飯能市 強く、軽く、美しい♪ガルバリウム鋼板屋根材による屋根カバー工事
こんにちは!
飯能市・N様邸のリフォーム、
次の工程は、屋根カバー工事です。
現地調査にて、
屋根の劣化が数多く確認できた、N様邸。
どのようにリフォームされるのでしょうか?
楽しみですね!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
→飯能市 性能の高さと即効性~ガイソーパワークリーナーで高圧洗浄
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まずは、既存の棟板金を取り外していきます。
棟板金は、
屋根の頂上の、三角部分に取りつけられた部材です。
二つの屋根面が合わさっている棟(むね)は、
当然、その接合部にすき間が生じます。
そのすき間をカバーするため、
設置する部材が棟板金です。
こちらの写真を見ると、
錆びついている様子が確認できますね。

こちらを取り外します。

高所での作業、まさに職人技です!

見ているだけでも...はわわわわ~!
気をつけて~~!
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングという
下葺き材を張ります。

改質ゴム、という名称のとおり、
ぶ厚く、弾力のある下葺き材で、
しっかりと屋根を覆い、
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、心強い部材です。
その上に、屋根材を被せていきます。

シルキーG2というガルバリウム鋼板屋根材です。
シンプルなデザインと、
落ち着いた色合いが魅力のシルキーは、
「強い!軽い!はやい!美しい!そしてエコ!」
というキャッチコピーがついています。
ハゼ掛け嵌合方式という接合方法により、
豪雨・強風に強く、
日本瓦の約1/10という軽さで、
建物への負担を抑えます。
(日本瓦が150Kg/坪のところ、シルキーはなんと17Kg/坪という軽さ!)
また、屋根が重いと、
地震の際に揺れが大きくなり、被害が大きくなります。
地震の多い日本では、
屋根の軽さは、大変大きなメリットとなります。
このように仕上がりました!

ああ、素敵ですね...!
シルキーはカラーバリエーションが4色あるのですが、
N様邸では「ダークブラウン」が採用されました。
上に掲載した施工前の写真と比べると、
その差は歴然!
これぞ、リフォームの醍醐味ですね。
ちなみに、こちらのシルキー、
塗膜保証15年・穴あき保証25年の安心も、
一緒についております!
次の工程は、外壁塗装です。
次回もお楽しみに♪

狭山市 抜群の性能・シルキーG2を使った屋根カバー、換気棟を設置
こんにちは!
リフォーム箇所の洗浄が終了した、A様邸。
すっきりきれいになったところで、
いよいよ今回は、屋根カバー工事です。
足場を組む大掛かりな工事、
どのようなものになるのでしょうか?
前回の記事は、こちらから♪
→狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
→狭山市 リフォームの事始め~ガイソーパワークリーナーでバイオ高圧洗浄♪
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A様邸では、屋根カバー工事を行いますので、
既存の棟板金および貫板、
そして雪止めの金具などを取り除きます。

ずいぶん、すっきりしましたね!
このように拝見すると、
屋根の劣化は、著しく進んでいたようです。
「屋根はおうちの雨傘」というキャッチコピーがありますが、
雨傘でもあり、
日傘でもあるのが、屋根です。
直射日光による紫外線の影響は、多大なもの。
外に出したままの洗濯ばさみなどが、
ボロボロになってしまった経験をお持ちの方も多いと思いますが、
それと同様、
つねに強い日差しにさらされている屋根が、
劣化するのは致し方ないことです。
日頃目にする場所ではないだけに、
年数単位で、チェックしていただくのが良いかもしれません。
少し話がそれましたが、
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングを張ります。

カッパ23という、
なんだか可愛らしい名前です。
これを下葺き材として張ることで、屋根の防水性は格段にUPします。
触ってみると、
張りのある、そして柔軟性のあるシート。
このシートで屋根全体を覆います。
屋根により大半の雨水は防ぐのですが、
横なぐりの雨などで、
どうしても屋根の内部に入り込んでしまう雨水があります。
これをしっかりと防いで、
外に排出する働きがあります。
屋根防水の、最後の砦ともいえる部材です。
次に、シルキーG2という屋根材を被せます。

