所沢市 瓦(かわら)屋根を、カバー工法で「オークリッジスーパー」にチェンジ!


こんにちは!

それでは今回は、所沢市・T様邸、
屋根のリフォームについて、ご紹介します。

T様邸は、昔ながらの瓦屋根です。
それが、どのようにリフォームされるのでしょうか?


今までの記事は、こちらです♪
所沢市【現地調査】谷板金の錆びた瓦屋根、ひび割れた外壁を確認!
所沢市【現地調査】汚れが蓄積したお風呂場、古くなったキッチンを確認!
所沢市 塗りたての美しさ持続の最適解は「バイオ高圧洗浄」です♪

**********************

現地調査の回でもご紹介しましたが、
T様邸、
瓦にコケが多く付着し、美観が低下している状態でした。

2023_05_02_21_02_27_388_2.jpg

本来、瓦は耐久性があり、
一部が欠けてしまっても、その部分だけ差し替えればよい
とても合理的な屋根材です。

ですが、経年劣化による美観の低下は否めません。

また、瓦じたいに問題がなくても、
その下に敷かれている防水紙や板金が傷んでくるため、
定期的なメンテナンスが必要となります。


このような点をふまえ、T様邸では、
屋根の葺き替えを行うこととなりました。



まずは、既存の屋根材・瓦を撤去します。

2023_05_02_21_02_27_450_10.jpg

おおっ!
瓦の下は、こんなふうになっているんですね!



次に、桟木(さんぎ)を取り除きます。

桟木とは、瓦をひっかけるために横に渡してある、
細長い木材のことです。

2023_05_02_21_02_27_476_15(赤丸).jpg

見やすい桟木に、赤丸をつけましたが、
わかりますでしょうか?


これらを撤去し、
古い防水紙も取り除きます。

2023_05_02_21_02_27_508_22.jpg


その後、
新たに野地板(のじいた)を張ります

2023_05_02_21_02_27_529_27.jpg

新しい野地板、すがすがしいですね!


さらにここへ、
ルーフィングシートを張ります。

2023_05_02_21_05_17_739_3.jpg

ルーフィングシートは、屋根防水のかなめ。
しっかりと敷きつめます。


そして、満を持して、
オークリッジスーパーです。

2023_05_02_21_05_17_769_8.jpg

オークリッジスーパーは、
アメリカでのシェアが80%以上という、インターナショナルな屋根材。
実際手にするとわかるのですが、
はさみで切れてしまうくらい薄く、柔軟性があります。

DIYが盛んな海外においては、
そんな使い勝手のよさが重宝されているのだと推測します。


表面には天然石がまぶしてあり
7色ものカラーバリエーションから選ぶことができる、
意匠性の高さも、魅力です。

写真の「テラコッタブレンド」のカラー、
独特の陰影があって、素敵ですよね!


そこへ貫板を取りつけ、棟を設置して、
完成です!

2023_05_02_21_05_17_780_⑩(300×400).jpg


2023_05_04_18_12_57_571_6(300×400).jpg

がらっと雰囲気が変わりますね!
日本的な瓦も素敵ですが、
オークリッジスーパー、やっぱりおしゃれです♪



長くなってしまいましたが、
屋根を瓦屋根から、オークリッジスーパーへ葺き替える工事、でした。

それでは、次は、
これも屋根ですね、下屋根の壁廻り工事です。
どうぞお楽しみに!





所沢市【現地調査】谷板金の錆びた瓦屋根、ひび割れた外壁を確認!


こんにちは!

今回は所沢市・T様邸のリフォームをご紹介します。

T様邸、屋根や外壁だけでなく、
内装のリフォームもおこないますよ♪

長く住んでいると、いろいろなところが劣化してきますね。

機会をみつけて総点検し、
新たに出発を図る...お家と長く付き合っていくうえで
大切なことです。

T様邸、見応えのあるリフォームになりそうです!


