入間市 外壁のコーキング工事で、美観・耐候性のバージョンUP♪
こんにちは!
夏もそろそろ終わりに近づき、
袖のある服が恋しくなってきました。
季節の変わり目、
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
さて、前回に引き続き、入間市・K様邸のリフォームをご紹介します。
今回は、コーキング工事です。
前回の記事は、こちらから♪
→入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
→入間市 汚れをまずはすっきりと♪バイオ高圧洗浄でリフォームの下準備を
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コーキング、
またの名を「シーリング」ともいいますが、
どういった部分か、ご存知ですか?
コーキングは、こちらの赤い丸印の部分です。
サイディングボードをつなぐ、
ゴム状の部分ですね。
写真でも、黒く汚れて凹んでいる様子が確認できますが、
コーキングも劣化するんです。
外壁の塗り替え時期が10年目安だとすると、
コーキングの耐候年数は、
もう少し短くて、
置かれている環境や素材にもよりますが、7~10年くらい。
年月を経ると、柔軟性がなくなって硬くなり、
このように凹んで、
(コーキングが痩せる、という言い方をします)
亀裂が入ったり、剥がれてきたりします。
今回は、
コーキングを「打ち替え」という方法でリフォームします。
打ち替え、とは、
既存のコーキングを取り除き、新規に充填し直す方法です。
場所にもよるのですが、
外壁のコーキングは、基本的には打ち替えにより工事します。
新しいものにすることで、
耐候性や柔軟性が向上し、ひいては建物の耐久性もUP。
せっかく工事するのですから、
手間と時間はかかりますが、打ち替えがおすすめです。
(ちなみに、もうひとつの方法は「増し打ち」といい、
既存のコーキングに、新しいものを塗り重ねていく方法です。
繊細なサッシ廻りなどは、こちらの方法が推奨されます♪)
さて、実際の工程を見ていきましょう!
まずは、既存のコーキングを取り除きます。
コーキングの側面に、カッターで切れ目をいれて、
1本1本剥がしていきます。
地道な、大変な作業です。
取り除いたコーキングは、ほら、このとおり!
なんだか、もりそばのような...!
取り除いた場所に、新しいコーキングを充填しますが、
外壁が汚れないようテープで養生します。
その後、プライマーという、
コーキングの密着性を高める下塗り剤を塗布します。
数々の下準備を経て、
コーキングを充填し、このようにヘラでならします。
その後、時間を置いてから、
テープをはがして完成です♪
サイディングボードをつなぎ合わせ、
雨水の浸入を防いだり、
地震などで建物が揺れる場合、
その優れた柔軟性で、
揺れによる衝撃を抑えてくれる、コーキング。
大切な役割を果たす場所ですので、
外壁工事の際、ぜひ一緒にリフォームして下さいね!
次の工程は、外壁塗装工事です。
どうぞお楽しみに♪
【現地調査】飯能市 うっすら色褪せた外壁と痩せたコーキングを確認!
- 投稿日:2023年 6月 2日
- テーマ:ひび割れ / カビ・苔・藻 / サイディング / スレート屋根 / チョーキング現象 / 劣化症状 / 外壁 / 屋根 / 点検 / 現地調査 / 窯業系サイディング / 色褪せ
こんにちは!
寒暖差の大きな毎日ですが、
皆さん体調を崩されていませんか?
弊社は、みんな元気です!と言いたいところですが、
あちこちで、ズルズルや「くしゅん!」でして...
この時期は、体調管理がむずかしいですね。
水分が大敵であるお家にとっても、梅雨の時期は大変やっかいな季節。
この時期を上手にやり過ごすのが、
お家を長持ちさせるための秘訣でもあります。
お家が経って、10年ほど経過していたら、
そろそろお家の防水性を含め、耐候性が低下しはじめる時期。
すなわち、リフォームを考え始める時期です。
ぜひ他のお家のリフォームの様子をご覧いただいて、
「同じような症状はないか?」
「どのようなリフォームがなされるのか?」などなど、
知っていただけましたら、幸いです。
さて今回は、飯能市・K様邸のリフォームにつきまして、
ご紹介致します。
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まずは、全体の様子を見ていきましょう。
レンガ調の外壁が素敵な、K様邸。
一見すると、特に問題がなさそうなK様邸ですが、
細かく、しっかりとチェックしていきましょう!
