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【住宅省エネ2024キャンペーン】ちょっとブレイク~カーボンニュートラルって何?所沢市
こんにちは!
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
これまで「子育てエコホーム支援事業」について、
解説してまいりましたが、
ちょっと一休みしましょう♪
今回のテーマは
「カーボンニュートラルとは?」
キャンペーンの最大の目的にもなっている、
カーボンニュートラルの実現。
正しく理解している方、実は少ないのではないでしょうか?
「聞いたことはあるけど、具体的にどんなこと?」
この記事で、
わかりやすくお伝えできたら、と思っております!
★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~申請の流れと補助額の上限 所沢市
カーボンニュートラルの定義
「カーボンニュートラル」という言葉を構成している、
「カーボン」と「ニュートラル」という単語、
■カーボン=炭素
■ニュートラル=中立
を、意味しています。
その言葉の通り、
「カーボンニュートラル」は、「炭素中立」とも呼ばれ、
環境省では、
「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること」と、
定義しています。
温室効果ガスとは?
「温室効果ガス」とは、
二酸化炭素をはじめ、メタン、一酸化二窒素、フロンなど、
大気圏に存在し、地表から放射された赤外線の一部を吸収することで、
温室効果をもたらす気体のこと。
温室効果がないと、
地球の表面温度は-19℃となるとも言われており、
温室効果ガスによって、地球の平均温度はおよそ14℃に保たれています。
ですが、その濃度が増えすぎてしまうと、
効果が過剰に高まり、地球温暖化につながっていきます。
今後さらに、温室効果ガスの増加が続くと、
今世紀末には、世界平均地上気温は0.3~1.7℃の上昇、
最悪の場合、最大4.8℃にもなると予想されています。
それだけでなく、
極端な地球温暖化は、
大型台風や、集中豪雨などの異常気象を引き起こし、
南極や北極、高い山にある氷が溶けて、海面が上昇。
陸地が減ることによって、住む場所が失われるといったことも、
起こり得ます。
つまり、温室効果ガスの削減は、
今までどおり地球で暮らしていくために、
世界中の一人一人が、
意識的に取り組んでいかなくてはいけない課題なのです。
あらためて、カーボンニュートラルとは?
しかし、温室効果ガスは、
経済活動や日常生活に伴い、どうしても発生してしまう、
0にすることは、不可能なもの。
これを限りなく0に近づけていくため、
温室効果ガスの発生を、可能な限り抑えつつ、
排出せざるを得ないものに関しては、
同じ量を、吸収・除去することで、全体として0にしていく試みを、
世界全体で行っています。
吸収・除去する具体的な方法としては、
植林をしてCO2の回収量を増やしたり、
CCU(貯留したCO2を資源として活用する技術)、
CCS(大気中のCO2を回収し地中に埋める技術)
といった、新しい技術を活用することなどが挙げられます。
こういった取り組みを通じ、
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにしていくことを、
「カーボンニュートラル」といいます。
資源エネルギー庁のブログから、
こちらの図を引用させていただきますね。
出典:資源エネルギー庁『「カーボンニュートラル」って何ですか?(前編)
~いつ、誰が実現するの?(2021-02-16)
「カーボンニュートラル」についての理解、
深まりましたでしょうか?
「地球」や「温暖化」など、大きな話になってくると、
つい「私には関係ないこと」と、
一括りにしてしまいがちですが、
実は私たちにできることは、たくさんあります。
例えば、
この「住宅省エネ2024キャンペーン」を利用して、
住宅の省エネ化を進めるのも、できることの1つ。
お得に工事ができ、
リフォーム後の省エネ性能の高い設備によって、
光熱費も永続的に節約できるという、
家計に嬉しいキャンペーンですが、
金銭的な「お得」に加え、
「地球のために役に立っているんだ!」と、
胸を張ってリフォーム工事を進めていただければ、
幸いです♪
【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~申請の流れと補助額の上限 所沢市
こんにちは!
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
今回のテーマは、
「子育てエコホーム事業~申請の流れと補助額の上限」です。
どのような流れで補助金の申請を行い、交付されるのか?
どれくらい補助金が還元されるのか?
...といったところを、
解説していきたいと思います!
★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市
どのような流れで申請・還元されるの?
