狭山市 平らな屋根「陸屋根」、金属屋根へ葺き替え!工程を大解剖♪


こんにちは!

狭山市・K様邸、
今回はいよいよ屋根の葺き替え工事です。

K様邸の特徴的なところ、といえば「屋根」。

K様邸では、
傾斜のない「陸屋根」(ろくやね)が採用されています。
あまり耳馴染みのない言葉、
私も弊社に入社してから、初めて知りました。


「陸屋根」の葺き替え、
どのような工事になるのでしょうか?


今までの記事は、こちらです♪
【現地調査】狭山市 平らな屋根「陸屋根」などの経年劣化を確認!
狭山市 基本をしっかり!塗装前の洗浄作業 外壁のバイオ高圧洗浄


******************************

陸屋根は、近年「りくやね」と呼ばれることもありますが、
昔からの呼び名は「ろくやね」

勾配がほとんどない
もしくは平らな屋根のことを指します


ビルやマンションを思い浮かべると、
平らな屋根が想像されると思いますが、
そう、それが陸屋根です!

一般住宅においても、
豪雪地帯の落雪防止の目的や、
デザイン性の向上という観点から、採用されることがあります。


K様邸の屋根の面白いところは、
一見陸屋根なのですが、
その実、緩やかな傾斜の屋根が設置されている点です。



今回は、葺き替え工事ですので、
既存の屋根を剥がし、撤去します。

2023_07_27_10_39_13_848_2.jpg

屋根材および、
その下に敷かれている防水シートも撤去します。

これは大変な作業ですね...!


それに伴う廃棄物もたくさん出ます。

2023_07_27_10_39_13_858_4.jpg

手間も費用もかかる工事ですが、
屋根のトラブルを根本的に解決するには、
屋根をまるごと葺き替えるのが、一番。

根気よく、丁寧に作業を進めます。



すべて、撤去し終えました!

2023_07_27_10_39_13_863_5.jpg

んー、さっぱり!!ですね。


野地板も新しく張り替えます。

2023_07_27_10_39_13_885_10.jpg


そこへ、下葺き材の防水紙、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。

2023_07_27_10_39_13_901_14.jpg

屋根防水において、
この防水紙の効果は絶大です。

屋根そのものの防水効果に加え、
改質ゴムアスファルトルーフィングの高い防水性により、
雨漏りなどのトラブルをしっかりと防ぎます。


また、屋根の平らな面と立ち上がり部分は、
隙間が生じやすく、
つまり雨漏りの原因になりやすい場所なので、
ここも慎重に。

角にあらかじめ、木材を設置しておきます。

2023_07_27_10_39_13_903_15(リサイズ).jpg

雨漏りしやすい陸屋根において、
防水対策は慎重にして、しすぎることはありません!


そして、いよいよ屋根材を張ります。

2023_07_27_10_39_13_926_21.jpg

セキノ立平ロック」という商材です。

ご覧のとおり、和風・洋風を問わないシンプルなデザインで、
K様邸のように、勾配が緩やかな屋根によく使われる屋根材です。

屋根には、
横葺きと縦葺きとがあるのですが、
今回のように、屋根の頂点から垂直に張られる屋根を、
縦葺きといいます。

水平方向に継ぎ目がないので、
雨漏りしにくいという特長があります。



換気棟も設置されました。

2023_07_27_10_40_12_562_9.jpg

気密性の高い、最近の住宅には欠かせない換気棟ですが、
とくに陸屋根の場合
屋根と天井の間に空間がないので、
天井面すなわち最上階が、非常に蒸し暑くなる場合があります。

換気棟を設置すると、
屋根裏空間のこもった空気がスムーズに排出されるので、
お家全体の温度上昇を防ぐことができるんです


K様、次の夏は、
少しでも快適に過ごしていただけるといいな、と思います♪



次の工程は、下屋根塗装です。
次回もお楽しみに!






飯能市 強く、軽く、美しい♪ガルバリウム鋼板屋根材による屋根カバー工事


こんにちは!

飯能市・N様邸のリフォーム、
次の工程は、屋根カバー工事です。

現地調査にて、
屋根の劣化が数多く確認できた、N様邸。
どのようにリフォームされるのでしょうか?
楽しみですね!


今までの記事は、こちらから♪
【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
飯能市 性能の高さと即効性~ガイソーパワークリーナーで高圧洗浄

***********************

まずは、既存の棟板金を取り外していきます。

棟板金は、
屋根の頂上の、三角部分に取りつけられた部材です。
二つの屋根面が合わさっている棟(むね)は、
当然、その接合部にすき間が生じます。

そのすき間をカバーするため
設置する部材が棟板金です

こちらの写真を見ると、
錆びついている様子が確認できますね。

2023_07_14_06_31_23_628_5.jpg

こちらを取り外します。

2023_07_14_06_31_23_601_0.jpg

高所での作業、まさに職人技です!

2023_07_14_06_31_23_609_1.jpg

見ているだけでも...はわわわわ~!
気をつけて~~!


