狭山市 キノコが生えた外壁コーキング、激しく色褪せたスレート屋根を確認!
- 投稿日:2023年 7月14日
- テーマ:ひび割れ / カビ・苔・藻 / コーキング工事 / シーリング工事 / スレート屋根 / チョーキング現象 / 劣化症状 / 塗膜剥がれ / 屋根 / 現地調査 / 色褪せ / 高所カメラ
こんにちは!
日差しもだんだん強さを増し、
夏らしくなってきました。
クーラーなしではいられない暑い日もありますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、狭山市・A様邸のリフォームをご紹介致します。
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まずは、現地調査からです。
全体の様子です。
白を基調とした、シンプルなお家です。
この距離では、
劣化らしい劣化は確認できませんが、
壁に触れてみると...
指先に、白い粉が付着しているのがおわかりでしょうか?
これはチョーキング現象という、
塗膜劣化のサインです。
塗料が劣化することにより、顔料が分離し、
白い粉となって表出します。
塗装してから10年ほど経過すると出現する、この現象。
そろそろ、塗り替えの時期ということですね。
こちらには、コケが...。
日当たりが悪い壁は、
水はけが悪く、このようにコケが生えてしまいます。
この画像では、コーキングにご注目下さい。
コーキングとは、
サイディングボードをつなぐ、ゴム状の部材です。
ボード同士をつなぎ、
地震や強風などの影響による建物の揺れに対して、
柔軟に伸縮することで、
衝撃を和らげ、建物を影響から守ります。
A様邸では、画像の通り、
コーキングが痩せてしまっています。
この「痩せ」も、経年劣化により起こります。
痩せて硬くなり、
コーキングの伸縮性が失われると、
本来の働きを存分に発揮することができません。
そしてここには、思いがけないものが...!
コーキングが痩せて凹み、
その部分に水が溜まっていたのでしょうか。
水と養分を得て、キノコが生えてしまいました。
残念ながら、見た目も良いとは言えませんね。
こちらは、ひび割れています。
このひびから水が侵入することで、
雨漏りや建物内部の腐食につながります。
コーキングの打ち替えが必要です。
次に、屋根をご覧ください。
こちらは、高所カメラで撮影しております。
全体的に色褪せ、剝げが確認できます。
塗膜が劣化している状態ですね。
塗膜が劣化しているということは、
見た目ももちろんですが、
屋根を守る性能が低下しているということですから、
リフォームによって、
防水性や耐久性などの効果を向上させる必要があります。
ベランダの様子です。
全体的に黒っぽく変色しており、
水がたまりやすい端っこには、コケが生えています。
また、横方向に、
床がひび割れている様子も確認できますね。
このひびから、
雨漏りが発生することもありますので、要注意。
修理およびメンテナンスを、早急に行う必要があります。
どうしても、築年数を経ると、
いろいろなところにガタが出てくるもの。
それは、人間も同じですよね。
こまめなチェックとメンテナンスが、
お家を長持ちさせるコツです。
次の記事では、バイオ高圧洗浄の工程を、
ご紹介します!
飯能市 縁の下の力持ち!コーキング工事の手順をご紹介します
こんにちは!
それでは今回は、
前回に引き続き、飯能市・K様邸のリフォームについてご紹介します。
今回は、縁の下の力持ち!コーキング工事の様子です。
今までの記事は、こちらです♪
→【現地調査】飯能市 うっすら色褪せた外壁と痩せたコーキングを確認!
→飯能市 バイオ高圧洗浄でカビ・苔を根こそぎ撃退!塗装前の汚れ落とし
→飯能市 フッ素塗料で劣化したスレート屋根を塗装!防水回復!ピカピカに
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コーキングとは、
サイディングボードのつなぎ目のすき間を埋め、
ボード同士をつなぎ合わせる、ゴム状のもの。
お家の内部に、水分が侵入するのを防いだり、
地震など、建物に揺れが生じた場合に、クッション材の役割を果たしたり、と、
人知れずお家を守ってくれている、ありがたい部材です。
K様邸では、外壁にそれほど大きな劣化はないものの、
コーキングが痩せてしまっている様子がありました。
BEFORE
この状態を放置していると、
やがて、ひび割れや剥離を引き起こします。
コーキングの寿命は、
外壁の塗装よりも、若干短めの7~10年ほどだと言われていますので、
外壁塗装をする時、一緒にリフォームされるのが得策です♪
さて、ここからは、
コーキング工事の手順について、
写真つきで、丁寧にご紹介していきますね!
