所沢市 瓦(かわら)屋根を、カバー工法で「オークリッジスーパー」にチェンジ!


こんにちは!

それでは今回は、所沢市・T様邸、
屋根のリフォームについて、ご紹介します。

T様邸は、昔ながらの瓦屋根です。
それが、どのようにリフォームされるのでしょうか?


今までの記事は、こちらです♪
所沢市【現地調査】谷板金の錆びた瓦屋根、ひび割れた外壁を確認!
所沢市【現地調査】汚れが蓄積したお風呂場、古くなったキッチンを確認!
所沢市 塗りたての美しさ持続の最適解は「バイオ高圧洗浄」です♪

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現地調査の回でもご紹介しましたが、
T様邸、
瓦にコケが多く付着し、美観が低下している状態でした。

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本来、瓦は耐久性があり、
一部が欠けてしまっても、その部分だけ差し替えればよい
とても合理的な屋根材です。

ですが、経年劣化による美観の低下は否めません。

また、瓦じたいに問題がなくても、
その下に敷かれている防水紙や板金が傷んでくるため、
定期的なメンテナンスが必要となります。


このような点をふまえ、T様邸では、
屋根の葺き替えを行うこととなりました。



まずは、既存の屋根材・瓦を撤去します。

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おおっ!
瓦の下は、こんなふうになっているんですね!



次に、桟木(さんぎ)を取り除きます。

桟木とは、瓦をひっかけるために横に渡してある、
細長い木材のことです。

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見やすい桟木に、赤丸をつけましたが、
わかりますでしょうか?


これらを撤去し、
古い防水紙も取り除きます。

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その後、
新たに野地板(のじいた)を張ります

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新しい野地板、すがすがしいですね!


さらにここへ、
ルーフィングシートを張ります。

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ルーフィングシートは、屋根防水のかなめ。
しっかりと敷きつめます。


そして、満を持して、
オークリッジスーパーです。

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オークリッジスーパーは、
アメリカでのシェアが80%以上という、インターナショナルな屋根材。
実際手にするとわかるのですが、
はさみで切れてしまうくらい薄く、柔軟性があります。

DIYが盛んな海外においては、
そんな使い勝手のよさが重宝されているのだと推測します。


表面には天然石がまぶしてあり
7色ものカラーバリエーションから選ぶことができる、
意匠性の高さも、魅力です。

写真の「テラコッタブレンド」のカラー、
独特の陰影があって、素敵ですよね!


そこへ貫板を取りつけ、棟を設置して、
完成です!

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がらっと雰囲気が変わりますね!
日本的な瓦も素敵ですが、
オークリッジスーパー、やっぱりおしゃれです♪



長くなってしまいましたが、
屋根を瓦屋根から、オークリッジスーパーへ葺き替える工事、でした。

それでは、次は、
これも屋根ですね、下屋根の壁廻り工事です。
どうぞお楽しみに!





所沢市 日本が誇る優秀な屋根材・瓦(かわら)~棟交換工事


こんにちは!

今回は、この度のリフォームの目玉となる、
屋根棟交換工事です。

前回の記事は、こちらです。
所沢市【現地調査】瓦屋根の漆喰劣化・外壁のクラックを確認

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H様邸の屋根は、瓦の屋根ですが、
瓦は、耐久年数が50~80年ともいわれており、
基本的にメンテナンスフリーの屋根材。

非常に耐久性が高く、
たとえ1枚割れてしまったとしても、その部分だけ取り替えることが可能な、
コスト面でも、パフォーマンスの高い素材です。
今流行りの言葉で言うと、
サスティナブルな屋根材、と言えるのではないでしょうか?


...なのですが!

