所沢市 経年劣化した庇(ひさし)・雨戸・戸袋などの付帯部を塗装
こんにちは!
今回は所沢市・H様邸の付帯部塗装について、ご紹介します。
今までの記事は、こちらです。
→所沢市【現地調査】瓦屋根の漆喰劣化・外壁のクラックを確認
所沢市 日本が誇る優秀な屋根材・瓦(かわら)~棟交換工事
所沢市【外壁塗装】クラック補修&ガイソーウォールフッ素4F Ⅱで高耐候性を実現!
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今回は、付帯部の中でも「庇(ひさし)」「雨戸・戸袋」「笠木(かさぎ)」部分の塗装です。
こういった場所は、外に面しており、
常に風雨や紫外線にさらされるので、劣化しやすいのですが、
なかなか改めて、リフォームには至らない場所ですね。
外壁や屋根のリフォームの際に、まとめて工事を行ってしまいましょう♪
バイオ高圧洗浄を行った後、
さらに汚れを落とすため、
また、表面にあえて凹凸をつけ、塗料の密着性を高めるために、
ケレン作業を行います。
こちらは、雨戸です。
目の粗いスポンジで、塗装面を磨いていきます。
そして、こちらはベランダ部分の笠木ですね。
一箇所ずつ、手作業で行います。
次に、塗料がしっかりと密着するよう、
下塗りをして、
中塗り→上塗りと、塗膜を重ねていきます。
こちらは、庇の塗装。
最終段階の上塗りの工程に入っております。
普段目にすることがない場所ですが、
こんなにも艶やかです!
戸袋も、同様に...
つやつや&ピカピカです!
美観のみならず、
雨水や日差しのダメージから、長く部材を守ってくれます。
頼もしいですね!
全体的に見てみますと、このような感じです。
深みのあるチョコレートブラウンが、
外壁の柔らかい印象をぐっと引き締めていて、
良いバランスに仕上がっています。
付帯部全体が同系色で揃えられている為、
統一感がありますね♪
外壁や屋根など、
大きな面積を占める場所がきれいになると、
細かい箇所の劣化に、自然と目がいってしまうもの。
付帯部のリフォームも、ぜひお忘れなく!
次の記事では、ベランダ防水工事をご紹介します。
所沢市【外壁塗装】クラック補修&ガイソーウォールフッ素4F Ⅱで高耐候性を実現!
- 投稿日:2023年 2月20日
- テーマ:ひび割れ補修 / ガイソーウォールフッ素 / モルタル / 外壁 / 外壁塗装
こんにちは!
本日は、前回に引き続き、
所沢市・H様邸の外壁の塗装をご紹介致します。
今までの記事は、こちらです。
→所沢市【現地調査】瓦屋根の漆喰劣化・外壁のクラックを確認
所沢市 日本が誇る優秀な屋根材・瓦(かわら)~棟交換工事
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まずは、バイオ高圧洗浄を行った後、
塗装の作業に入る前に、
クラック(ひび)の補修をしていきます。
H様邸は、モルタルの外壁ですので、
クラックが発生しやすい、という特性があります。
特に日が当たりやすく、面積の大きな壁面では、
乾燥による収縮や、寒暖差による膨張と収縮の動きに対応できず、
症状が起こりやすくなります。
クラックのすき間から、雨水が入り込むと、
雨漏りや、建物の基礎部分の腐食に繋がる恐れがあるので、
塗装の前にしっかりと修復を行います。
何事も、下地作りが大切なのですね!
下塗り材を、
ひび割れた箇所に刷り込み、すき間を埋めていきます。
0.2~0.3mm以下の、比較的小さなクラックの場合は、
一般的に、このような「刷り込み」により補修を行います。
下地が整いましたら、
その後の塗装の密着性を高め、さらに美しく仕上がるよう、
下塗りを行います。
こちらは下塗り後の、中塗りの工程です。
この度は、
ガイソーウォール フッ素4FⅡという塗料を使用致します。
期待耐候年数15年、
塗膜保証が10年ついている、最高級塗料です。
紫外線による塗膜の劣化を抑え、チョーキング現象を抑制。
美観を長く保つことができ、高い耐久性を誇ります。
手前のクリーム色の部分が、中塗り後です。
つや感がアップし、
塗膜が厚くなっている様子、おわかりでしょうか?
あたたかみのある、素敵な色ですね♪
さらに上塗りをして、
美観・耐候性を高めていきます。
施工後の、壁面をクローズアップした写真です。
モルタル特有の凸凹模様が、
厚い塗膜によって、より映えています。
全体像としては、このような感じです。
長く愛着の持てるクリーム色が、
お家の雰囲気を温かく、そして優しく演出していますね♪
それでは、次の工程は付帯部の塗装です。
いよいよ後半戦です!
所沢市 日本が誇る優秀な屋根材・瓦(かわら)~棟交換工事
こんにちは!
今回は、この度のリフォームの目玉となる、
屋根棟交換工事です。
前回の記事は、こちらです。
→所沢市【現地調査】瓦屋根の漆喰劣化・外壁のクラックを確認
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H様邸の屋根は、瓦の屋根ですが、
瓦は、耐久年数が50~80年ともいわれており、
基本的にメンテナンスフリーの屋根材。
非常に耐久性が高く、
たとえ1枚割れてしまったとしても、その部分だけ取り替えることが可能な、
コスト面でも、パフォーマンスの高い素材です。
今流行りの言葉で言うと、
サスティナブルな屋根材、と言えるのではないでしょうか?
...なのですが!
瓦の下地の部分が、
どうしても経年劣化してしまいますので、
10年に1度くらい、点検も兼ねてのメンテナンスをおすすめ致します。
今回のH様邸では、
屋根の棟(てっぺんの部分)を、交換するという工事をいたします。
一度、棟部分の瓦を取り外し、劣化した土台を撤去。
そして、新たに下地となる「なんばん漆喰」で、
土台を作り直し、
新しい棟瓦を積み直していく、という内容です。
まずは、棟の瓦を取り外します。
その後、劣化した漆喰や、ゴミが出ますので、
丁寧に掃除をします。
新たに、下地となる木材を設置し、
「なんばん漆喰」と呼ばれる、
漆喰に、土や油脂、粘土などを混ぜて防水性・耐久性を高め、
葺き土の代わりにも使える利便性の高い素材で、
土台を作っていきます。
その上から、
新しい棟瓦を、土台の木材にビスで固定しながら、
積み直していきます。
今は、瓦をただ積んでいくだけでなく、
昨今の強風で飛んでしまわないように、ビスで留める施工が推奨されています。
瓦の真ん中にビスが打ってあるのが、
わかりますでしょうか?(赤丸をつけたのですが...ちょっと小さくてごめんなさい!)
作業後は、劣化した下地などのゴミが出ますので、
しっかりと清掃を行い、完成です。
「積み直す」と一言で言っても、
重い瓦を一旦取り外し、劣化した土台を撤去。
その後、新たに土台を作り直して、瓦を積み直す...と、
棟工事の中でも、大掛かりな部類の工事です。
そのような工程を知っていますと、
美しく積み直された瓦屋根に、ますます愛着が持てますね。
日本の伝統的な屋根材・瓦。
現在の屋根にも引けをとらない、非常に優れた部材なのです。
それでは、次の工事は外壁塗装です。
次回も、お楽しみに♪