次に、改質ゴムアスファルトルーフィングという
下葺き材を張ります。

2023_07_15_18_32_50_211_6.jpg

改質ゴム、という名称のとおり、
ぶ厚く、弾力のある下葺き材で、
しっかりと屋根を覆い、
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、心強い部材です。


その上に、屋根材を被せていきます。

2023_07_15_18_32_50_258_18.jpg

シルキーG2というガルバリウム鋼板屋根材です。

シンプルなデザインと、
落ち着いた色合いが魅力のシルキーは、
強い!軽い!はやい!美しい!そしてエコ!
というキャッチコピーがついています。

ハゼ掛け嵌合方式という接合方法により、
豪雨・強風に強く、
日本瓦の約1/10という軽さで、
建物への負担を抑えます。
日本瓦が150Kg/坪のところ、シルキーはなんと17Kg/坪という軽さ!)

また、屋根が重いと、
地震の際に揺れが大きくなり、被害が大きくなります。
地震の多い日本では、
屋根の軽さは、大変大きなメリットとなります。


このように仕上がりました!

2023_07_15_18_32_50_251_16.jpg

ああ、素敵ですね...!

シルキーはカラーバリエーションが4色あるのですが、
N様邸では「ダークブラウン」が採用されました。

上に掲載した施工前の写真と比べると、
その差は歴然!
これぞ、リフォームの醍醐味ですね。

ちなみに、こちらのシルキー、
塗膜保証15年・穴あき保証25年の安心も、
一緒についております!



次の工程は、外壁塗装です。
次回もお楽しみに♪





所沢市 瓦(かわら)屋根を、カバー工法で「オークリッジスーパー」にチェンジ!


こんにちは!

それでは今回は、所沢市・T様邸、
屋根のリフォームについて、ご紹介します。

T様邸は、昔ながらの瓦屋根です。
それが、どのようにリフォームされるのでしょうか?


今までの記事は、こちらです♪
所沢市【現地調査】谷板金の錆びた瓦屋根、ひび割れた外壁を確認!
所沢市【現地調査】汚れが蓄積したお風呂場、古くなったキッチンを確認!
所沢市 塗りたての美しさ持続の最適解は「バイオ高圧洗浄」です♪

**********************

現地調査の回でもご紹介しましたが、
T様邸、
瓦にコケが多く付着し、美観が低下している状態でした。

2023_05_02_21_02_27_388_2.jpg

本来、瓦は耐久性があり、
一部が欠けてしまっても、その部分だけ差し替えればよい
とても合理的な屋根材です。

ですが、経年劣化による美観の低下は否めません。

また、瓦じたいに問題がなくても、
その下に敷かれている防水紙や板金が傷んでくるため、
定期的なメンテナンスが必要となります。


このような点をふまえ、T様邸では、
屋根の葺き替えを行うこととなりました。



まずは、既存の屋根材・瓦を撤去します。

2023_05_02_21_02_27_450_10.jpg

おおっ!
瓦の下は、こんなふうになっているんですね!



次に、桟木(さんぎ)を取り除きます。

桟木とは、瓦をひっかけるために横に渡してある、
細長い木材のことです。

2023_05_02_21_02_27_476_15(赤丸).jpg

見やすい桟木に、赤丸をつけましたが、
わかりますでしょうか?


これらを撤去し、
古い防水紙も取り除きます。

2023_05_02_21_02_27_508_22.jpg


その後、
新たに野地板(のじいた)を張ります

2023_05_02_21_02_27_529_27.jpg

新しい野地板、すがすがしいですね!


さらにここへ、
ルーフィングシートを張ります。

2023_05_02_21_05_17_739_3.jpg

ルーフィングシートは、屋根防水のかなめ。
しっかりと敷きつめます。


そして、満を持して、
オークリッジスーパーです。

2023_05_02_21_05_17_769_8.jpg

オークリッジスーパーは、
アメリカでのシェアが80%以上という、インターナショナルな屋根材。
実際手にするとわかるのですが、
はさみで切れてしまうくらい薄く、柔軟性があります。

DIYが盛んな海外においては、
そんな使い勝手のよさが重宝されているのだと推測します。


表面には天然石がまぶしてあり
7色ものカラーバリエーションから選ぶことができる、
意匠性の高さも、魅力です。

写真の「テラコッタブレンド」のカラー、
独特の陰影があって、素敵ですよね!


そこへ貫板を取りつけ、棟を設置して、
完成です!

2023_05_02_21_05_17_780_⑩(300×400).jpg


2023_05_04_18_12_57_571_6(300×400).jpg

がらっと雰囲気が変わりますね!
日本的な瓦も素敵ですが、
オークリッジスーパー、やっぱりおしゃれです♪



長くなってしまいましたが、
屋根を瓦屋根から、オークリッジスーパーへ葺き替える工事、でした。

それでは、次は、
これも屋根ですね、下屋根の壁廻り工事です。
どうぞお楽しみに!





1  2  3  4  5  6  7  8  9  10
外壁塗装、屋根リフォームのご相談は無料ご相談窓口へ
  • 所沢の外壁塗装専門店 ガイソー所沢店