狭山市の方に知っていただきたい!粘土瓦ってどんなもの?メリット・デメリットを解説


こんにちは!
すっきりしない天気が続きますが、体調など崩されていませんか?

以前、狭山市、近隣地域の皆様へ屋根材の種類について大まかにご紹介しましたが、今回からはそれぞれの屋根材についてもう少し詳しく解説していこうと思います。具体的にどんな特徴や、メリット・デメリットがあるかを知ることで、きっとご希望に合った屋根材が見つかるはずです。初回は「粘土瓦」について見ていきましょう。

粘土瓦の種類は?


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粘土瓦というのは、粘土を使用した瓦全般を指していますが、その中でも3種類に分けて考えることができます。

■ 陶器瓦(釉薬瓦)
瓦形に成型した粘土に、釉薬(ゆうやく)という薬をかけて焼き上げたものを「陶器瓦」と呼んでいます。その製法から、「釉薬瓦」と呼ばれることも。釉薬は長石、石灰、珪石、灰類、酸化銅や酸化鉄などを調合して作られており、これをコーティングすることで、瓦に色や光沢を出すことができます。見た目だけでなく、耐水性を向上させたり割れにくくするほか、汚れを付きにくくするといった実用性も兼ね備えています。


■ いぶし瓦
瓦形に成型した粘土に、釉薬をかけずにいぶして作ったものを「いぶし瓦」と呼んでいます。瓦の表面に炭素膜が形成されることから、瓦全体が渋い銀色・炭のような色に仕上がります。その味わい深さから、日本建築のお城やお寺などの屋根に使われることが多いのも特徴です。 ただ、表面の炭素膜が剥がれ落ち、年月の経過と共に変色していってしまうため注意が必要です。


■ 素焼き瓦
瓦形に成型した粘土に、釉薬をかけずに焼き上げたものを「素焼き瓦」と呼んでいます。粘土をそのまま焼いているため、全体がオレンジや赤色に近い色味になるのが特徴です。


粘土瓦を使用するメリット


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■ 耐久性に優れている(長く使える)
昔からあるお寺などでも瓦が使用されているように、屋根材の中では最も耐久性に優れていると言えます。瓦自体に大きな衝撃が加わるなどして壊れてしまわない限り、交換する必要もありません。

■ 塗り直しが不要
粘土瓦は、塗装製品ではないので塗り替えをする必要はありません。総合的なメンテナンスコストを考えると安く済むと言えるでしょう。ただし漆喰部分や下地の定期的なメンテナンスは必要です。


■ 遮音性・断熱性に優れている
粘土瓦は厚みや重みがあるため、遮音性や断熱性にも優れている屋根材と言えます。さらに結露も起こりにくく、屋根だけではなく家自体の寿命を長くすることが期待できます。


■ 再利用が簡単にできる
粘土瓦は耐久性に優れていることに加え、1枚ずつバラバラで管理することができます。そのため、瓦自体を簡単に再利用することが可能です。下地などのメンテナンス・修理をしたあとに同じ瓦を葺き直すこともできますし、壊れてしまった部分だけを1枚だけ修理することもあります。


■ 色が豊富
性能的な部分ではありませんが、瓦は使用する釉薬を変えることにより、色やツヤの出し方を変えることもできます。少し意外かもしれませんが、豊富な色から気に入った色を選択できることもメリットのひとつかもしれません。


粘土瓦を使用するデメリット

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■ 価格が高い
粘土瓦は、屋根材の中では価格が高く、他の屋根材を使用するよりも初期コストがかかってしまう点がデメリットと言えます。さらに、施工には専門的な技術が必要であるため、それもコストアップの要因になっています。

■ 重量があるため耐震性が低い
粘土瓦は重いため、家屋への負担が大きく地震に弱いことがデメリットのひとつです。日本は世界的にみても地震が多い国なので、家が揺れることで瓦がずれたり落下してしまうことも。現在では、地震に強い粘土瓦も開発されているので、そういったものも検討してみると良いのではないでしょうか。


■ 葺き替えには向かない
現在スレートや金属瓦が乗っている屋根を、リフォームで粘土瓦に変更するのは、あまりお勧めできません。もとの屋根の設計上、粘土瓦の重量に
対応する作りにはなっていない場合が多いのです。

屋根のリフォームをするなら・・・


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ガイソー所沢店では、無料でお見積もり、ご相談も受け付けております。屋根のリフォームを検討している方、屋根の老朽化が気になる方は、ぜひ一度ご連絡ください。屋根材や施工内容など、ご希望に合うものをご提案させていただきます。

所沢だけでなく、狭山市、入間市、飯能市、川越市などのエリアも対応していますので、お気軽にお問い合わせください!


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狭山市<屋根のリフォーム>屋根材の種類は?知っておきたい基礎知識


こんにちは!
道端に咲くアジサイの花が綺麗に見られるようになりました。皆さまはいかがお過ごしですか?

狭山市や近隣地域の皆様から、屋根のリフォーム工事を検討している方から、「屋根にはどんな種類があるの?」とよくご質問をいただきます。そこで今回は、屋根材の種類について大まかにご紹介していきたいと思います。

屋根材の種類は?


