日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します


こんにちは!

今回は、前回に引き続き、
日高市・O様邸の屋根工事について、ご紹介します。

前回は、ルーフィングシートを張り、
セネターにより屋根カバーを施工致しました。
今回は、換気棟の設置をします。


今までの記事は、こちらから♪
日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー

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換気棟とは、
屋根裏に集まった、熱や湿り気を帯びた空気を排出し
外の新鮮な空気と交換する装置です

屋根裏は、太陽からの熱を受けた屋根から伝わる熱や、
お風呂や台所、人間の呼気から発生する熱が上昇し、
集まってきます。

この熱や湿り気を帯びた空気により、
夏は猛烈に熱くなりますし
冬は気温差による結露が、大きな問題となります

熱や湿気を帯びた空気が滞留することにより、
木造住宅の基礎部分を腐らせてしまったり、
屋根裏の熱が居住空間にも伝わり、室温も上昇。
建物にも、人にも負荷がかかり続けます。


このような、住空間に悪影響のある空気を、
屋根の頂点から排出し、
軒先や換気棟から、涼しい空気を取り入れる部材が、
換気棟です


2023_03_15_06_00_42_117_20.jpg

換気棟の部材が取り付けられました。

その後、さらに上に、カバーとなる部材が設置されるのですが、
屋根のてっぺんに穴が開いていますよね。
ここから、屋根裏の空気が排出されます。


ちょっと違う角度から見てみましょう。

2023_03_15_06_00_42_157_28.jpg


換気棟の部材、厚みがあるのがわかりますか?
換気棟の部分を拡大してみますね!

dsBuffer.bmp(赤丸).png


少しわかりづらいかもしれませんが、
換気棟の厚みの部分に、細かな穴が開いているんです
ここから屋内の空気が排出されます



この仕組み、わかりやすく解説された画像が、
ケイミュー株式会社様のHPに掲載されておりましたので、
画像をお借りしました。(ケイミュー株式会社様、ありがとうございます!)

画像は上から、夏・冬バージョン。
右側が、換気棟ありの場合です。

kanki_nathu.png(夏).png


kanki_fuyu.png(冬).png

(引用元:ケイミュー株式会社


換気の流れがよくわかりますね!

頂上の穴から雨水は入ってこないの?」という質問がたまにありますが、
雨水が入ってしまった場合でも
きちんと屋外へ排出される仕組みとなっているので、ご安心を。
本当によく考えられた構造です。

屋根のリフォームをお考えの際は、
ぜひ換気棟の設置をご検討ください♪


それでは、次も興味深いリフォームです。
煙突のリフォームについてご紹介致します!






日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー


こんにちは!

今回は日高市・O様邸の屋根カバー工法によるリフォームをご紹介します。

今までの記事は、こちらから♪
日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
日高市・O様邸 数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄

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まずは、屋根の棟板金を撤去します。

棟板金とは
屋根の頭頂部に設置された板金のことです。

2023_03_15_06_00_42_037_3.jpg


その際、細かなゴミが出ますので、
丁寧に掃除をします。

2023_03_15_06_00_42_066_9.jpg



その後、屋根の下葺き材として、
改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。

2023_03_15_06_00_42_071_10.jpg


使用致します商材は、カッパ23
釘穴シール性寸法安定性に優れたルーフィングシートです。


釘穴シール性
シートを固定するために釘を打つのですが、
釘穴シール性により、シートが釘をぎゅっと締め付け、
釘と穴の間のすき間を出来にくくします。
それにより、水が屋根に侵入するのを防ぎます。

寸法安定性
温度や湿度などの影響による、寸法および形状の安定性のこと。
これが優れているということは、
外的環境により伸縮する度合いが少ない、ということです。


ルーフィングシートは、屋根の防水において重要な部材です。

これから設置するセネターの防水効果も素晴らしいものですが、
それに頼ってばかりですと、屋根に大きな負担がかかります。

よって、屋根材だけでなく、
ルーフィングシートによる防水も併せ、
屋根全体の防水効果を上げていきます。



次に、屋根材のセネターを設置します。

2023_03_15_06_00_42_122_21.jpg

一気に屋根がグレードアップしますね!

デグラ・セネターは、
GAISO所沢店において、いち押しの屋根材です。

見た通りの美しさもさることながら
耐久性もピカいち

2019年の千葉県南部を襲った台風15号、
観測史上最強クラスの、まだまだ記憶に新しい台風ですが、
多数の屋根被害があった中、
セネターの屋根被害は、全くなかったそう

それもそのはず、
セネターは、風速70m/sの風圧実験をクリアした商材
その品質の高さが実証されたというわけです。
(ちなみに、この千葉の台風15号は、最大瞬間風速48.8m/sでした)


しかも、材料品質保証が30年ついております。
品質の高さが長く保証されるのですから、安心も倍増!ですね。



...すみません、この後換気棟が設置されるのですが、
長くなってしまったので、一旦小休止。

続きは、次の記事でご紹介しますね!





狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪


こんにちは!

前回に引き続き、狭山市・M様邸のリフォームの様子、
今回は、屋根カバー工法です。

前回の記事は、こちらです。
【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪


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コケが大量に発生し、屋根材の劣化が著しい、M様邸。
今回は、屋根カバー工法でリフォームをします。


屋根カバー工法は、既存の屋根の上から、
新しい屋根材を被せていくリフォーム方法です。

既存の屋根を取り外す手間がなく、
また、その際に出る大量のごみを処理する必要もないので、
時間も、そしてお金もセーブできる、
人気の高い工法です。


特に、2006年以前に建てられた建物の場合、
屋根にアスベストを含んでいる恐れがあります

その場合、アスベストによる汚染を防ぐため、
その解体や処分に、余分にお金がかかりますので、
屋根カバーが採用される場合が多い、という実情もあります。

2006年以前...というと、17年以上前。
ちょうど多くの方がリフォームをされる時期にも当たりますね。



話は戻りまして、M様邸です。

まず、屋根カバー工法の際不要となる、
棟板金を撤去します。

BEFORE
2023_03_03_07_07_01_734_7.jpg


AFTER
2023_03_03_07_07_01_754_11.jpg

とてもすっきりしました!


その後、屋根の防水対策に欠かせない、
ルーフィングシートを張ります。

2023_03_03_07_07_01_816_25.jpg


使用致しますのは、
カッパ23という、改質ゴムアスファルトルーフィングです。


アスファルト、という言葉にあるとおり、
アスファルトを染み込ませた紙(アスファルト含浸紙)を
「改質アスファルト層」で挟み、

そして、その上に、
「鉱物質粉粒」と「特殊合成樹脂」を塗布し、
下からも「合成繊維不織布」で、コーティングされている...という、
多層構造で成り立っています。


カッパ23を製造されている日新工業株式会社さんが、
わかりやすく画像にして下さっていますので、
転載させていただきますね♪


カッパ23.png
引用元:日新工業株式会社



改質ゴムの名の通り、
優れた弾力性がありますので、
このように複雑に入り組んだ部分も、お手のものです!

2023_03_03_07_07_01_795_20.jpg


屋根防水のかなめともいえる、
下葺き材、改質ゴムアスファルトルーフィング

普段は屋根の下に隠れ、
その存在を意識しづらい部材ですが、
屋根カバー工法の際、
非常に広く使用されております。

ぜひこの機会に覚えておいて下さいね♪


次の記事では、
屋根カバー工法についてご紹介します。






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