梅雨で雨漏りする前に知っておきたい漆喰の役割や劣化症状とは? 所沢市



こんにちは!
本日は瓦屋根の「漆喰(しっくい)」についてのコラムになります。
6月ごろに梅雨入りし雨が多くなる前にぜひ知っておきたいですよね。
漆喰は瓦屋根にとって大事な土台にもなりますので、
これを機にぜひ一度、屋根の点検なども行ってみましょう。



そもそも漆喰とは?




それではまず、漆喰についてのおさらいからしておきましょう。
漆喰というのは主に水酸化カルシウムを原料に作られた原料になります。
水酸化カルシウム(=消石灰)は石灰石焼いて水を加えたものですが、
これにさらに糊などを加えますと漆喰となります。

上の写真のように瓦屋根の瓦と瓦の間に敷き詰められて使用されます。
また、先ほども説明したように瓦屋根にとって大事な棟部分の土台としても
使用され、瓦と瓦を密着させる効果もありますので、意外に重要な部材です。

屋根ですと瓦屋根に使用されることが多いですが、外壁にも漆喰を塗って
オシャレな外観にすることもありますので、実は私たちの目にするところでも使用されています。

漆喰の劣化症状とは?




ではそんな漆喰ですがどのような役割や劣化症状があるのでしょうか。
役割としては先の説明のように瓦と瓦の密着性を上げる、そして瓦屋根では
隙間を埋めて雨風が屋根内部に入るのを防ぐなどの目的があります。
また、それ以外にも実は防火性に優れているという点がありますので、
延焼を防ぐという意味からでも効果があり、壁などには使用される目的があります。

そんな用途が豊富な漆喰ですが、おおよそ20年くらいで劣化が進行してきます。
主な症状としては地震などの影響によりヒビが入ってしまう、
そして酷くなると上の写真のように風化しボロボロになってしまいます。
そうなりますと棟瓦のズレや歪みも引き起こす可能性が高いですので要注意です。

漆喰の状態を知る方法、そして補修方法は?




それでは、漆喰が傷んでいるかを知り、そして補修するにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは傷んでいるかを知るためには屋根調査や屋根点検を受けましょう。
その際に注意したい点としては屋根に直接上ろうとする業者は避けることです。
実は業者の中には傷みがそれほどないのに、わざと屋根に上がって瓦などを壊し、
屋根リフォームを迫ろうとする悪徳業者などもいるためです。

そのためできれば高所カメラやドローンなどで、屋根には直接触れずに状態を
チェックしてくれる業者などに点検や調査は依頼しましょう。

屋根調査で傷んだ漆喰を確認しましたら、補修方法としては主に「詰め直し」が多いです。
これは漆喰の崩れや剥がれの症状が深刻ではない場合に行われます。
また、その他にも棟瓦を一度外し、そして漆喰を積み直す「取り直し」などもあります。

いずれにしてもDIYなどで行うには危険もありますし、
専門的な知識や技術も必要ですので、お困りの際にはぜひご相談ください♬


外壁塗装、屋根リフォームのご相談は無料ご相談窓口へ gaiso.png




  
外壁塗装、屋根リフォームのご相談は無料ご相談窓口へ
  • 所沢の外壁塗装専門店 ガイソー所沢店