コロナやインフル対策にも?住まいの乾燥対策リフォーム 所沢市
こんにちは!
依然としてコロナウイルスが拡大し、インフルエンザの広がりも懸念される
乾燥した時期、寒い時期が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
今回はそんな時期に知っておきたい乾燥対策について、
リフォームする時にできる対策をまとめてみました!
リフォーム時にできる乾燥対策とは?
コロナウイルスやインフルエンザなどのウイルスは湿度が低く、
乾燥していると活動が活発になり繁殖するとされています。
そのため、リフォーム時にできる対策としては「調質機能の高い建材でリフォームする」
ということが乾燥対策として有効であると考えることができるでしょう。
具体的には下記のような建材が良いとされます。
① 漆喰などの塗り壁材
自然素材でできており湿気を吸収・放出する機能があるため、近年でまた注目され始めています。
夏場の湿気を吸収してジメジメ感を解消してくれるだけでなく、乾燥している時期には蓄えた湿度を
放出してくれますので、乾燥対策には良いと思われます。
また、臭いの吸収効果もありますので、ペットやたばこ臭なども低減できる効果もあります。
② 珪藻土の壁材、壁紙
珪藻土は細かい穴があり調湿機能が高い素材になりますので、こちらを使用した壁材、
もしくは壁紙などを施工することで乾燥対策になるかもしれません。
また、珪藻土は断熱性、保温効果もあるとされますので防寒効果も期待できます。
③ タイル壁材
調湿機能をもったタイル壁材を施工することも乾燥対策に有効です。
こちらも消臭効果があるものもあり、また防音や防火性という点でも効果が期待できます。
軽量でデザインも豊富、施工もしやすいのでDIYでもできるかもしれません。
④ 調湿ボード
壁内部からリフォームして下地を換える際には、調質機能のあるボードを使用することも良いかもしれません。
乾燥対策だけでなく、結露防止・防カビ・ダニ対策の効果があるものもあるようです。
乾燥対策以外の効果も考えてリフォームを考えましょう!
以上、リフォーム時の乾燥対策でした。
なかなか他の機能や環境、予算の都合によっては難しい面もあるかもしれませんが、
コロナやインフルなどのウイルスが猛威を奮う昨今、住まいから対策を考えることも
多少なり必要かとも思いますので、余裕があればぜひ実践してみて下さい♫
防寒対策・リフォーム時に知っておきたい断熱材の種類 所沢市
こんにちは!
本日は再び断熱材についてのコラムになります。
相変わらず寒い日が続きますが、今回は住宅に使われている
断熱材の種類に着目してその特徴などを見ていきたいと思います。
どういった断熱材が使われているのでしょうか?
主な断熱材の種類
断熱材は主に繊維と繊維の間に空気が含まれたものである「繊維系」、
そして気泡の中に空気が入っている「発泡プラスチック系」に分かれます。
ここではそれぞれから代表的なものを何点か見ていきたいと思います。
1.繊維系
① ロックウール主に天然岩石などを原料とした人工的に作られた鉱物繊維になります。
熱に強い素材ですので火災対策という面でもメリットがある素材になります。
ただし、湿気には弱いという性質があります。
② グラスウール
主にガラスを原料として細かい繊維状にし成型した素材になります。
価格が安い、熱に強いという点がメリットとしてある素材です。
ロックウールと同じく湿気には弱いという性質があります。
③ セルロースファイバー
古紙などがリサイクルされてできた繊維素材を使用している材料です。
防湿性が良く、かつ調湿機能もあり、価格もそれほど高くないです。
デメリットとしては施工が難しい点がありますので、正しく施工できる業者でないと
期待していた断熱効果を得られないなどのケースもあります。
④ ウールブレス
複雑な構造である羊毛を使用した繊維素材になります。
衣類にも使われているように断熱性が高く、調質機能もある素材になります。
ただし、価格が高い、また比較的新しい素材ですので施工業者が少ないです。
2.発泡プラスチック系
① 硬質ウレタンフォーム
ポリウレタン樹脂を主材料とし、発泡剤を添加して作られた素材です。
断熱性能や耐久性が優れているというメリットがあります。
ただし湿気に弱い、またコストが比較的高いというデメリットがあります。
② ビーズ法ポリスチレンフォーム
ポリスチレンを加熱・発泡させて成型した素材になります。発泡スチロールと同じ素材です。
形状を変えやすく加工しやすい、またコストも安く水や湿気などにも強い性質があります。
しかし耐火性が弱いため、火事などでは熱により収縮してしまいます。
③ 押出法ポリスチレンフォーム
ビーズ法ポリスチレンと同じく主材料はポリスチレンですが、製造方法が押出機で作られたものです。
加工しやすい、水や湿気に強いという性質は同じで、難燃剤が添加されてますので燃えにくい性質です。
ただし、全く燃えない訳ではないので、ビーズ法と同じく熱により収縮してしまう場合もあります。
③ フェノールフォーム
熱に対して強く燃えにくい熱硬化性樹脂でできた素材になります。
熱伝導率が低いため、断熱性能ではトップクラスで水や湿気にも強いです。
しかし、断熱性能が高いためその分価格も高いです。
断熱材の性能を考えて、防寒に最適な省エネ、エコリフォームをしましょう!
