飯能市 もっと知りたい外壁塗装「チョーキング現象」深掘りします!
- 投稿日:2023年 11月 8日
- テーマ:ガイソーウォールタフネスシリコン / ガイソーウォールフッ素 / ガイソーウォールフッ素4FⅡ / ガイソーウォール無機z / コラム / チョーキング現象 / 塗料 / 外壁 / 外壁塗装
こんにちは♪
今回は、
このブログでも頻繁に登場するワード、
「チョーキング現象」について、深堀りしていきたいと思います!
塗装は、約10年でリフォームの時期と言われますが、
塗膜劣化のサインともいわれるのが、チョーキング現象。
例えば、古い公園の遊具を触ると、
手に白い粉がついた...なんていう、経験はありませんか?
そう!それが、チョーキング現象です。
触れるとわかる、
初心者の方でも発見しやすい劣化症状ですので、
この現象がどういったものなのか、
正しくご理解いただけましたら、幸いです!
チョーキング現象の仕組み
そもそも塗料とは、主に、
・塗膜を形成する→樹脂
・色の素となる→顔料
の2つから、構成されています。
白色の顔料に含まれる酸化チタンが、
紫外線を浴びることによって化学反応を起こし、
「ラジカル」という分子を発生させるのですが...
このラジカルが、悪さをするんです!
ラジカルは、
塗膜の樹脂層の結合を、次々と破壊していきます。
ダメージを受けた樹脂層は、
厚さを保ちつづけることが出来ず、
本来、樹脂層に収まっているはずの顔料が露出します。
これが、
手で触れると付着する白い粉の正体、
チョーキング現象の仕組みです。
チョーキング現象を起こしにくくする技術とは?
チョーキング現象を抑制するには、
原因であるラジカルを発生させないことが重要。
このような技術を、
「ラジカル反応制御技術」といいます。
長い名称なので、
「ラジカル塗料」という言い方をされることがあり、
「こういった名前の塗料があるのか?」と、
間違って認識されることがあるようですが、
技術の名前、なんですね。
この技術は、端的にいうと、
ラジカルを発生させる酸化チタンを、コーティングする技術。
バリアーで覆われた酸化チタンは、
紫外線の影響を受けにくくなり、ラジカルの発生を抑えます。
また、ラジカルが発生してしまっても、
一緒に配合されている「光安定剤」という成分が、
ラジカルを捕捉し、
樹脂層の破壊を抑制してくれます。
昨今の技術の進化には、驚くばかりですね!
ラジカル反応制御技術が用いられる塗料
弊社で扱っている外壁塗装の塗料にも、
この技術が多く用いられています。
最高級のガイソーウォール無機Zはもちろんのこと、
ガイソーウォールフッ素4FⅡ、
ガイソーウォールマイティフッソ
ガイソーウォールマイティシリコンなどが、
挙げられます。
筆頭にあげた、ガイソーウォール無機Zは、
他の技術との複合的な要素もあるのですが、
期待耐候年数20~25年、
メーカーによる、10年もの塗膜保証つき!
長く美観や耐候性が望めるのは、
ありがたいですよね。
また、もともと酸化チタンは、
白色顔料に含まれる成分ですので、
白色顔料が多く含まれる淡彩色の塗料は、
ラジカル反応を起こしやすくなります。
逆に、白色顔料が少ない濃彩色は、
ラジカル反応は起こしにくいのですが、
色褪せしやすい特徴があるので、
美観の安定性といった点ではもう一歩。
双方、特徴を見極めた上で、
塗料の選定されることをお勧めします。
************************
いかがでしたか?
チョーキング現象の仕組み、
そして、現象を起こしにくくする技術・塗料について、
ご紹介しました。
外壁に触れて、
「あっ!」と思ったら、
ぜひ、弊社へお気軽にご連絡下さい。
外壁塗装をはじめ、
リフォームのこと、何でもご相談に乗らせていただきます♪
入間市 コーキング工事&最上級無機塗料で安心のアパート外壁塗装
- 投稿日:2023年 11月 1日
- テーマ:GWカチオンシーラー / アパート施工 / ガイソーウォール無機z / コーキング工事 / モルタル / 外壁 / 外壁塗装 / 帯板
こんにちは!
入間市・S様オーナーのアパート、
着々とリフォームが進んでおります!
今回は、懸案事項だった、
コーキング工事と外壁塗装です。
リフォームの山場ともいえる、
これらの工程、どうぞご覧ください♪
今までの記事は、こちらから☆
→【現地調査】入間市 お任せ下さい!経年劣化したアパート、リフォームします♪
→入間市 スッキリさっぱり気持ちいい♪バイオ高圧洗浄で塗装面を丸洗い!
→入間市 美観と耐候性の両立♪高耐候無機塗料によるアパートの屋根塗装
************************
まずは、コーキング工事の工程です。
下の画像は、幕板の上側の部分。
既存のコーキングを撤去し、
周囲に養生テープを貼って(画像では紫色の部分です)
プライマーを、刷毛で塗布していきます。
プライマーの塗布は、
コーキングの密着性を高めるためにおこなう工程です。
そこへ、コーキング材を充填します。
既存のコーキングを剥がした後、
新しいものを充填していく方法を、打ち替えといいます。
盛り上がったコーキングを、
目幅にあったヘラで押さえて、平らにならします。
作業が終わり、
養生テープを慎重に外して、完成です!