***********************

まずは、現地調査です。

既存の屋根の状態です。

IMG_5342.jpg

棟瓦がずれており
屋根と屋根の間の「谷板金」と呼ばれる接合部分の金属が錆びています
谷は、雨水の通り道となる場所ですので、
もっとも劣化しやすい場所といわれています。

谷板金の劣化が原因で、
雨漏りが発生するケースも多く、早めのメンテナンスが望まれます。



下屋(げや)の状態です。

IMG_5381.jpg

お家の上にある大きな屋根ではなく、
1階部分に小さくある屋根を、下屋といいます。

先ほどの、大きな屋根もそうでしたが、
瓦の表面にコケの付着も見られ
屋根全体に、劣化の症状が確認できました

この機会にしっかりとしたリフォームが必要です。


次に、外壁です。

IMG_5408.jpg

離れていると、きれいな外壁に見えますが、
近づいてみると、
このようにひび割れが散見されました。

さらに、

IMG_5411.jpg

コケが生え、
モルタルの凸凹部分に入り込んでいます。
これは、外壁の防水効果が減少している証拠

塗装により、防水効果を高める必要がありそうです。


また、壁表面に触れると、

IMG_5393.jpg

それほどひどくはないのですが、
チョーキング現象も見受けられました。



ベランダです。

IMG_5358.jpg

マットを敷いて保護されていますが、
隅っこが茶色く変色し、
かなり劣化が進行している様子が確認できました。

ベランダは、ただでさえ劣化しやすい場所
これは、要メンテナンスですね!



以上が、外装部分です。
内装の現地調査は、次の記事でご紹介しますね。

どうぞお楽しみに♪





所沢市【現地調査】瓦屋根の漆喰劣化・外壁のクラックを確認


こんにちは!

この度は、所沢市・H様邸のリフォームの様子をお伝えいたします。

赤い瓦屋根が特徴の、H様邸、
今回は、屋根棟の交換工事と、外壁・付帯部の塗装、
ベランダ防水のご依頼をいただきました。

それでは、既存の状態を確認していきます。

*************************

まずは、屋根です。

施工前 (7).JPG


遠目で見ると、何の問題もなさそうな屋根ですが、
近くで見てみますと...

施工前 (16).JPG


施工前 (30).JPG

瓦自体の劣化は、それほど見受けられませんが、
漆喰が劣化している様子が確認できます。
それに伴い、
鬼瓦も少し傾いてしまっているようです。


瓦の耐久年数は、非常に長く、
50~80年とも言われていますが、
その下地の耐久は10~20年ほどと、瓦よりも短いため、
屋根の漆喰は、定期的にメンテナンスが必要です。

軽い症状の場合は、
漆喰を塗りこむことで補修可能ですが、
劣化が激しい場合は、
一度棟を撤去し土台を作り直してから、
瓦を積み直していくという工事が必要となります。

今回は後者の、棟交換工事の対象となりました。


次に、外壁です。

施工前 (48).png

赤丸の中の部分、
外壁に、縦方向のクラック(ひび)が入っているのが確認できました。

クラックが入っているのは、塗装が劣化しているサイン。

このまま放置してしまうと、
屋内に水が侵入し、雨漏りを引き起こしたり、
より深部にまで影響が出ると、基礎の木材が腐食してしまう可能性も...
なるべく早めの対処が必要です。


そして、雨樋です。

2022_07_24_16_44_50_930_0(2).jpg

接合部分が、ずれてしまっています。

この部分がずれていると、
雨水がスムーズに排水されず、不規則にあふれ出た雨水で、
外壁が汚れ、劣化の原因になったり、
豪雨の時などに思いがけない騒音を引き起こし、
ご近所の迷惑になっていた...なんてことも。

こちらも要メンテナンスの案件ですね。


いくつかの問題点が、把握出来ましたところで、
次の記事からは、実際の工事の様子をご紹介していきます。



1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11
外壁塗装、屋根リフォームのご相談は無料ご相談窓口へ
  • 所沢の外壁塗装専門店 ガイソー所沢店