所沢市林で瓦屋根をセネターへ葺き替え工事を行いました


所沢市林で瓦屋根をセネターへ葺き替え工事を行いました。

こんにちは。
ここの所、お天気は安定しておりますが朝晩はだいぶ
冷え込むようになってきましたね!
空気も乾燥しているので、風邪や火の元、火事などにも
気を付けていきましょう!

本日は屋根葺き替え工事の様子をご紹介します。

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既存屋根は瓦屋根です。
瓦はとても耐久性は高く割れたり、ズレてしまったりする
ような事がなければメンテナンスがいりません。
耐久性がいいのがメリットなものの、重量が重いのだけが
難点だったりもあり、地震に備えて軽量な屋根に葺き替える方も
最近では多いです。

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瓦を職人さんが一枚、一枚剥がします。
剥した瓦はどのように屋根の下へ降ろすと思いますか?
瓦はとても重いので作業をするのがとても大変なのです。
剥がしている時に屋根の下へ誤って落とすような事が
あっても決していけないので、剥した瓦はこのように
綺麗に積み重ねて固定をし、この脚立みたいなハシゴの
台へ固定され、レールの上から滑り降ろされるようにして
どんどん地上へと瓦を屋根の上から降ろしていきます。

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瓦を全て撤去すると、このように木の下地が出てきます。
これも全て剥していきます。

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ここまで剥がして、古い砂埃など溜まっていた汚れを
掃除します。

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そして、屋根の基板となる野地板を増し張りします。
野地板は屋根本体を支える、とても重要な板です。
しっかりと屋根を支えられる強度のある板を施工して
いかなげればなりません。

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野地板がしっかり張れたら、ルーフィングシートの施工です。
ルーフィングシートは防水シートです。屋根に降り注ぐ雨を
お家の中へ浸入させないようにルーフィングシートで守って
います。

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いよいよ本体基材の施工へ入ります。
今回はデクラ社のセネターを新たに葺いていきます。

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セネターはとても軽量で災害にもとても強い屋根です。
素材は天然石チップとガルバリウム鋼板で作られているため
色褪せの心配や塗り替えの必要もありません。
長きにわたってメンテナンスフリーで大丈夫なのでとても
優れた屋根材です。
30年の材料品質保証と10年の美観保証が付いているので
安心な基材です。

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屋根の頂部です。
屋根の頂部は基材の接合部分となり、どうしてもこのように
隙間ができてしまうので、このままにしておくと、ここから
雨水が侵入してしまい、そして見栄えもよくないので
この部分に同じ素材の基材で棟を取り付けます。

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このような感じで、しっかり棟を取り付けて固定して
いきます。
棟の取り付けで完成となります。
セネターは表面の天然石ストーンチップの凹凸が急勾配の
屋根でも落雪しにくくしてくれる効果があり、雪止め金具
同等の役割を屋根基材がしてくれるので、あえて雪止めの
設置もいりません。
雪の多い地域での雪止め対策基材としても認められている
屋根材になるので、関東などでの突然の大雪にもしっかり
屋根本体が雪対策をしてくれる基材になるので安心です。

これから屋根リフォームをお考えの方には冬はとくに
セネターがオススメです。
既存が瓦屋根でなければ、カバー工法での施工も可能な
屋根材なので、費用や工期を抑えて施工する事もできる
基材です。

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漆喰ってなに?瓦屋根のお家の方、漆喰は傷んでいませんか?


漆喰ってなに?瓦屋根のお家の方、漆喰は傷んでいませんか?

こんにちは。
いよいよ平成最後の日となりました。
平成は皆さんにとってどんな時代になりましたか?
良いことも、悪いことも、人生の糧にして
明日からは「令和」の新しい時代をまた気持ち新たに
生きていきたいと思っております。
平成最後は雨の一日となってしまいましたね。
今日は現場も雨の影響で延期になってしまっている
所も多くありご迷惑をおかけしております・・・。
本日は雨でも行える施工を進めさせていただきます。

今日は少しお家の気になる部分などについての
お話しをしていきます♪

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瓦屋根、とても素敵ですがよく見た事はございますか?
瓦はどのように固定し接着されてるか知っていますか?
この瓦を固定し接着に用いられているのが漆喰なのです。
漆喰は古く約5000年前から世界中で使われています。
日本が誇る世界遺産「姫路城」の白壁にも漆喰が使われて
います。
品質にもよりますが、瓦 自体は非常に長い耐候年数を
誇り、欠けたり、割れたりしない限りは数十年、場合
によっては数百年もつこともあります。ですが漆喰は
雨風や紫外線にさらされ続ける事で時間とともに
劣化していきます。
漆喰は定期的にメンテナンスをしないと瓦の落下にも
つながるので、定期的にメンテナンスをしていきましょう。

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こちらは劣化が進んでいる漆喰の様子です。
部分的に剥がれていたり浮いていたりしてます。
漆喰が劣化してしまうと、瓦の固定力が弱まります。
瓦が動きやすくなり、ズレてしまったりします。
動きやすくなった瓦同士は干渉しあうので、
割れたり、欠けやすくなり、その割れや欠けた
部分から雨水が入り、雨漏りを引き起こす原因
にもなります。
一番怖いのは瓦が動きやすくなると、強風や地震時
に落下しやすくなるので、とても危険です。

ではどのようにメンテナンスをしていくのでしょう・・・?

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漆喰の剥がれや崩れが軽微な場合は・・・。
漆喰の詰め直し工事を行います。
傷み始めた漆喰を取り除いて、新しい漆喰を
詰め直す方法です。
この状態の時にメンテナンスできれば
費用も抑えて行えます。

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漆喰の剥がれや、崩れが酷い場合は・・・。
棟瓦取直し工事を行います。
棟瓦(屋根の頂部の瓦)を一旦取り外し、
漆喰を詰め直して、取り外した棟瓦を再び
設置していきます。
瓦がズレたり、漆喰が剥がれてほとんどなくなって
しまっていたり、傷みが重症な場合に行われます。

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漆喰は何からできているの・・・?

昔は海藻を炊いてのりを作り麻の繊維や藁と
塩焼き消石灰を混ぜて作られていたそうです。
主成分は石灰です。
現在は合成樹脂を使用した製品や化学繊維を
使用したものなどもあります。

漆喰の種類。
本漆喰・・・古くから日本のお城や蔵に使われてきた漆喰で
      耐火性や耐水性が高い壁塗り材。

土佐漆喰・・雨の多い高知県で昔から作られている、高知の
      気候に適している漆喰。

ムチ漆喰・・沖縄県の赤瓦屋根の瓦どめとして使われている
      伝統的な漆喰。

既調合漆喰 漆喰メーカーが製造した漆喰製品。

南蛮漆喰・・主に瓦屋根に使われている漆喰。屋根瓦が
      落ちないように瓦の下に敷く。

漆喰にもまだまだいろんな種類や特徴のものがあります。
調べてみると、面白いですね!

皆さんのお家の漆喰は大丈夫ですか?
瓦屋根のお家の方はぜひ、一度自分のお家の
漆喰がどうなっているのか?調査してみて下さい♪

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