瓦の下地の部分が、
どうしても経年劣化してしまいますので、
10年に1度くらい、点検も兼ねてのメンテナンスをおすすめ致します。



今回のH様邸では、
屋根の棟(てっぺんの部分)を、交換するという工事をいたします。

一度、棟部分の瓦を取り外し、劣化した土台を撤去。
そして、新たに下地となる「なんばん漆喰」で、
土台を作り直し、
新しい棟瓦を積み直していく、という内容です。


まずは、棟の瓦を取り外します。

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その後、劣化した漆喰や、ゴミが出ますので、
丁寧に掃除をします。

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新たに、下地となる木材を設置し、

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「なんばん漆喰」と呼ばれる、
漆喰に、土や油脂、粘土などを混ぜて防水性・耐久性を高め、
葺き土の代わりにも使える利便性の高い素材で、
土台を作っていきます。

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その上から、
新しい棟瓦を、土台の木材にビスで固定しながら、
積み直していきます。

今は、瓦をただ積んでいくだけでなく、
昨今の強風で飛んでしまわないように、ビスで留める施工が推奨されています。

施工後 (6)maru.jpg

瓦の真ん中にビスが打ってあるのが、
わかりますでしょうか?(赤丸をつけたのですが...ちょっと小さくてごめんなさい!)


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作業後は、劣化した下地などのゴミが出ますので、
しっかりと清掃を行い、完成です。



「積み直す」と一言で言っても、
重い瓦を一旦取り外し、劣化した土台を撤去。
その後、新たに土台を作り直して、瓦を積み直す...と、
棟工事の中でも、大掛かりな部類の工事です。

そのような工程を知っていますと、
美しく積み直された瓦屋根に、ますます愛着が持てますね。


日本の伝統的な屋根材・瓦。
現在の屋根にも引けをとらない、非常に優れた部材なのです。


それでは、次の工事は外壁塗装です。
次回も、お楽しみに♪





所沢市 屋根葺き替えリフォーム セキノ立平ロック施工


こんにちは!

本日は、所沢市での屋根葺き替えリフォームの様子をお伝えします。


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今回は、既存の屋根がトタン屋根のお家の屋根葺き替えリフォームです。

屋根の傾斜がゆるやかな瓦棒葺きの屋根です。

経年劣化による錆や色褪せが気になりますね。
早速工事に入っていきます。


既存剥がし.jpg


まずは、既存の屋根材を全て取り除いていきます。
今回は屋根の葺き替え工事となりますので古い屋根材、防水シートなどは
全て撤去してから、新しい屋根材の施工を行います。

剥がした屋根材を全て下に慎重に下ろします。


野地板施工.jpg


取り除き終わったら、野地板を張っていきます。
野地板は屋根の見えない箇所でありますが、実は最も重要な役割をしている部分となり
屋根材や防水紙の基礎になっています。
この野地板が腐食すると、屋根材が剥がれてしまったり、雨漏りの原因ともなります。
野地板は屋根材を全て剥がした時でないとメンテナンスが出来ないので、この機会にしっかりメンテナンスを
するようにしましょう。


ルーフィング.jpg


野地板を張り終えたら、上からルーフィングシートをはっていきます。

ルーフィングシートは、雨や雪からお家を守ってくれる防水シートになります。

丁寧に施工していきます。
屋根を雨などから守ってくれるとても重要な防水シートです。

垂木.jpg


張り終えたら、新しい屋根材を施工していきます。
まずは木下地を取付けていきます。

立平施工.jpg

今回使用している屋根材は、セキノ立平ロックです。

セキノ立平ロックは、屋根の傾斜が緩やかなお家でも雨・雪を

下に落とすことが出来る屋根材です。

通常の屋根は横向きに並べますが、縦方向に並べることで、雨や雪を

落としやすくする構造になっています。

今回のお宅は、屋根の傾斜が緩やかでしたので、セキノ立平ロックを

使用することになりました。


棟板金施工.jpg


最後に棟板金を施工したら完工になります。

セキノ立平ロックは、シルキーG2と材質は同じですので、

耐熱性・防音性・耐久性を兼ね備えております。

屋根完成.JPG

屋根の施工が完成しました!
一軒一軒、お家に合った屋根材を提案させて頂きます。

ガイソー所沢店では、こうした屋根葺き替え工事を
所沢市、入間市、狭山市、日高市、飯能市、川越市などの地域で行っておりますので、
お気軽に見積もり・点検のご相談をしてみてください♬



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