実は、一般消費者の方々は、
このキャンペーンの申請者にはなれません。
事前に登録を済ませた「登録事業者」が、
工事完了・引き渡し後に、代理で交付申請を行います。
そして後日、登録事業者へ交付された補助金が、
施主様へ還元されることになります。
つまり、
リフォーム会社→事務局、の流れで、
申請をおこない、
事務局→リフォーム業者→住宅取得者、の流れで、
補助金が交付・還元されていく、ということです。
還元方法は、
「現金で全額お支払いする」(一旦全額お支払いいただいた後に還元)
「あらかじめ工事代金に充当する」(還元を見越して補助額分あらかじめ値引き)
のいずれかとなり、
どの方法がとられるかは事業者によりますので、
事前に確認しておきましょう。
(ちなみに弊社では、
前者の方法で対応させていただいております)
補助金の上限額について
まず、注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入について、
見ていきましょう。
■長期優良住宅:1住戸につき100万円
■ZEH住宅:1住戸につき80万円
ただし、
①市街化調整区域②土砂災害警戒区域又は浸水想定区域に関しては、
金額が異なってきます。
リフォームに関しては、
原則、1戸あたり20万円が補助上限です。
ですが、
前回の記事でも触れましたが、
世帯属性によって上限の引き上げがあり、
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限30万/戸
(既存住宅の購入が伴う場合は、上限60万/戸)
となります。
また、リフォームすることにより、
その物件が、長期優良住宅の認定を受ける場合は、
・子育て世帯・若者夫婦世帯:上限45万/戸
・その他の世帯:上限30万/戸
と、さらに上限額がアップ!します。
しかし、実はこの額、
昨年2023年「こどもエコすまい支援事業」に比べ、
残念ながら、ダウン!しているんです。
ちなみに、
「こどもエコすまい支援事業」では、
リフォーム額の上限は、30万円でした。
つまり10万円も下がってしまっています。
子育て世帯・若者夫婦世帯においても、
上限45万/戸と、こちらは15万円の引き下げに。
(既存住宅の購入が伴う場合は、上限60万/戸は変動なし)
少々残念なことではありますが、
前回のキャンペーンが交付申請期限の12月31日より、
約3ヶ月も早い、
9月28日に予算上限に達したことに起因するようです。
上限額は低くなりましたが、予算自体はアップしていますので、
なるべく多くの人に補助金が行きわたるよう、
配慮されてのことと思われます。
...とはいえ、安心はできません!
この補助金の認知度が上がったこと、
昨年度は様子見のため、リフォームを控えていた方がいること、
などなど、
今年の補助金の申請を待ち構えている方が、
多くいると予想されています。
しっかりと知識を身につけ、
来るべきキャンペーンの申請に備えましょう!
ガイソー所沢店では、
皆さまの満足のいくリフォームを全力で応援しています!
【住宅省エネ2024キャンペーン】子育てエコホーム~どんな工事が対象になるの?所沢市
こんにちは!
シリーズでお届けしている「住宅省エネ2024キャンペーン」、
今回のテーマは、
「子育てエコホーム支援事業、どのような工事が対象になるの?」です。
お家に関係する工事であれば、どんな工事でもOK!
...という訳ではありません。
工事の内容については、細かい決まりがあります。
ぜひ一緒にチェックしていきましょう♪
★今までの記事は、こちらです。
→【住宅省エネ2024キャンペーン】キャンペーンの概要、簡単に説明します!所沢市
→【住宅省エネ2024キャンペーン】「子育てエコホーム支援事業」とは?所沢市
どんな工事が対象になるの?
子育てエコホーム支援事業、
補助対象となるのは、
①注文住宅の新築
②新築分譲住宅の購入
③既存住宅のリフォーム
の、3つの事業となります。
上記の①・②においては、
先日の記事のとおり「世帯制限」なるものが存在し、
それにプラスして、
■「長期優良認定住宅」「ZEH適合住宅」のいずれかの認定を受けていること
■住戸の延べ面積が50㎡以上240㎡以下であること
という、対象工事の要件があります。
そして、ご注目いただきたいのは、
③既存住宅のリフォームです。
この項目はちょっとややこしくて、
補助を受けるのに、必ずしなくてはいけない「必須工事」が存在します。
さらに、世帯制限はないものの、
世帯の属性によってもらえる額が変わってくるのです。
まずは、対象となる工事をご紹介します。
★①開口部の断熱改修
★②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
★③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
★印のついた工事は、
今回の補助を受けるにあたって、必ず実施しなくてはいけない工事です。
名称に「省エネ」とあるとおり、
それに該当する工事が必要となる訳ですね。
また、④~⑧は、単独では対象にならず、
★の工事と組み合わせることで、対象となります。
そして、世帯の属性ですが、
「子育て世帯」「若者夫婦世帯」については、
補助上限の引き上げがあります。
一戸あたりの上限補助額、
リフォームについての箇所を抜き出しますと、
■「子育て世帯」「若者夫婦世帯」が、持ち家をリフォームする場合
→30万円
■「子育て世帯」「若者夫婦世帯」が既存住宅を購入し、リフォームする場合
→60万円
■「子育て世帯」「若者夫婦世帯」以外がリフォームする場合
→20万円
ちなみに、1申請あたりの合計額が、
5万円未満の場合は申請できませんので、お気をつけください。
その場合は、他の工事と組み合わせて、
5万円以上になるようにすると良いでしょう。
また、対象工事の着工期間ですが、
2023年11月2日以降
となっています。
申請は、2024年3月中下旬~ですが、
それより早い工事でも、2023年11月2日以降の工事であれば対象になります。
ですので、
「ああ、もう工事着工してしまった...!」とがっかりする必要はありません。
ただその際は、(2023年11月2日~2024年3月31日の場合)
「子育て世帯」「若者夫婦世帯」の定義がちょっと変わってきますので、
お気をつけくださいね。
それでは、次はいよいよ、
「申請の流れと補助額の上限」について、
お伝えしていきたいと思います。
次回もお楽しみに♪