狭山市|古びた瓦屋根をガルバリウム鋼板屋根へ葺き替え~屋根リフォーム!
- 投稿日:2024年 7月13日
- テーマ:YouTube / カッパ21 / シルキーG2 / スレート屋根 / 下葺き / 屋根 / 屋根カバー工法 / 屋根葺き替え / 棟板金 / 野地板 / 金属屋根 / 防水紙
こんにちは!
所沢市、狭山市、入間市を中心に、
屋根工事・外壁塗装を手がける外装リフォーム会社、
ガイソー所沢店です。
前回に引き続き、
狭山市・F様邸のリフォームです。
今回は、屋根のリフォームの工程をご紹介します。
何段階もの工程を経て、
丁寧に設置されるガルバリウム鋼板屋根へのリフォーム。
見応えのある工事です。
ぜひご覧下さい!
今までの記事はこちらから♪
→狭山市|瓦からガルバリウム鋼板屋根へ~現地調査および屋根リフォームのメリット
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まず、既存の瓦をめくります。
![2024_05_22_21_23_24_339_10.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_22_21_23_24_339_10.jpg)
瓦の下はこのような感じになっています。
なかなか見られない、貴重な一場面です。
今でこそ、下葺き材はルーフィングシートが主流ですが、
ひと昔前は、杉皮や葺き土が使用されていました。
瓦を一枚一枚、丁寧にはがします。
![2024_05_22_21_23_24_352_13.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_22_21_23_24_352_13.jpg)
瓦や桟木(瓦をひっかける横長の木材)を、
すべて剥がし終わりましたら、野地板を張ります。
![2024_05_22_21_23_24_378_19.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_22_21_23_24_378_19.jpg)
野地板の上に、さらにコンパネを張ります。
![2024_05_22_21_24_00_779_3.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_22_21_24_00_779_3.jpg)
さらに、下葺き材となる、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張ります。
![2024_05_23_05_58_17_872_2.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_23_05_58_17_872_2.jpg)
この下葺き材は「カッパ23」という商材です。
良質な改質アスファルトを芯材として、
鉱物や樹脂、合成繊維不織布でコーティングした、
優れた施工性をもつ製品です。
柔軟性がありながらも、たいへん硬く、
雨水の浸入を強力に防ぎます。
そしていよいよ、
ガルバリウム鋼板屋根 シルキーG2の屋根材でカバーしていきます。
![2024_05_24_18_43_33_202_1.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_24_18_43_33_202_1.jpg)
こちらは「シルキーG2」という屋根材です。
日本瓦が1坪あたり150㎏重量があるのですが、
シルキーG2は、なんと17㎏!
約10分の1の軽さです。
屋根が軽くなることで、地震などの揺れも小さくおさえられ、
建物への負担がかかりにくくなるため、耐久性が高まります。
このような優れた機能性にくわえ、
水平の美しいデザインにも定評が。
カラーバリエーションも4色あり、
なりたい雰囲気に合わせて、屋根材を選ぶことができます。
さらに、塗膜保証15年、穴あき保証25年もの保証付き。
かゆいところに手が届く、心強い商材ですね!
最後は、棟板金の施工です。
まずは、下地の木材・貫板を設置します。
![2024_05_24_18_43_33_222_4.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2024_05_24_18_43_33_222_4.jpg)
今回は、換気棟も取付けます。
換気棟とは、屋根の棟に穴を開け、
屋根裏の空気を自然に換気することで、
温度や湿度を下げ、快適な空間にする部材です。
この部分に、穴が開いています♪
![2024_05_24_18_43_33_252_10.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/78a5a389113537171df6d046f09fcbc6dc52e2fb.jpg)
「穴から、雨水が入ってこないの?」
というご質問を、たまにいただきますが、
換気棟の構造上、その心配はまずありません。
ご安心くださいね♪
換気棟が取り付けられました!