以上、断熱材の種類に関してでした!
これほど多くの断熱材があると、リフォームの際にどれが良いか迷いますよね・・・
施工場所や環境によっても使用できる断熱材が違うようですので、
ぜひ信頼できる施工業者に相談して、防寒・エコ・省エネリフォームを目指しましょう!
熱伝導率と結露の関係とは?対策ポイントも解説! 狭山市
こんにちは!
本日は再び「結露」についてです。
建物の劣化を早めるだけでなく、住んでいる人の健康へも影響があると
言われておりますが、建材の熱伝導率も結露に関係しています。
対策の仕方も含めてみていきましょう!
まずは熱伝導率について!
まずは「熱伝導率」についてです。
以前に遮熱・断熱塗料のコラムでもご紹介しましたが、
要は「暖かい部分から冷たい部分へ熱が運ばれる」のが「熱伝導」であり、
その熱の伝わりやすさを示す数値が「熱伝導率」であるということでした。
その数値は「W/m・K」という単位で示され、この数字が大きいほど
熱伝導率が高くなるという傾向にあります。
この数字は塗料に限ったものだけではなく、あらゆる建材や物質の
熱の伝わりやすさを示す数字としても使うことができるんですね!
各種建材の熱伝導率はどのくらい?
それでは各種建材の熱伝導率はどのくらいなのでしょうか?
測定の仕方や方法によっても多少の違いはありますが、
おおよそは上記のようなデータであるようです。
こうしてみるとガラスは1.0ほどですのでそれほどでもない?
と思いがちですが、主に窓枠に使われているアルミニウムは
特に高い数字を示しているので非常に熱伝導率が高いです。
また、ガラスは素材が薄いということもあり、冬場は特に
暖房で温まった室内と気温の低い外気温の影響により、
寒暖差が大きいために結露も起きやすいということなんですね。
ちなみに、コンクリートも熱伝導率は高いですが、
住宅で使用されるコンクリート材は厚みがあるために、
ガラスよりも結露は遅くなるようです。
結露対策のポイントは?
それでは、そんな厄介な結露を防ぐためにはどのような対策が良いのでしょうか?
ポイントとしては以下の様な点があるかと思います。
対策① 換気を行う
まず大切なのがやはり換気であると言えます。
日本は昔は木造建築の住宅が多く、もともと調湿の機能があった木材の建材が使用されてましたが、
現在では鉄筋・コンクリートのマンション住まいや建物住宅も増えてきました。
そのため、湿気もこもりやすく必然的に湿度も上がりやすい傾向にあるため、
こまめな換気や調湿を行うことで結露の原因となる湿気や水蒸気を減らすことが大事でしょう。
対策② 調湿のできる家電を使用する、湿気が発生する家電の使用を控える
そして家電の使い方も重要でしょう。
湿気が発生してしまう加湿器や、燃料を使用する石油ヒーター、ストーブなどの家電製品の使用を
なるべく控えるということも大事です。逆に湿気を減らしてくれる除湿器やエアコンのドライなどは
使用することで湿度が下がりますので、そうした家電をうまく使うことも良いでしょう。
対策③ 二重窓の設置
結露対策としてこまめに換気するのは重要ですが、なかなか冬場ですと寒くて開けられない
ということもあるかと思います。そのため、もし予算があれば窓を二重窓にするというのも
一つの方法としてあるでしょう。
以上、結露と熱伝導率の関係と対策ポイントでした。
100%防ぐことは難しいですが、あらゆる方法を考えて色々な対策をすることで、
結露は大分防げるものだと思いますので、ぜひ皆様も試してみて下さい♫