日高市 屋根リフォーム 第3の選択肢☆屋根カバー工法の工程紹介します
こんにちは!
引き続き、日高市・M様邸のリフォーム、
今回は屋根カバー工事です。
屋根のリフォームというと、
「葺き替え」や「塗装」というイメージをお持ちかと思いますが、
「屋根カバー工法」という選択肢があること、ご存知ですか?
屋根カバー工法とは、
既存の屋根の上に、屋根カバー材を被せるリフォーム方法です。
(わたしも弊社に入社してから、初めて知りました!)
日高市・M様邸の作業工程を通して、
屋根カバー工法がどのようなものか、ご紹介できたらと思います!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】日高市 ボロボロの屋根、ひび割れたコーキングを確認!
→日高市 洗浄剤にバイオをプラス!カビや汚れを落とす外壁高圧洗浄♪
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屋根カバー工法をおこなう際は、
まず、
屋根の棟板金および雪止めの金具を撤去します。
上から屋根材を被せますので、
なるべく凹凸のない、
平たい状態にしたいということですね。
棟板金を固定する際の下地となる、
貫板も撤去します。
ずいぶんさっぱりしました!
次に、
下葺き材である防水紙を張っていきます。
このように巻物状になっている防水紙を、
隙間なく張り巡らせていきます。
この防水紙は、
カッパ23という商品名の、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
良質なアスファルト含浸紙を芯材にして、
合成繊維不織布などをコーティングした、耐久性の高い防水紙で、
・優れた釘穴シール性
・優れた施工性
・強靭な引裂強さ
という特長をもっています。
触ってみると、
ゴムらしい柔軟性がありつつも、大変に強靭!
相当の力をもってしても破れない、強度があります。
屋根防水は、
屋根自体が持つ防水効果(1次防水)と、
防水紙による防水(2次防水)の、
2段階で防水する仕組みになっています。
防水紙は、
屋根防水には欠かせない、重要な部材です。
いよいよ、屋根カバーです。
既存の屋根に、
シルキーG2を被せていきます。
被せるといっても、
もちろん、ただ乗せるだけではありません。
重なり段差が出ない接合方式を採用、
見た目にも美しく、
しっかりと屋根を留めつけていきます。
さらに、シルキーG2は、
穴あき保証25年、赤さび保証20年、塗膜保証15年と、
多くの保証がついた優秀商材。
見た目の美しさとともに、
性能も確かな屋根カバー材なのです。
また、これは屋根カバー工法全般に言えることですが、
屋根が二重になっていますので、
遮音性・遮熱性もアップ。
静かで快適な住環境で、暮らすことができます。
さらに、M様邸では、
屋根に換気棟を設置し、居住性がもう一段階アップ!
換気棟によって、
屋根裏空間のこもった空気を、自然に排出することができます。
~屋根カバー工事の工程をご紹介してきましたが、
屋根カバーについて、
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
塗装よりも長持ちし、
既存の屋根を撤去しないため、解体が必要なく、
既存の屋根を処分する手間や費用がかからず、
なおかつ、工期も短くて済む、屋根カバー工法。
屋根のリフォームをお考えの方は、
ぜひ選択肢の一つとして、検討されてみて下さいね♪
次回の工程は、コーキング工事。
次回も、どうぞお楽しみに♪
狭山市 平らな屋根「陸屋根」、金属屋根へ葺き替え!工程を大解剖♪
こんにちは!
狭山市・K様邸、
今回はいよいよ屋根の葺き替え工事です。
K様邸の特徴的なところ、といえば「屋根」。
K様邸では、
傾斜のない「陸屋根」(ろくやね)が採用されています。
あまり耳馴染みのない言葉、
私も弊社に入社してから、初めて知りました。
「陸屋根」の葺き替え、
どのような工事になるのでしょうか?
今までの記事は、こちらです♪
→【現地調査】狭山市 平らな屋根「陸屋根」などの経年劣化を確認!
→狭山市 基本をしっかり!塗装前の洗浄作業 外壁のバイオ高圧洗浄
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陸屋根は、近年「りくやね」と呼ばれることもありますが、
昔からの呼び名は「ろくやね」。
勾配がほとんどない、
もしくは平らな屋根のことを指します。
ビルやマンションを思い浮かべると、
平らな屋根が想像されると思いますが、
そう、それが陸屋根です!
一般住宅においても、
豪雪地帯の落雪防止の目的や、
デザイン性の向上という観点から、採用されることがあります。
K様邸の屋根の面白いところは、
一見陸屋根なのですが、
その実、緩やかな傾斜の屋根が設置されている点です。
今回は、葺き替え工事ですので、
既存の屋根を剥がし、撤去します。
屋根材および、
その下に敷かれている防水シートも撤去します。
これは大変な作業ですね...!