![2024_05_24_18_43_33_258_11.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/9f46c6804f9ae5e48571a03b7270e6f94cfaf143.jpg)
赤い丸の部分が換気棟です。
気密性の高い、最近の住宅には欠かせない部材。
空気の性質を利用して自然に換気できるシステムというのが、
いいですよね!
屋根は、お家全体の意匠性や耐久性に、
多大な影響をおよぼします。
社長が元屋根職人という弊社、
屋根リフォームには、並々ならぬこだわりがあります。
工事を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談下さい♪
屋根工事の様子を動画で見たい方はコチラから!
今回のような瓦を屋根の上からおろす際はこの動画のようなウィンチを使います♪
YouTube 屋根工事 材料のエレベーター!ウィンチ設置風景
![](/images/bnr/bnr_contact980.jpg)
日高市 屋根リフォーム 第3の選択肢☆屋根カバー工法の工程紹介します
こんにちは!
引き続き、日高市・M様邸のリフォーム、
今回は屋根カバー工事です。
屋根のリフォームというと、
「葺き替え」や「塗装」というイメージをお持ちかと思いますが、
「屋根カバー工法」という選択肢があること、ご存知ですか?
屋根カバー工法とは、
既存の屋根の上に、屋根カバー材を被せるリフォーム方法です。
(わたしも弊社に入社してから、初めて知りました!)
日高市・M様邸の作業工程を通して、
屋根カバー工法がどのようなものか、ご紹介できたらと思います!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】日高市 ボロボロの屋根、ひび割れたコーキングを確認!
→日高市 洗浄剤にバイオをプラス!カビや汚れを落とす外壁高圧洗浄♪
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屋根カバー工法をおこなう際は、
まず、
屋根の棟板金および雪止めの金具を撤去します。
上から屋根材を被せますので、
なるべく凹凸のない、
平たい状態にしたいということですね。
![2023_10_24_20_54_47_565_4.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_10_24_20_54_47_565_4.jpg)
棟板金を固定する際の下地となる、
貫板も撤去します。
ずいぶんさっぱりしました!
次に、
下葺き材である防水紙を張っていきます。
このように巻物状になっている防水紙を、
隙間なく張り巡らせていきます。
![2023_10_24_20_54_47_593_10.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/396b81165102da7efea3dfad53cfb0a85232b628.jpg)
![2023_10_24_20_55_40_003_1.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_10_24_20_55_40_003_1.jpg)
この防水紙は、
カッパ23という商品名の、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
良質なアスファルト含浸紙を芯材にして、
合成繊維不織布などをコーティングした、耐久性の高い防水紙で、
・優れた釘穴シール性
・優れた施工性
・強靭な引裂強さ
という特長をもっています。
触ってみると、
ゴムらしい柔軟性がありつつも、大変に強靭!
相当の力をもってしても破れない、強度があります。
屋根防水は、
屋根自体が持つ防水効果(1次防水)と、
防水紙による防水(2次防水)の、
2段階で防水する仕組みになっています。
防水紙は、
屋根防水には欠かせない、重要な部材です。
いよいよ、屋根カバーです。
![2023_10_24_20_55_40_040_7.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_10_24_20_55_40_040_7.jpg)
![2023_10_24_20_55_40_075_15.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_10_24_20_55_40_075_15.jpg)
既存の屋根に、
シルキーG2を被せていきます。
被せるといっても、
もちろん、ただ乗せるだけではありません。
重なり段差が出ない接合方式を採用、
見た目にも美しく、
しっかりと屋根を留めつけていきます。
さらに、シルキーG2は、
穴あき保証25年、赤さび保証20年、塗膜保証15年と、
多くの保証がついた優秀商材。
見た目の美しさとともに、
性能も確かな屋根カバー材なのです。
また、これは屋根カバー工法全般に言えることですが、
屋根が二重になっていますので、
遮音性・遮熱性もアップ。
静かで快適な住環境で、暮らすことができます。
さらに、M様邸では、
屋根に換気棟を設置し、居住性がもう一段階アップ!
