実は意外と難しい?刷毛塗りのメリットとデメリットや種類 所沢市

こんにちは!
今回は塗装に関する道具、「刷毛(はけ)」についての特徴をまとめました。
現場ブログでは主にローラーを使った塗装の様子が多いですが、
刷毛を使った塗装も時折見かけます。では、どういった場面で使われるのでしょうか?
概要やメリット、デメリットなどもまとめましたのでご覧ください。
刷毛(はけ)を使った手塗りの工法について

外壁塗装では主としてローラーを使用した工法が主体となっていますが、
細かい部分については今でも刷毛を使用して塗装を行います。
ローラーでは塗りにくいところを塗装する目的がまず一番なんですね。
それではどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
主には下記のような点が挙げられます。
☆メリット
まずなにより塗料の飛散がほとんどないので安心。
複雑な形状の塗装箇所、細かい箇所への建材部分、外壁でも塗装ができる点。
☆デメリット
なんといっても時間が掛かるという点。広い面積の場合にはやはり刷毛だけだと非効率。
DIYなどでは刷毛が多いが、実は塗りムラが出やすいのでキレイに塗装するのは
熟練した技術が必要である。
こんなに沢山あった!刷毛の色んな種類!

では、次に刷毛の種類についてです。
ホームセンターでも様々な種類を目にしますが・・・
どのような違いがあるのでしょうか?
主なものをまとめてみました。
① 平刷毛
一度に広範囲の面を塗装できる平たい刷毛。昔の塗装工事ではこの平刷毛がメインでした。
② 筋交い(すじかい)刷毛
45度の角度で柄の部分から曲がって毛の部分があるタイプ。細かい角や小さい箇所などを塗りやすい。
③ 目地刷毛
溝や外壁間の目地など細く狭い箇所を塗るのに適している細かい刷毛。
④ 寸胴刷毛
名前のとおり寸胴の形に似た刷毛。平たくなく塗料も多く含んで大量の塗料を塗ることができる。
⑤ ラスター
ダスターとも言われる、掃除などにも使われる刷毛。
⑥ 鉄骨刷毛
鉄骨等の金属部分使用される刷毛。
⑦ 水性刷毛
主にナイロンでできた刷毛で、水性塗料の塗装ができる刷毛。
以上のように様々な種類の刷毛がありますが、さらにまた刷毛の毛の種類も色々あります。
どの動物の毛を使うかによっても違うんですね。
主には水性塗料についてはナイロンなどの化学繊維の刷毛、そして溶剤系では獣毛が使われます。
獣毛に関しては馬やヤギ、ヒツジや豚などの動物の毛が使用されています。
そしてまたその動物の体のどの部分の毛を使用するかによっても種類が分かれるんですね・・・
今回は割愛しますが、気になる方はぜひ調べてみて下さい♫
刷毛は用途に合わせてローラーと使い分けるのが良い
刷毛のメリットやデメリット、種類についてでした。
本当に色々な刷毛があるんですね・・・驚きです。
それぞれの目的や使用箇所に合わせて選ぶこと、
またローラーなども使用して塗装にかかる時間を
なるべく減らすのが賢いと言えるでしょう。
ぜひ、DIYなどをお考えの際には覚えておきましょう♫

屋根塗装や外壁塗装で使う様々なローラーの種類について 所沢市

こんにちは!
本日は塗装に関連して使われている「ローラー」についてです。
以前は吹き付けによる塗装も行われていましたが、最近では塗料の飛散の
懸念もされることからローラーが主流となってきました。
そのローラーも種類がありますので、今回少しご説明していきたいと思います。
主流はウールローラー。実は種類も豊富にあります!
外壁塗装などにおいて使われるローラーは種類がいくつかありますが、
まず主に使われるローラーで言うと「ウールローラー」があります。
こちらはローラーの表面の状態がフワフワとした毛がついており、
羊毛状になっているためウールローラーと呼ばれます。
また、塗装する面の下地材や使用する塗料によってローラーは使い分けられ、
大きく分けて短毛・中毛・長毛と3種類の長さのウールローラーがあり、
主に下記のような特徴、使用用途があります。
① 短毛ローラー
毛の長さが4~5mmくらいの長さ。鉄部の塗装などに使用され、主には
平らな面の塗装に用いられます。どちらかというと仕上がり重視用。
② 中毛ローラー
毛の長さが13mmくらいの長さ。今現在では一番主流となっている種類で、
値段も使用感も良く、万能性があるローラー。
③ 長毛ローラー
毛の長さが20mm以上の長さ。毛の長さがかなりあるので、でこぼこした箇所
などの塗装に向いており塗りやすいローラー。
その他、大量の塗料で分厚く塗れる砂骨ローラーもあります!

その他、塗料を大量に吸い上げられるようにスポンジのような素材で、
穴がたくさん空いている「砂骨ローラー」と呼ばれるローラーもあります。
こちらは様々な呼ばれ方がされており、マスチックという塗料を塗るために
使用されていたことから「マスチックローラー」、穴がたくさん空いている
という点から「多孔質ローラー」、他「スポンジローラー」などとも呼ばれます。
その他のローラーについて
その他、ウールや砂骨ローラー以外にもヘッドカットローラーと呼ばれる
吹き付けでできた凹凸の上から模様を作る時に使用されるものや、
防水工事の時にシートを接着させるために使う脱泡ローラーというものもあります。
ローラーにもいろいろな種類があるんですね。
普段目にすることはないですし、DIYなどをしない限りは
使うこともないかと思いますが、もし余裕があれば覚えておきましょう。
