日高市 屋根リフォーム 第3の選択肢☆屋根カバー工法の工程紹介します
こんにちは!
引き続き、日高市・M様邸のリフォーム、
今回は屋根カバー工事です。
屋根のリフォームというと、
「葺き替え」や「塗装」というイメージをお持ちかと思いますが、
「屋根カバー工法」という選択肢があること、ご存知ですか?
屋根カバー工法とは、
既存の屋根の上に、屋根カバー材を被せるリフォーム方法です。
(わたしも弊社に入社してから、初めて知りました!)
日高市・M様邸の作業工程を通して、
屋根カバー工法がどのようなものか、ご紹介できたらと思います!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】日高市 ボロボロの屋根、ひび割れたコーキングを確認!
→日高市 洗浄剤にバイオをプラス!カビや汚れを落とす外壁高圧洗浄♪
***************************
屋根カバー工法をおこなう際は、
まず、
屋根の棟板金および雪止めの金具を撤去します。
上から屋根材を被せますので、
なるべく凹凸のない、
平たい状態にしたいということですね。
棟板金を固定する際の下地となる、
貫板も撤去します。
ずいぶんさっぱりしました!
次に、
下葺き材である防水紙を張っていきます。
このように巻物状になっている防水紙を、
隙間なく張り巡らせていきます。
この防水紙は、
カッパ23という商品名の、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
良質なアスファルト含浸紙を芯材にして、
合成繊維不織布などをコーティングした、耐久性の高い防水紙で、
・優れた釘穴シール性
・優れた施工性
・強靭な引裂強さ
という特長をもっています。
触ってみると、
ゴムらしい柔軟性がありつつも、大変に強靭!
相当の力をもってしても破れない、強度があります。
屋根防水は、
屋根自体が持つ防水効果(1次防水)と、
防水紙による防水(2次防水)の、
2段階で防水する仕組みになっています。
防水紙は、
屋根防水には欠かせない、重要な部材です。
いよいよ、屋根カバーです。
既存の屋根に、
シルキーG2を被せていきます。
被せるといっても、
もちろん、ただ乗せるだけではありません。
重なり段差が出ない接合方式を採用、
見た目にも美しく、
しっかりと屋根を留めつけていきます。
さらに、シルキーG2は、
穴あき保証25年、赤さび保証20年、塗膜保証15年と、
多くの保証がついた優秀商材。
見た目の美しさとともに、
性能も確かな屋根カバー材なのです。
また、これは屋根カバー工法全般に言えることですが、
屋根が二重になっていますので、
遮音性・遮熱性もアップ。
静かで快適な住環境で、暮らすことができます。
さらに、M様邸では、
屋根に換気棟を設置し、居住性がもう一段階アップ!
換気棟によって、
屋根裏空間のこもった空気を、自然に排出することができます。
~屋根カバー工事の工程をご紹介してきましたが、
屋根カバーについて、
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
塗装よりも長持ちし、
既存の屋根を撤去しないため、解体が必要なく、
既存の屋根を処分する手間や費用がかからず、
なおかつ、工期も短くて済む、屋根カバー工法。
屋根のリフォームをお考えの方は、
ぜひ選択肢の一つとして、検討されてみて下さいね♪
次回の工程は、コーキング工事。
次回も、どうぞお楽しみに♪
飯能市 強く、軽く、美しい♪ガルバリウム鋼板屋根材による屋根カバー工事
こんにちは!
飯能市・N様邸のリフォーム、
次の工程は、屋根カバー工事です。
現地調査にて、
屋根の劣化が数多く確認できた、N様邸。
どのようにリフォームされるのでしょうか?
楽しみですね!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
→飯能市 性能の高さと即効性~ガイソーパワークリーナーで高圧洗浄
***********************
まずは、既存の棟板金を取り外していきます。
棟板金は、
屋根の頂上の、三角部分に取りつけられた部材です。
二つの屋根面が合わさっている棟(むね)は、
当然、その接合部にすき間が生じます。
そのすき間をカバーするため、
設置する部材が棟板金です。
こちらの写真を見ると、
錆びついている様子が確認できますね。
こちらを取り外します。
高所での作業、まさに職人技です!
見ているだけでも...はわわわわ~!
気をつけて~~!
