金属屋根に主に使われている素材について知りましょう! 所沢市
こんにちは!
本日は金属屋根についてご紹介します。
近年では非常に多くの種類の屋根が見られるようになり、
それぞれの屋根材には各々違った特徴や性質があります。
今回は金属屋根の主要な素材ごとにその特徴を解説します!
1.ガルバリウム鋼板
まずはガルバリウム鋼板です。ガルバリウム鋼板とは、亜鉛とアルミ、
それにシリコンの3つの素材で鉄板を加工している鋼板です。
耐食性が良く、トタンよりもアルミ含有率が高いので耐熱性に
優れているという特徴があります。また、厚みの薄い鋼板ですので加工しやすく、
様々な形にすることが可能になります。例えば、日本瓦やスレートにの形状を
模した商材もあります。金属屋根は雨音がうるさいという難点が以前はありましたが、
近年では表面に石粒が施工されたガルバリウム金属屋根材が出ており、その難点は克服されております。
2.亜鉛メッキ鋼板
次にトタンです。トタンは亜鉛めっきで覆われた鉄板ですが、
その亜鉛の防食作用があることで、鉄板だけのものよりもさびにくく加工されています。
薄く軽量であることから、地震にも有利であるというのがメリットとしてあります。
また、安価であることから、工場や倉庫に多く、ここ最近ではファインスチールという
亜鉛とアルミの合金めっき素材のトタンも開発されています。
3.ステンレス
ステンレスはクロムという素材をおよそ1割~3割ほど含んでいる鋼のことです。
簡単に言うと亜鉛によりめっき加工された薄い鋼板屋根のことを指します。
鉄板に比べ防錆効果があり、葺き方は、一文字葺き、瓦棒葺きといったものがあります。
また、軽量で安く、勾配の角度が浅くても使用可能という点がメリットになります。
ただし、雨音が比較的大きいことや、外気温による影響を受けやすいデメリットもあります。
4.銅
耐食性が良く、また時間が経過すると青い色のサビの風合いが出て人気なのが銅です。
加工がとてもしやすく、細かな変化もつけられますので意匠性も高くすることができ、
神社仏閣などで多く使用されている素材になります。
酸化によって色合いが変わっていきますので、そういった点が好まれる素材です。
金属屋根にも様々な種類があることが分かりましたね!
住宅や建物の新築、リフォームの際などにはぜひこうした点も踏まえて、
最適な屋根材を選んでみて下さい!