![2023_10_24_20_58_27_735_13.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/678ea7280d2f61486e1c3ed81d5d36ae55faf694.jpg)
換気棟によって、
屋根裏空間のこもった空気を、自然に排出することができます。
~屋根カバー工事の工程をご紹介してきましたが、
屋根カバーについて、
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
塗装よりも長持ちし、
既存の屋根を撤去しないため、解体が必要なく、
既存の屋根を処分する手間や費用がかからず、
なおかつ、工期も短くて済む、屋根カバー工法。
屋根のリフォームをお考えの方は、
ぜひ選択肢の一つとして、検討されてみて下さいね♪
次回の工程は、コーキング工事。
次回も、どうぞお楽しみに♪
![](/images/bnr/bnr_contact980.jpg)
飯能市 強く、軽く、美しい♪ガルバリウム鋼板屋根材による屋根カバー工事
こんにちは!
飯能市・N様邸のリフォーム、
次の工程は、屋根カバー工事です。
現地調査にて、
屋根の劣化が数多く確認できた、N様邸。
どのようにリフォームされるのでしょうか?
楽しみですね!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
→飯能市 性能の高さと即効性~ガイソーパワークリーナーで高圧洗浄
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まずは、既存の棟板金を取り外していきます。
棟板金は、
屋根の頂上の、三角部分に取りつけられた部材です。
二つの屋根面が合わさっている棟(むね)は、
当然、その接合部にすき間が生じます。
そのすき間をカバーするため、
設置する部材が棟板金です。
こちらの写真を見ると、
錆びついている様子が確認できますね。
![2023_07_14_06_31_23_628_5.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_14_06_31_23_628_5.jpg)
こちらを取り外します。
![2023_07_14_06_31_23_601_0.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_14_06_31_23_601_0.jpg)
高所での作業、まさに職人技です!
![2023_07_14_06_31_23_609_1.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_14_06_31_23_609_1.jpg)
見ているだけでも...はわわわわ~!
気をつけて~~!
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングという
下葺き材を張ります。
![2023_07_15_18_32_50_211_6.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_15_18_32_50_211_6.jpg)
改質ゴム、という名称のとおり、
ぶ厚く、弾力のある下葺き材で、
しっかりと屋根を覆い、
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、心強い部材です。
その上に、屋根材を被せていきます。
![2023_07_15_18_32_50_258_18.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_15_18_32_50_258_18.jpg)
シルキーG2というガルバリウム鋼板屋根材です。
シンプルなデザインと、
落ち着いた色合いが魅力のシルキーは、
「強い!軽い!はやい!美しい!そしてエコ!」
というキャッチコピーがついています。
ハゼ掛け嵌合方式という接合方法により、
豪雨・強風に強く、
日本瓦の約1/10という軽さで、
建物への負担を抑えます。
(日本瓦が150Kg/坪のところ、シルキーはなんと17Kg/坪という軽さ!)
また、屋根が重いと、
地震の際に揺れが大きくなり、被害が大きくなります。
地震の多い日本では、
屋根の軽さは、大変大きなメリットとなります。
このように仕上がりました!
![2023_07_15_18_32_50_251_16.jpg](https://www.gaiso-tokorozawa.com/blog/Image/2023_07_15_18_32_50_251_16.jpg)
ああ、素敵ですね...!
シルキーはカラーバリエーションが4色あるのですが、
N様邸では「ダークブラウン」が採用されました。
上に掲載した施工前の写真と比べると、
その差は歴然!
これぞ、リフォームの醍醐味ですね。
ちなみに、こちらのシルキー、
塗膜保証15年・穴あき保証25年の安心も、
一緒についております!
次の工程は、外壁塗装です。
次回もお楽しみに♪
![](/images/bnr/bnr_contact980.jpg)