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングという
下葺き材を張ります。
改質ゴム、という名称のとおり、
ぶ厚く、弾力のある下葺き材で、
しっかりと屋根を覆い、
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、心強い部材です。
その上に、屋根材を被せていきます。
シルキーG2というガルバリウム鋼板屋根材です。
シンプルなデザインと、
落ち着いた色合いが魅力のシルキーは、
「強い!軽い!はやい!美しい!そしてエコ!」
というキャッチコピーがついています。
ハゼ掛け嵌合方式という接合方法により、
豪雨・強風に強く、
日本瓦の約1/10という軽さで、
建物への負担を抑えます。
(日本瓦が150Kg/坪のところ、シルキーはなんと17Kg/坪という軽さ!)
また、屋根が重いと、
地震の際に揺れが大きくなり、被害が大きくなります。
地震の多い日本では、
屋根の軽さは、大変大きなメリットとなります。
このように仕上がりました!
ああ、素敵ですね...!
シルキーはカラーバリエーションが4色あるのですが、
N様邸では「ダークブラウン」が採用されました。
上に掲載した施工前の写真と比べると、
その差は歴然!
これぞ、リフォームの醍醐味ですね。
ちなみに、こちらのシルキー、
塗膜保証15年・穴あき保証25年の安心も、
一緒についております!
次の工程は、外壁塗装です。
次回もお楽しみに♪
狭山市 抜群の性能・シルキーG2を使った屋根カバー、換気棟を設置
こんにちは!
リフォーム箇所の洗浄が終了した、A様邸。
すっきりきれいになったところで、
いよいよ今回は、屋根カバー工事です。
足場を組む大掛かりな工事、
どのようなものになるのでしょうか?
前回の記事は、こちらから♪
→狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
→狭山市 リフォームの事始め~ガイソーパワークリーナーでバイオ高圧洗浄♪
*****************************
A様邸では、屋根カバー工事を行いますので、
既存の棟板金および貫板、
そして雪止めの金具などを取り除きます。
ずいぶん、すっきりしましたね!
このように拝見すると、
屋根の劣化は、著しく進んでいたようです。
「屋根はおうちの雨傘」というキャッチコピーがありますが、
雨傘でもあり、
日傘でもあるのが、屋根です。
直射日光による紫外線の影響は、多大なもの。
外に出したままの洗濯ばさみなどが、
ボロボロになってしまった経験をお持ちの方も多いと思いますが、
それと同様、
つねに強い日差しにさらされている屋根が、
劣化するのは致し方ないことです。
日頃目にする場所ではないだけに、
年数単位で、チェックしていただくのが良いかもしれません。
少し話がそれましたが、
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングを張ります。
カッパ23という、
なんだか可愛らしい名前です。
これを下葺き材として張ることで、屋根の防水性は格段にUPします。
触ってみると、
張りのある、そして柔軟性のあるシート。
このシートで屋根全体を覆います。
屋根により大半の雨水は防ぐのですが、
横なぐりの雨などで、
どうしても屋根の内部に入り込んでしまう雨水があります。
これをしっかりと防いで、
外に排出する働きがあります。
屋根防水の、最後の砦ともいえる部材です。
次に、シルキーG2という屋根材を被せます。
水平のシンプルなデザインが特長のシルキーG2は、
強さ、軽さを兼ね備えた、カバー工法に最適な屋根材です。
ハゼ掛け嵌合方式、という独自の接合方式を採用。
接合部が露出しない美しさと、
豪雨や強風の際も、水が漏れることなく、
バタつきすらしないという抜群の性能を実現しました。
塗膜保証15年、
穴あき保証25年など、保証が充実しているのも魅力です。
その後、
換気棟を設置します。
この屋根てっぺんに開いている穴から、
こもった空気が排出されます。
換気棟が設置されました。
熱のこもった空気は、
上へ上へ移動しますが、その最終地点となるのが、
一番上の屋根裏です。
ここは本当に空気の換気が難しく、
屋根裏が温まっていると、階下にも熱が伝わり、
居住空間の温度が上昇。
暑い日に、ますます不快指数が上がってしまうというわけです。
そこで、換気棟の登場です!
先にあげた空気の性質を利用して、
屋根裏の天井の穴から、
自然に空気を排出します。
屋根裏空間の温度・湿度が下がると、
必然的に、
居住空間も過ごしやすくなる...という仕組みになっています。
換気棟、
小さいけれど、その性能は本物。
現在の住宅にはぜひ設置していただきたい部材の一つです♪
さて、屋根が完成しましたので、
次はコーキング工事です。
どうぞお楽しみに!