【1】
高圧洗浄の後、
既存のコーキングを取り除きます。
けっこう深くまで、
コーキングが充填されていますね。
これを1本1本、取り除いていきます。
そして、既存のコーキングの山がこんもりと...!
今まで、ありがとうございました♪
コーキングを取り除いた後は、
このような感じです。スッキリ!
【2】
周囲を養生し、
小さな刷毛で、プライマーを塗っていきます。
プライマーは、
コーキングの密着性を高めてくれる、下塗り剤です。
【3】
その後、コーキングガンで、
コーキングを充填していきます。
【4】
吐出したコーキングを、ヘラでならします。
【5】
時間をおき、
コーキングが固まりましたら、周囲に貼った養生を剥がします。
コーキング工事の手順、
おわかりいただけましたでしょうか?
この手間のかかる作業を、
1本1本施していくのかと思うと、気が遠くなりますね。
いつも丁寧な作業をされている職人さんには、
頭が下がります...!
さて、次は外壁塗装です。
次もお楽しみに♪
狭山市 外壁塗装、その前に!経年劣化でひび割れしたコーキング工事
- 投稿日:2023年 5月 6日
- テーマ:GWカチオンシーラー / コーキング工事 / モルタル / 外壁 / 外壁塗装
こんにちは♪
狭山市・M様邸のリフォームのクライマックス!
外壁塗装についてご紹介します。
外壁塗装の工程、1回では収まりきらず...
2回に渡ってご紹介していこうと思うのですが、今回はその1回目。
コーキング工事と、
外壁塗装の下塗りの様子をお伝えします。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
→狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
→狭山市 台風などの強風に負けない!デグラセネターで屋根カバー工事♪
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すぐに外壁塗装に入りたいところですが、
その前に!
M様邸、コーキングがかなり劣化しておりましたので、
コーキングを打ち直します。
既存の、劣化したコーキングに、
1本1本カッターで切りこみを入れ、取り除いていきます。
とてもすっきりしました!
外壁は、暑さ寒さにより、膨張や収縮を繰り返します。
その動きに連動して、伸びたり縮んだりしてくれる、
コーキングの柔軟性は、とても重要なのです。
コーキングの劣化は、
外壁劣化の原因につながることに加え、
雨漏りの原因になることもありますので、注意が必要。
外壁よりも、耐久年数が短めですので、
こまめなチェックが大切です。
周りを養生し、
プライマーと呼ばれる、下塗り材を刷毛で塗ります。
プライマーを塗布することで、
コーキングの密着性を高めます。
その後、コーキング材を注入しますと、
このようになります。
均一にコーキングが充填されています!
う、美しい...!
コーキングが打ち直されましたら、
次に、外壁塗装のための土台を整えます。
塗料が、不要な部分に飛散しないよう、
ビニールシートで養生してから、
ローラー工法で、プライマーを塗ります。
下地を整え、
塗料をしっかり密着させる働きがあります。
次に、下塗りとして、
カチオンシーラーを塗布します。
プライマーと同じく、塗料の密着性を高める働きがあり、
また、シーラーを塗布することで、
上塗り材が下地に吸収されにくくし、
厚い塗膜を形成するのを助けます。
透明タイプと白色タイプがあり、
M様邸では、白色を使用しております。
白色タイプは、既存の壁の色を隠す効果、
隠蔽性が高いので、
次に塗る塗料を、美しく発色させることができます。
さて、入念に準備を整えまして、
次の記事では、
大胆なカラーチェンジが楽しみな、外壁塗装の中塗り・上塗りの様子です!