コーキングは、
建物内部に雨水が浸入するのを防ぐことにより、
雨漏りや、
建物内部の腐食の原因をへらし、
結果的に、建物の強度を向上させる働きがあります。
7~10年程度で劣化してしまう、コーキング。
屋根・外壁などのリフォームをおこなう際、
ぜひ一緒に施工していただきたいパーツです。
次に、外壁塗装をおこないます。
まずは、こちらも下塗りです。
プライマーを塗布することにより、
塗料の密着性を高めます。
カチオンシーラーという下塗り剤を使用致しましたが、
これは、プラス電荷を持たせた下塗り剤という意味です。
外壁は通常、
アニオンという、マイナス電荷を持った状態です。
つまり、
プラスとマイナスが引き合う性質を利用し、
塗料の密着性を向上させる、という訳です。
そこへ、
ガイソーウォール無機Zを塗布します。
なるほど、そう来ましたか!
クリーム色からイメージチェンジ、
落ち着いたグレーの塗料です。
色も素敵ですが、
ガイソーウォール無機Z、その性能も素晴らしいのです。
弊社一押しの最高級塗料で、
Zの名にふさわしく、
「頂点にして究極」という、キャッチフレーズがついています。
無機とフッ素が結合した、超高耐候性、
さらに、ラジカル反応制御技術により、
劣化の抑制を実現させた、ハイブリッド究極塗料です。
期待耐候年数、驚きの25年(通常の塗料ですと、10年ていど)
しかも10年の施工保証がついています!
その塗料を、さらに上塗りします。
見るからに、美しいつや...!
モルタルの模様を引き立てる、
塗膜の厚さも確認できます。
このように仕上がりました。
性能は、今まで申し上げたとおり、
さらに見た目も、申し分なし、です!!
アパートは、大きな建物ですので、
そうそうリフォームを行うこともできません。
耐候年数が高い塗料は、
オーナーさんにとっても、嬉しいポイントですよね♪
次の記事では、
流れにのって、付帯部塗装をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
入間市 最高品質無機塗料による外壁パターン塗装で、躍動感のある外壁へ
こんにちは!
前回に引き続き、入間市・K様邸のリフォームをご紹介します。
今回の工事は、外壁塗装。
それも、パターン塗装の様子をお届けします。
少々、単調になりがちな外壁ですが、
パターンをつけることで動きが生まれ、
いきいきとした、お洒落な印象に早変わり♪
ビフォア→アフターが楽しみな工事です!
今までの記事は、こちらです♪
→入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
→入間市 汚れをまずはすっきりと♪バイオ高圧洗浄でリフォームの下準備を
→入間市 コーキング工事で、美観・耐候性のバージョンUP♪
************************
既存の壁は、このような壁でした。
レンガ調の壁、素敵ですね!
こちらをパターン塗装しますので、
下塗りをして、既存の模様をしっかりと覆い隠していきます。
(これを、「隠蔽(いんぺい)する」といいます)
使用している下塗り材は、
カチオンシーラーです。
カチオンとは、プラスの電荷を帯びた陽イオンのこと。
塗面である外壁は、
マイナスの電荷の「アニオン」を帯びていますので、
プラスとマイナスで引きつけ合います。
その結果、外壁と塗料との密着性が向上。
塗料が剥がれにくくなる、というわけです。
どんなに高品質な塗料を使用しても、
すぐに剥がれてしまっては、元も子もありません。
下地の種類も、大切なのですね。
次に、中塗りをします。
使用致しましたのは、
ガイソーウォール無機Z。
無機成分とフッ素系塗料とのハイブリットで、
高いレベルの耐候性、低汚染性を備え、
さらに、
セルフクリーニング効果で汚れにくい、という、
まさに最高級の塗料です。
さらに、
「ラジカル反応制御技術」を投入することで、
長期的な耐候性を実現しました。
ラジカル、とは、
塗料の劣化を促進させる劣化因子のこと。
塗料に含まれる酸化チタンが、
空気中の酸素や太陽の紫外線に反応し、
「ラジカル」を発生させるのですが、
これが、塗膜劣化を早める原因になります。
この、ラジカルを抑制させることにより、
美しい状態の塗膜を、
長く保つことが出来るようになりました。
さらに美観を向上させるべく、
上塗りをしていきます。
ローラーによる、パターン塗装です。
これぞ、職人芸!
パターン塗装専用のローラーで、
味のある模様が描き出されていきます。
この模様の出方も好みがありますから、
K様と相談しつつ、進めてまいりました。
(いくつかパターンをお示しし、
赤丸がついている部分のイメージで進めることに♪)
全体の仕上がりは、
最後の完成写真でお披露目しますね。
どうぞお楽しみに!
次の工程は、
付帯部塗装です。