水平のシンプルなデザインが特長のシルキーG2は、
強さ、軽さを兼ね備えた、カバー工法に最適な屋根材です。
ハゼ掛け嵌合方式、という独自の接合方式を採用。
接合部が露出しない美しさと、
豪雨や強風の際も、水が漏れることなく、
バタつきすらしないという抜群の性能を実現しました。
塗膜保証15年、
穴あき保証25年など、保証が充実しているのも魅力です。
その後、
換気棟を設置します。

この屋根てっぺんに開いている穴から、
こもった空気が排出されます。

換気棟が設置されました。
熱のこもった空気は、
上へ上へ移動しますが、その最終地点となるのが、
一番上の屋根裏です。
ここは本当に空気の換気が難しく、
屋根裏が温まっていると、階下にも熱が伝わり、
居住空間の温度が上昇。
暑い日に、ますます不快指数が上がってしまうというわけです。
そこで、換気棟の登場です!
先にあげた空気の性質を利用して、
屋根裏の天井の穴から、
自然に空気を排出します。
屋根裏空間の温度・湿度が下がると、
必然的に、
居住空間も過ごしやすくなる...という仕組みになっています。
換気棟、
小さいけれど、その性能は本物。
現在の住宅にはぜひ設置していただきたい部材の一つです♪
さて、屋根が完成しましたので、
次はコーキング工事です。
どうぞお楽しみに!

日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します
こんにちは!
今回は、前回に引き続き、
日高市・O様邸の屋根工事について、ご紹介します。
前回は、ルーフィングシートを張り、
セネターにより屋根カバーを施工致しました。
今回は、換気棟の設置をします。
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
→日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
→日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー
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換気棟とは、
屋根裏に集まった、熱や湿り気を帯びた空気を排出し、
外の新鮮な空気と交換する装置です。
屋根裏は、太陽からの熱を受けた屋根から伝わる熱や、
お風呂や台所、人間の呼気から発生する熱が上昇し、
集まってきます。
この熱や湿り気を帯びた空気により、
夏は猛烈に熱くなりますし、
冬は気温差による結露が、大きな問題となります。
熱や湿気を帯びた空気が滞留することにより、
木造住宅の基礎部分を腐らせてしまったり、
屋根裏の熱が居住空間にも伝わり、室温も上昇。
建物にも、人にも負荷がかかり続けます。
このような、住空間に悪影響のある空気を、
屋根の頂点から排出し、
軒先や換気棟から、涼しい空気を取り入れる部材が、
換気棟です。

換気棟の部材が取り付けられました。
その後、さらに上に、カバーとなる部材が設置されるのですが、
屋根のてっぺんに穴が開いていますよね。
ここから、屋根裏の空気が排出されます。
ちょっと違う角度から見てみましょう。

換気棟の部材、厚みがあるのがわかりますか?
換気棟の部分を拡大してみますね!

少しわかりづらいかもしれませんが、
換気棟の厚みの部分に、細かな穴が開いているんです。
ここから屋内の空気が排出されます。
この仕組み、わかりやすく解説された画像が、
ケイミュー株式会社様のHPに掲載されておりましたので、
画像をお借りしました。(ケイミュー株式会社様、ありがとうございます!)
画像は上から、夏・冬バージョン。
右側が、換気棟ありの場合です。


(引用元:ケイミュー株式会社)
換気の流れがよくわかりますね!
「頂上の穴から雨水は入ってこないの?」という質問がたまにありますが、
雨水が入ってしまった場合でも、
きちんと屋外へ排出される仕組みとなっているので、ご安心を。
本当によく考えられた構造です。
屋根のリフォームをお考えの際は、
ぜひ換気棟の設置をご検討ください♪
それでは、次も興味深いリフォームです。
煙突のリフォームについてご紹介致します!
