飯能市 いぶし瓦 漆喰剥がれ 劣化 漆喰補修


こんにちは!

今日は、飯能市のお宅の屋根工事の様子をご紹介します。

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既存の屋根はいぶし瓦という土系の瓦(粘土瓦)で、月日の経過と共にまだら模様のようになっていくのが味わい深い瓦です。

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瓦の状態には問題ありませんでしたが、漆喰部分が剥がれてしまっているので、漆喰補修を行うことになりました。



漆喰とは、約5000年前から世界中で使われている歴史の古い素材で、石灰が主な成分となっています。
瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなど様々に用いられてきましたが、瓦屋根では、屋根の頂上の瓦と瓦を接着、固定し、内部に水が浸透するのを防ぐ役割があります。
漆喰も、風雨や寒暑、紫外線にさらされ続けているので、劣化していきます。
そのままにしておくと雨漏りの原因になったり、欠けた漆喰が雨樋に詰まり、排水の妨げになることもあります。
いぶし瓦や釉薬瓦(陶器瓦)など伝統的な日本の家屋に用いられる瓦は長い耐用年数を誇りますが、漆喰は築7年~10年程で劣化し始めるので、定期的な点検や補修が必要です。



施工の手順は、まず、既存の漆喰を剥がし、きれいにします。

その後、漆喰の内部にある葺き土をスプレーで湿らせ、新しい漆喰を塗り、完了です。

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漆喰工事には、大きく分けると2種類あり、剥がれや崩れが軽度な場合には詰め直し工事劣化がひどい場合は棟瓦取り直し工事と言って、頂上部分の瓦を一度取り外す必要が出てきます。
大掛かりな補修になる前に、早めのメンテナンスをおすすめします!!


少しずつ秋らしい日も出てきましたが、まだまだ暑い日もあったり、変わりやすいお天気です。
皆さん、体調に気を付けてお過ごしくださいね!


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飯能市 現地調査 雨樋 いぶし瓦屋根 漆喰 外壁


こんにちは!

今日は飯能市の現地調査についてお伝えしていきます!



こちらのお宅は、雨樋の清掃と、状態をみてほしいというご要望でお問い合わせがあり、全体的な現地調査を行いました。


雨樋の様子を調査したところ、歪みや苔が生えているのが見つかりました。

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雨樋は、スムーズに水が流れるよう、わずかに傾斜をつけて取り付けてあります。
歪みや、詰まった落ち葉や苔をそのままにしておくと、その部分から地面に水が落ち、跳ね上がったり、外壁にかかり続けたりし、痛みの原因になってしまいます。

雨樋は付け替え工事を行うことになりました。



こちらは屋根の様子です。

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いぶし瓦という土系の瓦(粘土瓦)で、年月の経過と共にまだら模様のようになってくるのが味わい深い瓦です。
瓦自体には問題なかったのですが、漆喰が剥がれている箇所が見つかりました。

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こちらは、漆喰補修を行います。



外壁は、前回塗装を行ってから、ちょうどメンテナンスの時期が来ていたため、雨樋の付け替えで足場を組む機会をいかし、一緒に塗装を行うことになりました。
足場を組むのにもコストと時間がかかるので、同時にできる箇所があれば一緒に行ってしまう方がお得です。
塗装のメンテナンスの目安はおおよそ10年と言われています。
劣化が進み大掛かりな補修が必要になる前に、定期的なチェックをおすすめしています。


付帯部は、軒天や破風、庇の塗装を行っていきます。
軒天、破風、庇はこちらの部分です。

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塗装の防水効果が薄れてくると、内部まで水分が侵入してしまい、雨漏りや、基礎部分の劣化にもつながってしまいますので、こちらも、10年を目安にメンテナンスをおすすめしています。



こちらは玄関の扉です。

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木材の木目を生かして補修するため、ステイン塗装を行うことになりました。
通常の塗装だと木目も隠れてしまいますが、ステイン塗装だと既存の木目を生かして仕上げることができるので、木目が素敵なものにはステイン塗装がおすすめです。
ステイン塗装の施工例はコチラもご覧ください!


