


LINE_ALBUM_足立様邸_230519_15.jpg


剥がした後は、こんな感じです。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_14.jpg

溝の奥の方が、
青っぽくなっているの、わかりますか?

この青い部分は、バックアップ剤といい、
コーキングが密着しないようになっています。

左右と奥の3つの面、すべてがコーキングと密着してしまうと、
例えば地震などで大きく壁が揺れた場合、
その衝撃を逃すことができず、外壁がひび割れてしまうことがあります。

ですので、あえて奥の面を密着させず
コーキングの柔軟性を生かして、建物の揺れに対応することで
外壁を守っているのです


この溝まわりをテープで養生して、
プライマーを塗布します。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_12.jpg

プライマーは、
コーキングをしっかりと密着させるために塗る、
下塗り剤です。



コーキング材を注入します。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_11.jpg


コーキングを、ヘラでならします。

LINE_ALBUM_足立様邸_230519_57.jpg

その後、養生テープを剥がし、
乾燥させたら完成です。

これをすべてのコーキング箇所でおこなうのですから、
大変な作業ですよね!



それでは次の工程は、外壁塗装です。
次もお楽しみに♪







狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!


こんにちは!

日差しもだんだん強さを増し、
夏らしくなってきました。
クーラーなしではいられない暑い日もありますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、狭山市・A様邸のリフォームをご紹介致します。

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まずは、現地調査からです。

IMG_4713.jpg

全体の様子です。
白を基調とした、シンプルなお家です。

この距離では、
劣化らしい劣化は確認できませんが、
壁に触れてみると...

IMG_4818.jpg

指先に、白い粉が付着しているのがおわかりでしょうか?

これはチョーキング現象という、
塗膜劣化のサインです。

塗料が劣化することにより、顔料が分離し、
白い粉となって表出します。
塗装してから10年ほど経過すると出現する、この現象。
そろそろ、塗り替えの時期ということですね。



こちらには、コケが...。

IMG_4845.jpg

日当たりが悪い壁は、
水はけが悪く、このようにコケが生えてしまいます。



この画像では、コーキングにご注目下さい。

IMG_4822.jpg

コーキングとは、
サイディングボードをつなぐ、ゴム状の部材です。

ボード同士をつなぎ、
地震や強風などの影響による建物の揺れに対して、
柔軟に伸縮することで、
衝撃を和らげ、建物を影響から守ります。


A様邸では、画像の通り、
コーキングが痩せてしまっています。
この「痩せ」も、経年劣化により起こります

痩せて硬くなり、
コーキングの伸縮性が失われると、
本来の働きを存分に発揮することができません。


そしてここには、思いがけないものが...!

IMG_4847.jpg

コーキングが痩せて凹み、
その部分に水が溜まっていたのでしょうか。
水と養分を得て、キノコが生えてしまいました

残念ながら、見た目も良いとは言えませんね。


こちらは、ひび割れています。

IMG_4831.jpg

このひびから水が侵入することで、
雨漏りや建物内部の腐食につながります。

コーキングの打ち替えが必要です。



次に、屋根をご覧ください。
こちらは、高所カメラで撮影しております。

IMG_4723.jpg

全体的に色褪せ、剝げが確認できます。
塗膜が劣化している状態ですね。

塗膜が劣化しているということは、
見た目ももちろんですが、
屋根を守る性能が低下しているということですから、
リフォームによって、
防水性や耐久性などの効果を向上させる必要があります。


ベランダの様子です。

IMG_4727.jpg


IMG_4730.jpg

全体的に黒っぽく変色しており、
水がたまりやすい端っこには、コケが生えています。

また、横方向に、
床がひび割れている様子も確認できますね。
このひびから、
雨漏りが発生することもありますので、要注意。
修理およびメンテナンスを、早急に行う必要があります。


どうしても、築年数を経ると、
いろいろなところにガタが出てくるもの
それは、人間も同じですよね。

こまめなチェックとメンテナンスが、
お家を長持ちさせるコツです。


次の記事では、バイオ高圧洗浄の工程を、
ご紹介します!



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