飯能市 もっと知りたい外壁塗装「チョーキング現象」深掘りします!


こんにちは♪

今回は、
このブログでも頻繁に登場するワード、
チョーキング現象」について、深堀りしていきたいと思います!



塗装は、約10年でリフォームの時期と言われますが、
塗膜劣化のサインともいわれるのが、チョーキング現象。

例えば、古い公園の遊具を触ると、
手に白い粉がついた...なんていう、経験はありませんか?


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そう!それが、チョーキング現象です。


触れるとわかる、
初心者の方でも発見しやすい劣化症状ですので、
この現象がどういったものなのか、
正しくご理解いただけましたら、幸いです!


チョーキング現象の仕組み


そもそも塗料とは、主に、

・塗膜を形成する→樹脂
・色の素となる→顔料

の2つから、構成されています。


白色の顔料に含まれる酸化チタンが、
紫外線を浴びることによって化学反応を起こし、
ラジカル」という分子を発生させるのですが...


このラジカルが、悪さをするんです


ラジカルは、
塗膜の樹脂層の結合を、次々と破壊していきます。

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ダメージを受けた樹脂層は、
厚さを保ちつづけることが出来ず、
本来、樹脂層に収まっているはずの顔料が露出します。

これが、
手で触れると付着する白い粉の正体、
チョーキング現象の仕組みです。


チョーキング現象を起こしにくくする技術とは?


チョーキング現象を抑制するには、
原因であるラジカルを発生させないことが重要

このような技術を、
ラジカル反応制御技術」といいます。

長い名称なので、
「ラジカル塗料」という言い方をされることがあり、
「こういった名前の塗料があるのか?」と、
間違って認識されることがあるようですが、
技術の名前、なんですね。


この技術は、端的にいうと、
ラジカルを発生させる酸化チタンを、コーティングする技術
バリアーで覆われた酸化チタンは、
紫外線の影響を受けにくくなり、ラジカルの発生を抑えます。

また、ラジカルが発生してしまっても、
一緒に配合されている「光安定剤」という成分が、
ラジカルを捕捉し
樹脂層の破壊を抑制してくれます


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昨今の技術の進化には、驚くばかりですね!

ラジカル反応制御技術が用いられる塗料


弊社で扱っている外壁塗装の塗料にも、
この技術が多く用いられています。

最高級のガイソーウォール無機Zはもちろんのこと、
ガイソーウォールフッ素4FⅡ
ガイソーウォールマイティフッソ
ガイソーウォールマイティシリコンなどが、

挙げられます。


筆頭にあげた、ガイソーウォール無機Zは、
他の技術との複合的な要素もあるのですが、
期待耐候年数20~25年
メーカーによる、10年もの塗膜保証つき

長く美観や耐候性が望めるのは、
ありがたいですよね。


2022_12_14_18_56_20_281_3.jpg

また、もともと酸化チタンは、
白色顔料に含まれる成分ですので、
白色顔料が多く含まれる淡彩色の塗料は、
ラジカル反応を起こしやすくなります

逆に、白色顔料が少ない濃彩色は、
ラジカル反応は起こしにくいのですが、
色褪せしやすい特徴があるので、
美観の安定性といった点ではもう一歩


双方、特徴を見極めた上で、
塗料の選定されることをお勧めします。


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いかがでしたか?

チョーキング現象の仕組み、
そして、現象を起こしにくくする技術・塗料について、
ご紹介しました。

外壁に触れて、
「あっ!」と思ったら
ぜひ、弊社へお気軽にご連絡下さい

外壁塗装をはじめ、
リフォームのこと、何でもご相談に乗らせていただきます♪






入間市 最高品質無機塗料による外壁パターン塗装で、躍動感のある外壁へ


こんにちは!

前回に引き続き、入間市・K様邸のリフォームをご紹介します。
今回の工事は、外壁塗装。
それも、パターン塗装の様子をお届けします。

少々、単調になりがちな外壁ですが、
パターンをつけることで動きが生まれ、
いきいきとした、お洒落な印象に早変わり♪

ビフォア→アフターが楽しみな工事です!


今までの記事は、こちらです♪
入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
入間市 汚れをまずはすっきりと♪バイオ高圧洗浄でリフォームの下準備を
入間市 コーキング工事で、美観・耐候性のバージョンUP♪


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既存の壁は、このような壁でした。

IMG_3116.jpg

レンガ調の壁、素敵ですね!