それでは、施工の細かい様子は、またお伝えしていきますね!!

まだまだ暑い日も続きそうですし、台風の多い季節もやってくるので、皆さまお気をつけてお過ごしください!

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漆喰ってなに?瓦屋根のお家の方、漆喰は傷んでいませんか?


漆喰ってなに?瓦屋根のお家の方、漆喰は傷んでいませんか?

こんにちは。
いよいよ平成最後の日となりました。
平成は皆さんにとってどんな時代になりましたか?
良いことも、悪いことも、人生の糧にして
明日からは「令和」の新しい時代をまた気持ち新たに
生きていきたいと思っております。
平成最後は雨の一日となってしまいましたね。
今日は現場も雨の影響で延期になってしまっている
所も多くありご迷惑をおかけしております・・・。
本日は雨でも行える施工を進めさせていただきます。

今日は少しお家の気になる部分などについての
お話しをしていきます♪

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瓦屋根、とても素敵ですがよく見た事はございますか?
瓦はどのように固定し接着されてるか知っていますか?
この瓦を固定し接着に用いられているのが漆喰なのです。
漆喰は古く約5000年前から世界中で使われています。
日本が誇る世界遺産「姫路城」の白壁にも漆喰が使われて
います。
品質にもよりますが、瓦 自体は非常に長い耐候年数を
誇り、欠けたり、割れたりしない限りは数十年、場合
によっては数百年もつこともあります。ですが漆喰は
雨風や紫外線にさらされ続ける事で時間とともに
劣化していきます。
漆喰は定期的にメンテナンスをしないと瓦の落下にも
つながるので、定期的にメンテナンスをしていきましょう。

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こちらは劣化が進んでいる漆喰の様子です。
部分的に剥がれていたり浮いていたりしてます。
漆喰が劣化してしまうと、瓦の固定力が弱まります。
瓦が動きやすくなり、ズレてしまったりします。
動きやすくなった瓦同士は干渉しあうので、
割れたり、欠けやすくなり、その割れや欠けた
部分から雨水が入り、雨漏りを引き起こす原因
にもなります。
一番怖いのは瓦が動きやすくなると、強風や地震時
に落下しやすくなるので、とても危険です。

ではどのようにメンテナンスをしていくのでしょう・・・?

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漆喰の剥がれや崩れが軽微な場合は・・・。
漆喰の詰め直し工事を行います。
傷み始めた漆喰を取り除いて、新しい漆喰を
詰め直す方法です。
この状態の時にメンテナンスできれば
費用も抑えて行えます。

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漆喰の剥がれや、崩れが酷い場合は・・・。
棟瓦取直し工事を行います。
棟瓦(屋根の頂部の瓦)を一旦取り外し、
漆喰を詰め直して、取り外した棟瓦を再び
設置していきます。
瓦がズレたり、漆喰が剥がれてほとんどなくなって
しまっていたり、傷みが重症な場合に行われます。

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漆喰は何からできているの・・・?

昔は海藻を炊いてのりを作り麻の繊維や藁と
塩焼き消石灰を混ぜて作られていたそうです。
主成分は石灰です。
現在は合成樹脂を使用した製品や化学繊維を
使用したものなどもあります。

漆喰の種類。
本漆喰・・・古くから日本のお城や蔵に使われてきた漆喰で
      耐火性や耐水性が高い壁塗り材。

土佐漆喰・・雨の多い高知県で昔から作られている、高知の
      気候に適している漆喰。

ムチ漆喰・・沖縄県の赤瓦屋根の瓦どめとして使われている
      伝統的な漆喰。

既調合漆喰 漆喰メーカーが製造した漆喰製品。

南蛮漆喰・・主に瓦屋根に使われている漆喰。屋根瓦が
      落ちないように瓦の下に敷く。

漆喰にもまだまだいろんな種類や特徴のものがあります。
調べてみると、面白いですね!

皆さんのお家の漆喰は大丈夫ですか?
瓦屋根のお家の方はぜひ、一度自分のお家の
漆喰がどうなっているのか?調査してみて下さい♪

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