それに伴う廃棄物もたくさん出ます。
手間も費用もかかる工事ですが、
屋根のトラブルを根本的に解決するには、
屋根をまるごと葺き替えるのが、一番。
根気よく、丁寧に作業を進めます。
すべて、撤去し終えました!
んー、さっぱり!!ですね。
野地板も新しく張り替えます。
そこへ、下葺き材の防水紙、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。
屋根防水において、
この防水紙の効果は絶大です。
屋根そのものの防水効果に加え、
改質ゴムアスファルトルーフィングの高い防水性により、
雨漏りなどのトラブルをしっかりと防ぎます。
また、屋根の平らな面と立ち上がり部分は、
隙間が生じやすく、
つまり雨漏りの原因になりやすい場所なので、
ここも慎重に。
角にあらかじめ、木材を設置しておきます。
雨漏りしやすい陸屋根において、
防水対策は慎重にして、しすぎることはありません!
そして、いよいよ屋根材を張ります。
「セキノ立平ロック」という商材です。
ご覧のとおり、和風・洋風を問わないシンプルなデザインで、
K様邸のように、勾配が緩やかな屋根によく使われる屋根材です。
屋根には、
横葺きと縦葺きとがあるのですが、
今回のように、屋根の頂点から垂直に張られる屋根を、
縦葺きといいます。
水平方向に継ぎ目がないので、
雨漏りしにくいという特長があります。
換気棟も設置されました。
気密性の高い、最近の住宅には欠かせない換気棟ですが、
とくに陸屋根の場合、
屋根と天井の間に空間がないので、
天井面すなわち最上階が、非常に蒸し暑くなる場合があります。
換気棟を設置すると、
屋根裏空間のこもった空気がスムーズに排出されるので、
お家全体の温度上昇を防ぐことができるんです。
K様、次の夏は、
少しでも快適に過ごしていただけるといいな、と思います♪
次の工程は、下屋根塗装です。
次回もお楽しみに!
飯能市 強く、軽く、美しい♪ガルバリウム鋼板屋根材による屋根カバー工事
こんにちは!
飯能市・N様邸のリフォーム、
次の工程は、屋根カバー工事です。
現地調査にて、
屋根の劣化が数多く確認できた、N様邸。
どのようにリフォームされるのでしょうか?
楽しみですね!
今までの記事は、こちらから♪
→【現地調査】飯能市 劣化した屋根と波板、ひびが入った外壁を確認!
→飯能市 性能の高さと即効性~ガイソーパワークリーナーで高圧洗浄
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まずは、既存の棟板金を取り外していきます。
棟板金は、
屋根の頂上の、三角部分に取りつけられた部材です。
二つの屋根面が合わさっている棟(むね)は、
当然、その接合部にすき間が生じます。
そのすき間をカバーするため、
設置する部材が棟板金です。
こちらの写真を見ると、
錆びついている様子が確認できますね。
こちらを取り外します。
高所での作業、まさに職人技です!
見ているだけでも...はわわわわ~!
気をつけて~~!
次に、改質ゴムアスファルトルーフィングという
下葺き材を張ります。
改質ゴム、という名称のとおり、
ぶ厚く、弾力のある下葺き材で、
しっかりと屋根を覆い、
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、心強い部材です。
その上に、屋根材を被せていきます。
シルキーG2というガルバリウム鋼板屋根材です。
シンプルなデザインと、
落ち着いた色合いが魅力のシルキーは、
「強い!軽い!はやい!美しい!そしてエコ!」
というキャッチコピーがついています。
ハゼ掛け嵌合方式という接合方法により、
豪雨・強風に強く、
日本瓦の約1/10という軽さで、
建物への負担を抑えます。
(日本瓦が150Kg/坪のところ、シルキーはなんと17Kg/坪という軽さ!)
また、屋根が重いと、
地震の際に揺れが大きくなり、被害が大きくなります。
地震の多い日本では、
屋根の軽さは、大変大きなメリットとなります。
このように仕上がりました!
ああ、素敵ですね...!
シルキーはカラーバリエーションが4色あるのですが、
N様邸では「ダークブラウン」が採用されました。
上に掲載した施工前の写真と比べると、
その差は歴然!
これぞ、リフォームの醍醐味ですね。
ちなみに、こちらのシルキー、
塗膜保証15年・穴あき保証25年の安心も、
一緒についております!
次の工程は、外壁塗装です。
次回もお楽しみに♪