まずは、屋根の様子です。
全体的に色が褪せ、
うっすらと変色しているのがわかります。
塗料の色褪せは、劣化の症状のひとつ。
こういった状態ですと、
塗料本来の耐候性が低下しているため、
防水性などの効果が見込めません。
また、茶色く変色しているのは、
コケの繁殖によるものです。
コケは、ご存知のとおり、
水分が多くじめじめしているところを好みます。
つまり、コケが繁殖しているということは、
屋根が水分を多く含んでいるということ。
つまり、屋根の防水性が低下している証拠です。
そろそろリフォームの時期であると言えそうです。
次に、外壁です。
全体的にツヤが失われ、少し白っぽくなっています。
そろそろ劣化が始まっているのかな...というところですね。
では、壁に触れてみましょう。
塗膜が劣化すると、
塗料の顔料が分離し、白い粉となって手に付着する、
チョーキング現象があらわれるのですが、
それはそれほど見られないようです。
本格的な劣化が始まる前に、
リフォームを始めるのが理想ですから、
とても良いタイミングだと言えそうです。
すこーし気になるのは、コーキングの状態。
コーキングとは、
サイディングボードのつなぎ目に充填する目地材のことです。
この部分が凹んで、
痩せてしまっているのが、確認できます。
コーキングは、
例えば、地震などで家が大きく揺れた時に、
サイディングボードの間で柔軟に伸縮し、
建物の揺れを抑える、といった働きがあります。
この「柔軟に伸縮」というのが大切な部分。
コーキングが劣化していると、伸縮性が低下してしまいます。
このまま劣化が進むと、
コーキングのひび割れや剥離などが見られるようになり、
建物の強度を低下させたり、
雨もりの原因になったりします。
コーキングの痩せは、劣化の初期症状ですから、
ぜひメンテナンスを行いたい状態です。
あとは、ちょっと細かいですが、
このような部分も、汚れや劣化が確認できました。
軒天です。
建物の基礎の部分、ですね。
せっかくの機会ですので、
細かい部分まで目を光らせて、お家の問題点を探ります。
適切な時期に、きちんと手をかけて、
リフォームをしていくことが、
お家の健康寿命を延ばすことにつながっていくのです。
人間も一緒、かもしれませんね!
次の記事では、バイオ高圧洗浄の様子をご紹介します。
こういった現地調査および、お見積りは、
無料でおこなっておりますので、
リフォームをお考えの方は、ぜひ下記までご相談くださいね♪
日高市・煙突と屋根の接合部が腐朽!2つの原因をサイディングリフォームで解決
こんにちは!
前回に引き続き、日高市・O様邸のリフォームです。
今回は、なんとなんと!煙突のリフォームです。
煙突のある生活...憧れます!!
どのようなリフォームとなるのでしょうか?
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
→日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
→日高市釘穴シール性・寸法安定性に優れたカッパ23とセネターで屋根カバー
→日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します
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こちらの画像をご覧ください。
赤い丸をつけました部分、
煙突と屋根の接合部ですが、ここ、グズグズに腐ってしまっています。
これには、下記の理由が考えられました。
・煙突を覆っているサイディングと屋根の間に、
本来ならばすき間がもう少しあるべきだったが、距離が近く、
雨水がサイディングに伝わってしまっていた
・やはり本来、空間があるべきサイディングと煙突本体が接着しており、
煙突の熱がサイディングに直接伝わってしまっていた
今回のリフォームでは、この部分を見直していこう!
...という方針で進めることになりました。
まずは、もともとのサイディングを剥がします。
その後、煙突にルーフィングシートを張り、
煙突とサイディングの間に木材を設置しました。
この処理により、
煙突とサイディングが接しないようにしました。
うん、木材の厚み分、2つの間に距離が保てますね!
このすき間により、
煙突の熱が壁に伝わりにくくなり、
結露などの症状も抑えることができます。
サイディングを設置します。
屋根と煙突の間に、
すき間がちゃんとあるのが確認できますね。
この空間があることにより、
屋根で受けた雨水が、サイディングに伝わるのを防ぎます。
サイディングの塗膜の防水効果があるのは、表面だけ。
裏側や側面の厚みの部分に、塗装はありませんので、
雨水が入り込まないようにする必要があるのです。
あとは、水色の部分にコーキングを充填して、
完成です。
どのような仕上がりになるのか、楽しみですね♪
次回は外壁塗装です。
次もすごいですよー!どうぞお楽しみに!