【狭山市】セメント瓦屋根から高性能金属屋根へ葺き替え


こんにちは。
今回は、狭山市で屋根、外壁、付帯部と全体的なリフォームを行いました!
こちらの記事では、屋根の葺き替えの施工について詳しくご紹介します。

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施工前のお住まいです。
屋根の深いグリーンと外壁の明るく淡いグリーンが調和した優しい色合いです。

既存の屋根はセメント瓦です。
セメント瓦は年月が経つと、このように表面がざらざらになってきます。

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これは瓦表面の塗膜が剥がれたり、苔が生じたりしてくるためで、
見た目の問題だけでなく、中のセメント質がむき出しになって
雨や湿気を吸いやすい状態となっています。
このような経年劣化はどうしても現れますので、放置しないことが大切です。

今回は、瓦屋根から「スーパーガルテクト」という
高性能な金属屋根への葺き替え工事を行うこととなりました。
スーパーガルテクトは断熱性に大変優れ、さらに
金属屋根で気になりがちな雨音も軽減されるという特性を持っています。
また軽量なので耐震性にもつながる等、メリットがとても多く、
いま非常に人気の屋根材です。

さっそく施工の流れをご紹介します。

まずは瓦を一枚一枚剥がしていきます。

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野地板を外すと、だいぶ年季の入ったルーフィングシート(屋根の下に敷く防水シート)が現れました。

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瓦でしっかり覆われていても、土埃や雨水に含まれる汚れなどが
こんなに溜まってくるものなのですね。
新しいシートへ丁寧に敷き替え、いよいよ屋根本体を施工します。

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新しいルーフィングシートをしっかり施工し屋根の本体基材を
施工していきます。
今回使用した「スーパーガルテクト」は、
高性能なことに加えて、見た目が美しいことも大きな特徴です。
表面に「ちぢみ塗装」というメーカーこだわりの加工が施され、
木目にも似た表情があり、高級感のある質感となっています。

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完成です。太陽光の反射も上品です!


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外壁の塗装もブラックを選ばれ、シックな仕上がりとなりました。

セメント瓦は定期的な塗装が必要なことに加えて、
年々製造数が減少していること、処分する際の費用が高まり続けていることなどから
この先さらにメンテナンスが難しくなってきます。
「傷みが気になってきたけれど、今後も長く今の家に住み続けたい」といった場合、
全体の葺き替えはとてもおすすめですよ。

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狭山市の方へ知っていただきたい!セメント屋根ってどんなもの?メリット・デメリットを解説


こんにちは!
6月も終わりを迎え、今年ももう半分が過ぎようとしていますね。皆さまはいかがお過ごしですか?

前回までに、粘土瓦・スレート屋根・金属屋根についてご紹介してきました。今回は、セメントを使用した屋根材について解説していきます。セメント系と呼ばれるものには、どんな種類のものがあるのか、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。

セメント系屋根材の種類


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セメント系の屋根材と呼ばれるものは、2種類に分けて考えることができます。ただし、どちらも使用頻度は少ない屋根材といえるでしょう。

◎ プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)
◎ コンクリート瓦(モニエル瓦)

早速、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。

プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)とは


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セメントと砂を主原料としていて、加圧成形後にフッ素樹脂塗料などの高耐久性塗料で着色された屋根材です。

プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)のメリット

■ 熱に強い
セメントは不燃素材なので、火に強いことが最大のメリットです。厚みもあり強度が高いため、安心して使用できる屋根材といえるでしょう。

■ デザインの種類が多い
和瓦や洋瓦など、家に合わせたデザインにすることができることもメリットのひとつです。

プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)のデメリット

■ 定期的なメンテナンスが必要
プレスセメント瓦の塗装は10年前後で剥がれてしまうと言われています。そのまま放置してしまうと、カビやコケが発生したり水がしみ込んで割れてしまったりする原因になりますので、定期的なメンテナンスは必要です。

■ 重い
粘土瓦と同様に重みがあるため、ほかの屋根材よりは家への負担がかかってしまいます。そのため、耐震性という部分では優れているとはいえません。

コンクリート瓦(モニエル瓦)とは


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コンクリート瓦(モニエル瓦)は、瓦表面の処理が特殊なためプレスセメント瓦とは多少違いがあります。形作られたコンクリート瓦には、着色スラリーというセメントの着色剤が塗られ、その上にアクリル樹脂系のクリアー塗料を塗って完成されます。

コンクリート瓦(モニエル瓦)のメリット

■ 防水性・断熱性が高い
特殊な塗装を施しているため、雨や風にも耐えられる強度を持っている屋根材です。そのため、防水性や遮熱性に優れているといえるでしょう。

■ 防音性に優れている
素材自体が頑丈で厚みがあるため、防音性にも優れているといえます。雨音や外の雑音も気になりません。

コンクリート瓦(モニエル瓦)のデメリット

■ 重い
プレスセメント瓦と同様に重さがあるため、耐震性が低いということがデメリットです。

■ メンテナンスが必要
こちらもプレスセメント瓦と同じですが、塗装がはがれてきてしまうとカビ・コケ・雨漏りなどの原因となるため、定期的なメンテナンスで塗りなおす必要があります。

屋根のリフォーム、屋根材のご相談は・・・


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ガイソー所沢店では、無料でお見積もり、ご相談も受け付けております。屋根のリフォームを検討している方、屋根の老朽化が気になる方は、ぜひ一度ご連絡ください。屋根材や施工内容など、ご希望に合うものをご提案させていただきます。

所沢だけでなく、入間市、狭山市、飯能市、川越市などのエリアも対応していますので、お気軽にお問い合わせください!

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