こちらをパターン塗装しますので、
下塗りをして、既存の模様をしっかりと覆い隠していきます。
(これを、「隠蔽(いんぺい)する」といいます)

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使用している下塗り材は、
カチオンシーラーです。

カチオンとは、プラスの電荷を帯びた陽イオンのこと。
塗面である外壁は、
マイナスの電荷の「アニオン」を帯びていますので、
プラスとマイナスで引きつけ合います。

その結果、外壁と塗料との密着性が向上
塗料が剥がれにくくなる、というわけです。

どんなに高品質な塗料を使用しても、
すぐに剥がれてしまっては、元も子もありません。
下地の種類も、大切なのですね。


次に、中塗りをします。

2023_07_21_16_06_01_698_0.jpg

使用致しましたのは、
ガイソーウォール無機Z

無機成分フッ素系塗料とのハイブリットで、
高いレベルの耐候性、低汚染性を備え、
さらに、
セルフクリーニング効果で汚れにくい、という、
まさに最高級の塗料です。

さらに、
ラジカル反応制御技術」を投入することで、
長期的な耐候性を実現しました。



ラジカル、とは、
塗料の劣化を促進させる劣化因子のこと。

塗料に含まれる酸化チタンが、
空気中の酸素や太陽の紫外線に反応し、
「ラジカル」を発生させるのですが、
これが、塗膜劣化を早める原因になります。

この、ラジカルを抑制させることにより、
美しい状態の塗膜を、
長く保つことが出来るようになりました。



さらに美観を向上させるべく、
上塗りをしていきます。

ローラーによる、パターン塗装です。

2023_07_24_14_01_40_693_1.jpg

これぞ、職人芸!
パターン塗装専用のローラーで、
味のある模様が描き出されていきます。

この模様の出方も好みがありますから、
K様と相談しつつ、進めてまいりました。


(いくつかパターンをお示しし、
赤丸がついている部分のイメージで進めることに♪)

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全体の仕上がりは、
最後の完成写真でお披露目しますね。
どうぞお楽しみに!


次の工程は、
付帯部塗装です。





所沢市 フッ素塗料で外壁塗装、気品あふれるモルタルの壁へ


こんにちは!

今回は、所沢市・T様邸、
外壁塗装工事の様子をご紹介します。

T様邸、
ちゃくちゃくとリフォーム、進んでおりますよ♪


今までの記事は、こちらです。
所沢市【現地調査】谷板金の錆びた瓦屋根、ひび割れた外壁を確認!
所沢市【現地調査】汚れが蓄積したお風呂場、古くなったキッチンを確認!
所沢市 塗りたての美しさ持続の最適解は「バイオ高圧洗浄」です♪
所沢市 瓦(かわら)屋根を、カバー工法で「オークリッジスーパー」にチェンジ!
所沢市 ガイソーらしさ全開!下屋根壁廻り加工工事 パターン吹き付け塗装

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前の記事でご紹介しましたように、
バイオ高圧洗浄で、
余分な汚れをおとし、塗装面を整えました。

さらにクラック、
小さなひび割れを補修します。

2023_05_10_16_25_00_738_2(モザイク).jpg

そして、
壁に膨れがあったようなので、
膨れを、目の粗いスポンジでこすり、
平坦に整える作業をします。

ケレン作業、と言います。

2023_05_10_16_25_00_777_12(モザイク).jpg

壁に膨らみが生じるのは、
塗料の劣化などが原因です。

この膨らみを放置したままですと、
塗料がしっかりと密着しないばかりか、
その膨れが破れてしまい、
塗装の下の壁そのものが露出
紫外線や雨水の影響を直に受けてしまう可能性があります。

これでは、
せっかくのリフォームも台無しですよね。


以上のように、丁寧に下準備をしてから、
下塗りをおこないます。

2023_05_10_16_25_00_780_13(モザイク).jpg

使用致しました塗料は、
GWカブールサーフEPOです。

もともとの壁色を覆い隠し、
塗料を密着しやすい状態にします。


次に、中塗りです。

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きれいなカラーですね!

こちらは、ガイソーウォールフッ素4FⅡです。
期待耐候年数15年、施工保証10年を誇る、
ガイソー自慢の高品質な塗料です。

紫外線に強く、
塗膜劣化の症状・チョーキング現象を起こしづらいのが特長。
下地の状態がわるくても柔軟に対応してくれる、
フレキシブル性があり、
ひび割れしやすいモルタルに適した塗料といえます。


さらに、上塗りです。

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このように重ね塗りをするのは、
塗料の耐候性を発揮させるために必要な工程
厚い塗膜が、
紫外線や雨水などの外的刺激から
外壁を守ってくれます。


このように仕上がりました!

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つやつやの塗面が美しいです!
モルタルの凸凹による陰影が、
つやを、ますます引き立たせます。

柔らかな模様があることで
品のある仕上がりになりました。


それでは、次の工程は、
付帯部の塗装です。

どうぞお楽しみに♪



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