日高市・屋根裏の空気環境を健やかに~換気棟を設置します
こんにちは!
今回は、前回に引き続き、
日高市・O様邸の屋根工事について、ご紹介します。
前回は、ルーフィングシートを張り、
セネターにより屋根カバーを施工致しました。
今回は、換気棟の設置をします。
今までの記事は、こちらから♪
→日高市【現地調査】割れや変色が目立つ屋根と塗膜劣化が進む外壁を確認!
→日高市・数年後に違いがわかる!GAISOこだわりのバイオ高圧洗浄
→日高市・釘穴シール性・寸法安定性に優れたルーフィングシートとセネターで屋根カバー
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換気棟とは、
屋根裏に集まった、熱や湿り気を帯びた空気を排出し、
外の新鮮な空気と交換する装置です。
屋根裏は、太陽からの熱を受けた屋根から伝わる熱や、
お風呂や台所、人間の呼気から発生する熱が上昇し、
集まってきます。
この熱や湿り気を帯びた空気により、
夏は猛烈に熱くなりますし、
冬は気温差による結露が、大きな問題となります。
熱や湿気を帯びた空気が滞留することにより、
木造住宅の基礎部分を腐らせてしまったり、
屋根裏の熱が居住空間にも伝わり、室温も上昇。
建物にも、人にも負荷がかかり続けます。
このような、住空間に悪影響のある空気を、
屋根の頂点から排出し、
軒先や換気棟から、涼しい空気を取り入れる部材が、
換気棟です。

換気棟の部材が取り付けられました。
その後、さらに上に、カバーとなる部材が設置されるのですが、
屋根のてっぺんに穴が開いていますよね。
ここから、屋根裏の空気が排出されます。
ちょっと違う角度から見てみましょう。

換気棟の部材、厚みがあるのがわかりますか?
換気棟の部分を拡大してみますね!

少しわかりづらいかもしれませんが、
換気棟の厚みの部分に、細かな穴が開いているんです。
ここから屋内の空気が排出されます。
この仕組み、わかりやすく解説された画像が、
ケイミュー株式会社様のHPに掲載されておりましたので、
画像をお借りしました。(ケイミュー株式会社様、ありがとうございます!)
画像は上から、夏・冬バージョン。
右側が、換気棟ありの場合です。


(引用元:ケイミュー株式会社)
換気の流れがよくわかりますね!
「頂上の穴から雨水は入ってこないの?」という質問がたまにありますが、
雨水が入ってしまった場合でも、
きちんと屋外へ排出される仕組みとなっているので、ご安心を。
本当によく考えられた構造です。
屋根のリフォームをお考えの際は、
ぜひ換気棟の設置をご検討ください♪
それでは、次も興味深いリフォームです。
煙突のリフォームについてご紹介致します!
