狭山市の方へ知っていただきたい!セメント屋根ってどんなもの?メリット・デメリットを解説
こんにちは!
6月も終わりを迎え、今年ももう半分が過ぎようとしていますね。皆さまはいかがお過ごしですか?
前回までに、粘土瓦・スレート屋根・金属屋根についてご紹介してきました。今回は、セメントを使用した屋根材について解説していきます。セメント系と呼ばれるものには、どんな種類のものがあるのか、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。
セメント系屋根材の種類
◎ プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)
◎ コンクリート瓦(モニエル瓦)
早速、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)とは
セメントと砂を主原料としていて、加圧成形後にフッ素樹脂塗料などの高耐久性塗料で着色された屋根材です。
プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)のメリット
■ 熱に強い
セメントは不燃素材なので、火に強いことが最大のメリットです。厚みもあり強度が高いため、安心して使用できる屋根材といえるでしょう。
■ デザインの種類が多い
和瓦や洋瓦など、家に合わせたデザインにすることができることもメリットのひとつです。
プレスセメント瓦(厚形スレート瓦)のデメリット
■ 定期的なメンテナンスが必要
プレスセメント瓦の塗装は10年前後で剥がれてしまうと言われています。そのまま放置してしまうと、カビやコケが発生したり水がしみ込んで割れてしまったりする原因になりますので、定期的なメンテナンスは必要です。
■ 重い
粘土瓦と同様に重みがあるため、ほかの屋根材よりは家への負担がかかってしまいます。そのため、耐震性という部分では優れているとはいえません。
コンクリート瓦(モニエル瓦)とは
コンクリート瓦(モニエル瓦)は、瓦表面の処理が特殊なためプレスセメント瓦とは多少違いがあります。形作られたコンクリート瓦には、着色スラリーというセメントの着色剤が塗られ、その上にアクリル樹脂系のクリアー塗料を塗って完成されます。
コンクリート瓦(モニエル瓦)のメリット
■ 防水性・断熱性が高い
特殊な塗装を施しているため、雨や風にも耐えられる強度を持っている屋根材です。そのため、防水性や遮熱性に優れているといえるでしょう。
■ 防音性に優れている
素材自体が頑丈で厚みがあるため、防音性にも優れているといえます。雨音や外の雑音も気になりません。
コンクリート瓦(モニエル瓦)のデメリット
■ 重い
プレスセメント瓦と同様に重さがあるため、耐震性が低いということがデメリットです。
■ メンテナンスが必要
こちらもプレスセメント瓦と同じですが、塗装がはがれてきてしまうとカビ・コケ・雨漏りなどの原因となるため、定期的なメンテナンスで塗りなおす必要があります。
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