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屋根材は大きく分けて、以下の4種類に分けることができます。

◎ 粘土系

◎ スレート系

◎ 金属系


◎ セメント系


早速、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 粘土系(粘土瓦)


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粘土系とは、一般的に言う「瓦(粘土瓦)」のことを指しており、その名の通り粘土を焼いて作られています。他の屋根材よりも厚みや重みがあるため、遮音性・耐熱性・遮熱性に優れていると言えますが、その重さから耐震性を考慮した工事をする必要があるため、注意が必要です。粘土瓦には釉薬瓦(ゆうやくがわら)・無釉瓦(むゆうがわら)が存在します。

2. スレート系


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現在多くの家で使用されているのが、このスレート系の屋根材です。粘板岩を素材とした「天然スレート」、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した「化粧スレート」、工場や倉庫などに使用されている「平波スレート」などがあります。スレート系の屋根材は軽量で施工しやすく、耐震性が高いのが最大の特徴です。一方、割れやすかったり、耐久性・耐水性が他の屋根材よりも低いというデメリットもあります。

3. 金属系


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金属系の屋根材は、「ジンカリウム鋼板」「ガルバリウム鋼板」「トタン」「銅板」などの種類があり、中でも「ガルバリウム鋼板」は総合的にみて性能が高く、シェアを伸ばしている屋根材です。軽くて加工が自由にできることが特徴。金属系の屋根材は全体的に耐久性に優れており、防水性が高いことがメリットと言えます。

4. セメント系


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セメント系とは、セメントと砂を原料とした瓦のことを指しており、「プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)」と「コンクリート瓦(モニエル瓦)」と呼ばれるものに分けられます。樹脂塗装を施しているため衝撃にも強いことが特徴です。粘土で成形された瓦と比べると安く作ることができますが、塗装が剥がれるとコケなどが発生し、水を吸収しやすくなってしまうため、定期的な塗装が必要です。

屋根材選びに迷ったら・・・


ガイソー所沢店では、無料でお見積もり、ご相談も受け付けております。屋根のリフォームを検討しているけれど、どの屋根材を選べばいいのかわからない・・・とお悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。豊富な屋根材の中から、ご希望に合うものをご提案させていただきます。

所沢だけでなく、狭山市、入間市、飯能市、川越市などのエリアも対応していますので、お気軽にお問い合わせください!

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狭山市<屋根のリフォーム>「屋根カバー工法」と「葺き替え」はどう違う?


こんにちは!
気温差の大きい日が続き、体調管理にも注意が必要な今日この頃。皆さまはいかがお過ごしですか?

当社では、狭山市や近隣地域の方から屋根のリフォーム工事のご依頼をいただくことも多いのですが、その工法は大きく2種類に分類することができます。それが「屋根カバー工法」と「葺き替え」と呼ばれる工法です。屋根のリフォームを検討している方の中には、「どちらを選べば良いかわからない」といった方もいると思います。そこで今回は、「屋根カバー工法」と「葺き替え」の違いをご紹介していきます。


「屋根カバー工法」とは

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※当社で施工した「屋根カバー工法」の屋根です。

屋根カバー工法というのは「重ね葺き」とも呼ばれており、その名前の通り今ある屋根は撤去せず、その上から新しい防水材と屋根を重ねていく工法のことを言います。

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※施工中の様子。

<屋根カバー工法のメリット>

今ある屋根はそのままで上から重ねていくため、工期が短く済みます。また廃材が出ないため、廃材の処分費用がほとんどかからず、費用も少なく済むことが最大のメリットです。
さらに、工事中も普段通り家で過ごすことができるのは、嬉しいメリットと言えるのではないでしょうか。また、施工後は二重屋根になるため、断熱性と遮音性が向上するという点も挙げられます。

屋根カバー工法のデメリット>
屋根カバー工法の最大のデメリットは、もとの屋根が瓦屋根の場合には施工することができないという点です。そのため、瓦屋根を使用している方は、葺き替えを選ぶしかありません。また、屋根の劣化状況によっては施工できない場合もあるため、注意が必要です。
なお、屋根カバー工法では、選べる屋根材が限定されてしまうこともデメリットと言えます。


「葺き替え」とは

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※当社で施工した「葺き替え」の屋根です。

今ある屋根を解体・撤去して、完全に新しい屋根に葺き替えることを言います。表面に露出している屋根材だけでなく、その下にある野地板や防水紙といった部分も新しくします。

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※施工中の様子。

<葺き替えのメリット>
すべて新しい屋根になり、防水紙や野地板まで変えることができるため、屋根は新築と同じ状態になります。そのため、屋根に抱えていた不安などを、一気に解消できるのは最大のメリットでしょう。おのずと、次のメンテナンスまでの期間も長くなります。
さらに、これまでより軽い屋根材を使用することで、耐震性を上げることも可能。外観の部分で言うと、これまでと違う屋根材を使用することで、思い切ったイメージチェンジをすることもできますよ。


葺き替えのデメリット>

屋根をすべて新しくするため、かなり大がかりな工事になってしまいます。屋根カバー工法と比較して、費用もかかりますし、工期も長くなる傾向があります。また、もとの屋根をすべて廃棄することになりますので、廃材が多くなることもデメリットと言えるでしょう。(廃材によっては、処分費用が嵩むこともあります。)


どちらを選ぶか迷ったら・・・


ガイソー所沢店では、無料でお見積もり、ご相談も受け付けております。屋根のリフォームを検討しているけれど「屋根カバー工法」「葺き替え」のどちらが良いかわからない・・・とお悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。現在の屋根の状態や材質などを見させていただき、最適なプランをご提案いたします!

所沢だけでなく、狭山市、入間市、飯能市、川越市などのエリアも対応していますので、お気軽にお問い合わせください!

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